拾われた男 LOST MAN FOUND[再/地上波初] (第6話・2022/11/15) 感想

NHK総合・ドラマ10『拾われた男 LOST MAN FOUND』
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第6話〔全10回〕[再/地上波初]の感想。
なお、原作となった… 俳優・松尾諭氏によるエッセイ『拾われた男』は未読で、NHK BSプレミアムやDisney+での放送・配信も未鑑賞。
京都太秦での撮影が終わったら、結(伊藤沙莉)にプロポーズしようと決めていた諭(仲野太賀)だったが、役にのめり込み、相手女優(佐藤めぐみ)に恋してしまう。馬鹿正直にその悩みを結に吐露した諭は彼女を大激怒させてしまい、婚姻届提出はすったもんだの展開に。数年後、覚悟を持って妻と子を持つ俳優となった諭は、ハリウッドを目指す後輩俳優(青木崇高)に刺激され、英語を学び始める。そこへ、アメリカから意外な電話が。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:俳優・松尾諭氏によるエッセイ『拾われた男』
脚本:足立紳(過去作/佐知とマユ、いつかティファニーで朝食を、六畳間のピアノマン)
演出:井上剛(過去作/朝ドラ「あまちゃん」チーフ演出、大河「いだてん」チーフ演出)
音楽/音楽監督:岩崎太整(過去作/スニッファー嗅覚捜査官、dele、全裸監督1,2)
制作・著作:ウォルト・ディズニー・ジャパン/NHKエンタープライズ)
※敬称略
「わじわじーする」って、こういう使い方をするんだ
結「あ~ わじわじーする」
なるほど、「わじわじーする」って、こういう使い方をするんだ。
と、分かる読者様だけ分かればいいってことで(笑)
(まだ入籍前の設定だけど)まるで、夫婦漫才!
「バカ正直」という表現がコンプライアンス的に問題があるのか知らないが、とくかく “ピュア” を完全に超越した “バカ正直” な諭(仲野太賀)。
それに負けないくらいに(こっちは男女差別か?) “男前” な結(伊藤沙莉)。
あまり、こういうことは書かないが、仲野大賀さんが演じる諭のヘタレ加減や弱虫っぷりが絶妙すぎる。
その上、伊藤沙莉が演じる結の怒り心頭と無視のメリハリが凄すぎて。
まるで、夫婦漫才。(まだ入籍前の設定だけど)
久し振りに、テレビドラマを見ながら声を出して笑ってしまった。
各エピソードと全体の構成のうまさは称賛に値する
で、話は “ラブシーンに慣れない俳優” と “ラブシーンをしてきた夫に慣れない未来の妻” の物語から、時間経過を経て妻子のある諭の元へアメリカから兄・武志(草彅剛)が病気との知らせが… である。
中盤で、役にのめり込み過ぎて相手女優(佐藤めぐみ)に恋してしまった諭の気持ちを知った結との大げんかの夜のシーンに、諭たちの部屋を双眼鏡でのぞいてため息をつく芸能事務所「FMC」の社長・山村ひろ子(薬師丸ひろ子)がワンシーン&ワンカットだけインサートされていたのが印象的。
とにかく、全10話の第6話だから折り返し地点として、数年の時間経過を挟んで見事に「新章」に移行する感じだ。
これだけ詰め込んでも、各エピソードがキラキラしているし、連ドラとしての連鎖性もしっかり担保されているのは称賛すべき。
今後が楽しみだ。
あとがき
樋口真嗣監督を始め、今回もカメオ出演が豪華すぎます。
それにしても、今作のように、しっかり&丁寧に作り込まれたドラマを見ると幸せな気持ちになります。
逆に、奇を衒った企画や、客寄せ目当てのキャスティングや、既視感漂いまくりの展開や演出のドラマを見ると… おっと、そういうドラマは見ないことにしました(苦笑)
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