夜ドラ「作りたい女と食べたい女」〔全10回〕 (第1回・2022/11/29) 感想

NHK総合・夜ドラ『作りたい女と食べたい女』
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第1回〔全10回〕の感想。
なお、原作の漫画・ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』は、既刊3巻(2022年11月15日現在)既読。
料理が大好きだが、1人暮らしで小食のため、「もっとたくさん作りたい」と日頃から感じている野本(比嘉愛未)。そんなある日、職場でのストレスから、とても一人では食べきれない量の料理を作ってしまう。そこで野本は、同じマンションに住む女性・春日(西野恵未)に思い切って声をかけてみた。それを機に、豪快な食べっぷりの春日との関係は自然と深まっていく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・漫画・ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』
脚本:山田由梨(過去作/17.3 about a sex(2020年、AbemaTV)全9話)
演出:松嵜由衣(過去作/時効警察はじめました、痴情の接吻、ハレ婚。) 第1週
中田博之(過去作/高嶺と花(FOD)、いとしのニーナ(FOD))
音楽:伊藤ゴロー(過去作/映画「君は月夜に光り輝く」「思い、思われ、ふり、ふられ」)
制作統括:坂部康二(NHKエンタープライズ)(過去作/オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ)
:大塚安希(MMJ)(過去作/オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ)
:勝田夏子(NHK)(過去作/半分、青い。、半径5メートル、空腹を満たしなさい)
※敬称略
恐ろしいくらいに "ただの原作漫画の動画化"
基本的に、原作となった作品と、それを “ドラマ化した作品” は比較しない立場だが、今作については原作となった漫画を既読だから、第1回の感想の冒頭にだけ少しだけ…
恐ろしいくらいに “ただの原作漫画の動画化” である。
敢えて “動画化” と書いたのは “ドラマ化” にも至っていない中途半端な作品だから。
これ、どうして、もっと映像、ドラマであることを意識したカット割りや編集、更に演技や魅(見)せ方を脚本家も演出家も追及しなかったのか疑問)しかない。
これでは、「やはりNHKも “夜飯テロドラマ” に進出か?」って感じだけ。
確かにタイトル通りに “作りたい女” と “食べたい女” を描いてはいるが、果たしてそれだけで初見の人たちに対して「次も見たい」の訴求力があるのか疑問しかない。
「静かに見守りたい連ドラ」になってくれそうで楽しみ
最初に厳しいことを書いたが、ハッキリ言って、原作も “作りたい女” と “食べたい女” を描いているだけなのだ(苦笑)
ただ、これから思いもよらぬ方向に進展して面白くなっていくわけで(原作との比較はここまで)…
とにかく、比嘉愛未さんが醸し出すやわらかな雰囲気も良いし、ガツガツ食べるドラマではあるが全体の印象は決して視聴率確保を目指してガツガツした感じはなく、むしろ懐が深いドラマの印象だ。
15分刻みで、少しずつ人間関係の変化や進捗を描くのがちょうど合っている感じもするし。
とにかく “静かに見守りたい連ドラ” になってくれそうで、楽しみである。
あとがき
原作既読なのでネタバレするのも嫌ですから、感想は毎回書かないかもしれません。
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