ファーストペンギン! (第6話・2022/11/9) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『ファーストペンギン!』
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第6話『テレビ出演で港に大波乱!?』、ラテ欄『テレビ出演で港町は大騒ぎ! 敵だらけの社長の秘策と涙の別れ…』の感想。
永沢(鈴木伸之)のため、会社の将来性を証明しなければならなくなった和佳(奈緒)。そこへ運よくテレビ取材の話が舞い込み、和佳は難色を示す片岡(堤真一)を乗り気にさせると、浮かれる漁師達に対し杉浦(梅沢富美男)に取材を知られないよう注意を促す。その杉浦が、和佳の事業への考えを改めさせようとする中、取材を巡って船団が嫌がらせを受け、乱闘騒ぎが起きてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
実話:「荒くれ漁師をたばねる力 ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命」坪内知佳(著)
脚本:森下佳子(過去作/義母と娘のブルース、JIN-仁-、ごちそうさん、天国と地獄)
演出:内田秀実(過去作/あな番、恋です!ヤンキー君と白杖ガール) 第1,2,5話
小川通仁(過去作/恋のから騒ぎドラマ、天才バカボン3) 第3,6話
今和紀(過去作/恋です!ヤンキー君と白杖ガール 第6話のみ) 第4話
チーフプロデューサー:三上絵里子(過去作/逃亡医F、ダマせない男、金田一少年の事件簿S5)
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、シャーロックUS,テセウスの船、危険なビーナス、恋はDeepに、日本沈没-希望のひと-)
主題歌:緑黄色社会「ミチヲユケ」
ドラマとして本質的に考えれば…
厳しいことをいえば…
『ファーストペンギン!』というタイトルなのだから、“ドラマ” の本質としては「永沢(鈴木伸之)の退社宣言と彼女の気持ち」がなくても、主人公自身がテレビ取材を武器に漁協の嫌がらせ対策の “秘策” を思いつくべきだと思う。
更に、どうしても「永沢の退場劇」を盛り込みたいなら、「永沢が ‘さんし船団丸’ にとって不可欠な人材」であることをもっと強調しておくべきでは?
これまでの騒動三昧の展開に比べれば、かなり良くなった
ただ、これまでの騒動三昧の展開に比べれば、かなり良くなったと思う。
まず、これまではよそ者な主人公に対する “嫌悪感” が騒動の原因だったのに、騒動自体が‘さんし船団丸’ への “妬みや嫉妬” であることが明確化された。
更に、儲け話を黙って見ているわけにはいかない杉浦漁協長(梅沢富美男)の心の変化を描いたことで、主人公のやろうとしていることが漁協に大きな影響を与えつつあることも描かれた。
それらによって、主人公の言動が正当化して見えるし、“秘策” を思いつくまでの試行錯誤が見えてきた。
これくらい “騒動” に必然性があれば、決して騒動三昧だとは言いにくい。
どうか今後も、騒動を描くなら騒動の原因と結果だけでなく、しっかり騒動の両社の心情を丁寧に描いてほしい。
あとがき
これ、漁協との騒動は主人公案件にして、永沢の騒動は片岡(堤真一)たち案件にして、二人三脚で乗り越えても良かったかもしれません。
でも、今回はなかなか良かったです。
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