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連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第41回・2022/11/28) 感想

不連続テレビ小説「舞いあがれ!」

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第41回〔全?回〕第9週『私らはチームや』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


北海道・帯広でのフライト課程に臨む舞(福原遥)は、貴司(赤楚衛二)からの手紙と短歌で勇気づけられる。帯広で舞は3人一組のチームに分けられるが、またしても柏木学生(目黒蓮)、水島学生(佐野弘樹)と同じ班になる。そして担当教官は、学生の間でも名うての鬼教官と呼ばれる大河内教官(吉川晃司)であることがわかり、戦々恐々の中、フライトシミュレーターによる訓練が始まる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7
   嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9
   佃良太(過去作/星とレモンの部屋)
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3,4,5,7
   野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8
   小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6
   松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 9
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
     管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略



感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。


正直、よい意味で裏切られました… ホッ!

あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)

今週も先週に続いて、新生舞ちゃんのドタバタコメディ風の訓練物語が進むと諦めていましたが。

正直、よい意味で裏切られました… ホッ!

演出が基本に忠実

冒頭から意外過ぎるくらいに、じわじわっと離陸した「航空学校・帯広校」の初日。

やはり、朝ドラの月曜日がオープンロケで始まると気持ちがよい

その上、想像以上に劇伴は少なめで、新天地ということで丁寧にナレーション処理で補足

クレジットには、今作の演出は今週が初担当の松木健祐氏が担当だ。
朝ドラ『ひよっこ』(NHK/2017年度前期)では2週分など、まだベテラン演出家というわけではないようだ。

しかし、それが功を奏したのか、とにかく演出が基本に忠実

まずは、脚本に書かれた筋書きを丁寧に映像化し、今作風に言うなら予定飛行ルートからわき見操縦も逸脱運転もせず、ひたすら着地点まで運行した感じだ。

ただ、それだけでは乗客が飽きてしまうから、ところどころ映像的な面白味、例えば英語の発音の癖がスゴイ… 山下教官(板倉チヒロ)を盛り込んでコミカル要素も取り入れて、無事に15分間のフライト終了って感じだった。

"不安だらけの舞ちゃんが頑張ってる姿"がメインで描かれた

今回で良かったのは、とにかく、主人公の言動で物語が作られて、動いていること。

周囲のドタバタに巻き込まれて主人公を無理やりに動かすのではなく、主人公自身の不安が発する言葉や動作によって、周囲の人たちが動き描かれた。

そう、簡単に言えば、“不安だらけの舞ちゃんが頑張ってる” ことがメインで描かれ)たのだ。

どうやら、「なにわバードマン編」以来に “ドラマ” のように見えたのが今回だといえる(苦笑)

描かれるべきことが描かれれば、多少のことは気にならない

もちろん(では困るが)、粗探しや重隅突きをやればツッコミどころは出てきて当然。

ほぼ “舞ちゃん、できないにも程があるよ” 的なことばかりだから(汗)

しかし、“ドラマ” として “不安だらけの舞ちゃんが頑張ってる” ことが注意深く、且つ確実に描かれば、私は多少のツッコミどころは気にならない

但し、ここでちゃんと明言しておきたいのは、今回の脚本と演出が赤点ギリギリの及第点だってこと。

これ以下だと褒められないから!

どうして先週は、あんなドタバタコメディみたいに別物に?

こうなると、どうして先週は、あんなドタバタコメディみたいに別物になってしまったのか? と。

今週と先週で違うのは演出担当と舞台だけで、脚本家は一緒だから。

そこで、一つの仮説。

メインの桑原亮子氏から交代した脚本家が、「航空大学校編」になったってことであれこれと盛り込んだ上に、第2週目からはチームが3人ずつに分割しちゃうから、1週目で全員分の新キャラ紹介を強引に盛り込んだのではないだろうか。

でも、今回を見れば分かるが、別に全員を1週まで細かく紹介しなくても問題ないレベルだったのだから、急がば回れ… だったと思う。

あとがき

今回を及第点と認めないと、今後を楽しめないってレベルだったような。

最低限として、“自分から前には出ないけど、みんなのためには人一倍頑張るヒロイン” が踏襲されて描かれたので良かったです。

あとは、これ以下にならないのを祈ります…


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【これまでの感想】

第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 
第9週『私らはチームや』

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連続テレビ小説『舞いあがれ!』第41回

『私らはチームや』内容2007年4月座学課程に続き、帯広でフライト課程へ進んだ舞(福原遥)時折届く、貴司(赤楚衛二)からの手紙と短歌に勇気づけられていた。舞たちは、3人ひと組のチームに分けられ、舞は、柏木(目黒蓮)水島(佐野弘樹)と同じチームに。担当教官は鬼教官という噂の大河内(吉川晃司)だった。初フライトへ向け、フライトシミュレータによる訓練が開始。敬称略作、嶋田うれ葉さん演出、松木健祐さ...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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