拾われた男 LOST MAN FOUND[再/地上波初] (第7話・2022/11/22) 感想

NHK総合・ドラマ10『拾われた男 LOST MAN FOUND』
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第7話〔全10回〕[再/地上波初]の感想。
なお、原作となった… 俳優・松尾諭氏によるエッセイ『拾われた男』は未読で、NHK BSプレミアムやDisney+での放送・配信も未鑑賞。
「兄が脳卒中で倒れた」という米国からの電話に驚きながらも、急きょ人生初のアメリカへ飛ぶ諭(仲野太賀)。空港に迎えに来た兄の親友・ウッディの英語に戸惑いながら兄の病院に到着し、15年ぶりに兄との再会を果たす。諭は、多国籍な仲間に囲まれてレストランで働いていたという自分の知らない兄の姿に困惑しつつ、兄が不法滞在の身で医療費も高額だという現実にがく然とする。そこへ「バグ・レディ」と呼ばれる女性が現れて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:俳優・松尾諭氏によるエッセイ『拾われた男』
脚本:足立紳(過去作/佐知とマユ、いつかティファニーで朝食を、六畳間のピアノマン)
演出:井上剛(過去作/朝ドラ「あまちゃん」チーフ演出、大河「いだてん」チーフ演出)
音楽/音楽監督:岩崎太整(過去作/スニッファー嗅覚捜査官、dele、全裸監督1,2)
制作・著作:ウォルト・ディズニー・ジャパン/NHKエンタープライズ)
※敬称略
8割近くを"英語の台詞と日本語字幕"で押し通した説得力!
前回の前振りから急展開に “シリアス路線” へ入り込んだ今作。
残り3話しかないと分かって見ていても、微塵も先の展開が予想できない。
まあ、大人気ドラマだからこそ地上波に降りてきたわけだから、それなりの結末は用意しているだろうが。
また、(恐らく)大人の事情によって兄・武志(草彅剛)の出番を引っ張っているとは思うが、物語の構成、特に “小出し” のやり方が秀逸なため、全く気にならない。
いや、むしろ、草彅剛さんの名演技をじっくり堪能できて満足感が高まったくらいだ。
その上スゴイと思ったのは、全編の8割近くを “英語の台詞と日本語字幕” で押し通したこと。
そして、それでもキッチリと物語を伝えつつ、俳優も魅せて、更に次への期待感も盛り込むとは!
あとがき
細かいことですが、日本編と海外編で映像の雰囲気が違うと思ったら、海外ロケ班は撮影、照明、録音技師さんが違うんですね。
特に手持ちカメラの使い方が全く違うのでチェックしてみたら、海外の場面は映画『るろうに剣心』シリーズ(WBJ/2212,2014)の撮影監督だった石坂拓郎さんでした(納得)
それに日本のドラマで外国人タレントを採用する場合、多くは老舗の「稲川素子事務所」契約のタレントさんが多くなる傾向がありますが、今作の場合は多方面からキャスティングされているので、新鮮味があって良かったです。
さて、次回以降どうなるやら…
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【これまでの感想】
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