連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第29回・2022/11/10) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第29回〔全?回〕/第6週『スワン号の奇跡』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
スワン号の記録飛行を終えた舞(福原遥)は、3年生が抜けた新生なにわバードマンのパイロットを目指して、トレーニングを続ける。そして時は秋になり、部内選考が行われ、その結果新しいパイロットには由良(吉谷彩子)が選ばれる。舞は、由良に祝福の意を表すが、琵琶湖の空を飛んだ気持ちが忘れられず、いつしか「パイロットという職業」という本を手にする。それを目にした由良は、自分の夢を語り始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~5,6週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」)
佃良太(過去作/星とレモンの部屋)
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3,4,5週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け)
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
やや強引だが、うまいナレーションによる必然的な軌道変更
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
N「来年も飛びたい思いでいっぱいの舞ちゃん」
N「飛行機への憧れは いつしか空を飛ぶことへの憧れに変わっていました」
N「夢が変わったことに どこか後ろめたさを感じていました」
どう評価してよいのか分からないですが、とにかく、ドラマなら急展開、自動車なら急な進路変更、飛行機なら急旋回… おっと “ドラマ” ですから急展開で良かったですね。
やや強引な印象を受けますが、このまま「なにわバードマンのパイロット伝説」を続けるはずはないわけで、必然的な軌道変更ってことだと思います。
従って、「やるなら今でしょ!」のタイミングなので不満も違和感もありません。
久留美、佳晴、貴司、悠斗ら4人の脇役の描き方に注目してみた
さて、本編の感想。
ただ、「不満も違和感もありません」だけでは感想にはならないから、気になったことを書いてみる。
それは、唐突&無理やりに久留美(山下美月)とその父・佳晴(松尾諭)、貴司(赤楚衛二)、主人公の兄・悠人(横山裕)を交えてきたこと。
これまで、とくに幼少期の描写を見れば分かるように、上記の4人は “ドラマ” 上で大した役割はないから、物語の流れ上で必要性がなければ、わざわざ描く必要はないのだ。
特に、今回のように歌を忘れたカナリヤが突然歌いださせる程に急旋回をする大事な回なら、ナレーションに依存し過ぎないで、福原遥さんに主人公の心情描写を演じてもらう方が “ドラマ” として説得力が増すはず。
脇役の挿入よりも、主人公で描く方を選択してほしかった… のが本音。
「ホームドラマ」としては、もっと4人を盛り込んでも良い
ただ、「ホームドラマ」であることを今以上に重視して欲しいと思っている私としては、むしろ、もっと4人を盛り込んでも良いと思っている。
要は、もっと舞(福原遥)の日常描写の中に両親と同等にとは言わないまでも、もう少し存在感を表すべきだと。
理由は簡単で…
今後の展開で主人公が幼なじみや兄に報告するような大きな展開があった時に、今以上に唐突な感じになるはずだからだ。
繰り返すが…
主人公が将来的に貴司と結婚するなら話は別だが、既に今後は「航空学校」エリート学生・柏木弘明(目黒蓮)が登場するのは公式に告知済みだから、まだ分からない。
だとすれば、現状の主人公は文字通り「家と学校の2拠点と往復」しか描かれていないから、祥子(高畑淳子)を含めて主人公に近い脇役の存在を視聴者に意識させておくことも、「ホームドラマ」としても「ドラマの広がりの余地」としても残した方が良いと思う。
まだ、始まって1か月半で先は長いのだから…
あとがき
公式サイトなどをよく読み直してみると、どこにも「岩倉舞が旅客機のパイロットになる」とは書いてないんですよね。
むしろ、簡略化すると「パイロットになる夢は、「ものづくり」の喜びと人との係わりで、やがて新しい形で空への夢を見つけていきます」とあります。
従って、全体の約1/4が終わろうとしている今が、起承転結の「起から承」への転換期で、それで “パイトロットになる” を強調して、年末年始頃の「転」で更に急旋回するのかも?
とにかく、なにわバードマンのくだりは悪くなかったですが、流石に2週間は長かったので、気分一新で進んでほしいです。
『舞いあがれ!』関連番組情報
11月10日『ニュースLIVE! ゆう5時』(公式サイト)で岩倉浩太役の高橋克典さんのインタビューが放送されます!
放送日時:11月10日(木) 午後5時~5時57分(NHK総合)
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【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
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第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
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第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
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第5週『空を飛びたい!』
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第6週『スワン号の奇跡』
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