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アトムの童 (第5話・2022/11/13) 感想

アトムの童

TBSテレビ系・日曜劇場『アトムの童』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram

第5話『買収完了』の感想。



那由他(山崎賢人)らは完成したゲームを発売するため、ゲーム配信サイトの審査に応募する。だが、興津(オダギリジョー)が裏で手を回したため、全て審査落ちしてしまう。興津は那由他と隼人(松下洸平)、海(岸井ゆきの)を呼び出し、配信に協力する代わりに、アトム玩具が持つ造形技術を譲るよう迫る。だが、那由他らは興津の提案を拒否。自らのやり方で結果を出すと宣言する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:神森万里江(過去作/ラヴソング、相棒シリーズ、この恋あたためますか)
脚本協力:畠山隼一(過去作/大阪環状線シリーズ、世にも奇妙な物語21) 第2~5
兒玉宣勝(過去作/PTAグランパ!゙、闇芝居 第8期) 第2~5
演出:岡本伸吾(過去作/インハンド、病室で念仏を、この恋あたためますか) 第1,2,5
   山室大輔(過去作/天皇の料理番、グランメゾン東京、テセウスの船) 第3
   大内舞子(過去作/この恋あたためますか、TOKYO MER) 第4
   多胡由章(過去作/美味学院、TAXMEN)
音楽:大間々昂(過去作/地味にスゴイ!校閲ガール、ファイトソング、マイファミリー)
ナレーター:神田伯山
※敬称略



"爺さんズ"も勉強しているのに、まだデジタル音痴なの?

第5話まで見たが、今回で視聴離脱しようか検討してしまった。

その理由は、あくまでも≪私≫が期待している『日曜劇場』からどんどんかけ離れて行くからだ。

今回だって、描こうとしていることは理解しているつもりだ。
しかし、う~~~ん。

今回は、冒頭で「アトム玩具」の “爺さんズ” がノベルティグッズとしてフィギュアを作り、主人公たちに「配信だから…」とツッコまれて、そこから体験会へつながって話が進展していくわけだが、これでいいのか? って、こと。

『日曜劇場』だから"爺さんズ世代"へ分かりやすく描く必要がある

そもそも、 “爺さんズ” が時代の潮流についていけなくて困っている「アトム玩具」を、那由他(山﨑賢人)、隼人(松下洸平)と海(岸井ゆきの)が協力して、大好きな「アトム玩具」を復活させようというのが、今作の始まりだったはず。

だから、本来描くべき流れは、例えば、まずは那由他が、「本来は配信だけど、一昔前のように体験会でもやってみようか?」があって、隼人が「でも、今の若者が会場に来てくれる?」があって、海が「お父さんたちにフィギュアを作ってもらったら?」で、ないの?

で、“爺さんズ” が「配信じゃないのかよ?」から、“爺さんズ” と “視聴者” へ<今回のゲームの売り方>の説明を丁寧にして理解してもらうことが、 “ドラマ” として “アトム玩具の立て直し” になるのでは?

やはり、若い視聴者が多い放送枠ではない『日曜劇場』枠だからこそ、爺さんズ世代” へ分かりやすく描く必要があると思うのだが。

で、更に困ったのが、描く順番が違うだけでなく、分かりやすく描くべき部分をゲーム販売やインディー開発者の手助けをするパブリッシャー・相良(玄理)がSAGAS興津社長(オダギリジョー)に那由他たちの “やり方” を説明した場面だけで終わらせたこと。

私は全くゲームをやらないオジサンだが、これ位の事は理解できる。
でも、少し上の世代の人は本当に理解していたのか? と思うのだ。

「SAGAS」が欲しいのは"特許"なら特許料を支払えばよいのでは?”

もっと書きたいことは山ほどあるが、殆どが愚痴だから書くのも読むのも精神衛生上よろしくないから一点だけ。

「SAGAS」が欲しいのは “特許” でしょ?

“爺さんズ” の発想力やデザイン力やセンスではなく “特許”。

だったら、あれこれ裏工作しないで「SAGAS」が特許料を払って使えばよいのでは???
お金持ちなんだから…

一つの提案として。
まだ “特許” が具体的に描かれていないうちに、 “爺さんズ” の発想力やデザイン力やセンスがあってこその “特許” であることを後付けして誤魔化して、いっそのこと<アトム玩具ごと乗っ取る>展開にした方が分かりやすいような…

あとがき

個人的には面白く見ています。

ただ、一つ引っ掛かってしまうと、芋づる式に気になってしまって、作品の世界に引き込まれなくなる… それが「サクセスストーリー」だと思うんです。
ですから、もう少し、SNS界隈のこと、銀行関連の描写も頑張って欲しいです。

また若干他力本願にはなってしまいますが…
前回登場した日本製のキャラクター玩具の収集家で「アトム玩具」の投資家になったK・ラマチャンドラン(KOUROSH AMINI INGO)に那由他たちが相談すれば、冒頭の「本来は配信だけど、一昔前のように体験会でもやってみようか?」が提案するのでも良かったと思います。

分かりやすく描くべき部分と、誤魔化しても問題ない部分の選択と集中をちゃんと精査していただきたいです。


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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