連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第25回・2022/11/4) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第25回〔全?回〕/第5週『空を飛びたい!』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
舞(福原遥)によるテスト飛行を控え、スワン号の最終的な組上げに取り組む部員たち。由良(吉谷彩子)は、舞に操縦桿(かん)の扱い方を教えるとともに、その操縦次第でどこへでも行けるとパイロットの醍醐(だいご)味を打ち明ける。一方、舞の父・浩太(高橋克典)は工場を拡大。株式会社IWAKURAを立ち上げる。そうした近況を舞は兄・悠人(横山裕)に電話で伝える。そして、いよいよテスト飛行の日がやってくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1,2,3,4,5週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」)
佃良太(過去作/星とレモンの部屋)
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3,4,5週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん)
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け)
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
いろいろ、好意的に解釈しておきます…
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
主人公が “頑張ると発熱する” のは、中高生時代の運動部系の部活で心身ともに強くなったからで…
ペダルを漕ぐのと体力増強の映像はあったのに、離陸とそれより難しい着陸の練習がなかったのは、勉強と同じで “やってること” になっていると好意的に解釈しておきます(苦笑)
冒頭での舞と由良のやり取りが今作のすべて…
冒頭の舞(福原遥)と由良(吉谷彩子)の次のやり取りが今回のすべてだったように思う。
由良「操縦かん持ってみて」
舞「はい」
由良「それを動かしたら 尾翼が動いて
飛行機の進む方向が変わる。
上下左右どこへでも
岩倉が行きたいとこへ飛んでいけんねん」
舞「どこへでも…」
由良「それがパイロットのだいご味や」
今後の展開、特に本当の意味での「新章」に向けて、これでもか! とネタ振りした感じだ。
"製造する"から"操縦する"に、さりげなく舵を切った!
以前に、“描かれなかった10年間” の直後の今週を「大学・青春編」として「新章」と表現していたが。
先の “本当の意味での…” とは、前作『ちむどんどん』(NHK/2022前期)で例えるなら、主人公が上京してレストランで働き出すのは第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』だが、主人公が従業員の一人として実質的に働き出したのは “魔の10連勤” が描かれた第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』だった。
その前の『カムカムエヴリバディ』NHK/2021後期)では戦後が描かれ始めた第7週『1948-1951』が実質的な「新章」だった。
従って、今作も例に漏れず第7週からが本当の意味での「新章」になるはず。
そう考えると次週に大きな結末と転換点が用意されているわけで、それを考えても今回の「岩倉が行きたいとこへ飛んでいけんねん」は、予告編(内容には触れない)と合わせて、少々強引な感じはするが…
この1回分で主人公がやりたいこと、やっていくであろうことが飛行機を “製造する” から “操縦する” に、さりげなく舵を切ったような気がする。
やはり、ばらもん凧を “作る” から “揚げる” で成長した主人公が、模型飛行機を “作る” から “飛ばす” で更に成長し、今度は人力飛行機を “作る” から “操縦する” で≪飛ぶモノと一体化する≫のにうまく移行したのは良かった。
"飛行機好き"が主軸の朝ドラであること明確に描かれた
更に今回で良かったのは、スワン号の最終的な組上げに取り組む部員たちや、テスト飛行に真剣に向き合う部員たちが、ちゃんと映像で描かれたこと。
やはり、台詞で語るよりも、俳優さんたちの演技で見せる方が説得力が増すから。
更に、父・浩太(高橋克典)、母・めぐみ(永作博美)、兄・悠人(横山裕)の部分が描かれ、ホームドラマらしさも醸し出した。
特に「株式会社IWAKURA」スタートのスピーチのくだり…
浩太「ほんで ゆくゆくは 飛行機に
うちの部品を載せたい思てます」
笠巻「飛行機好っきゃな」
結城「けど でっかい夢や」
“飛行機好き” な父娘であることも強調されたし、もしかすると父親の部品が載った飛行機を娘が操縦… なんて展開もありそうな気配があって、ちゃんと “飛行機好き” が主軸に置かれたドラマであることも分かって良かった。
あとがき
ホント、これといった騒動がないので淡々と進んでいるように感じますが、あれこれ騒動三昧になったり、詰め込み過ぎで意味不明になるよりはずっと良いです。
何より、前作と違って「応援したくなるヒロイン」なのが安心です(笑)
『あさイチ プレミアムトーク』に出演の刈谷 役の高杉真宙さんや撮影秘話を見ると、感慨深いものがありますね。
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【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
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第5週『空を飛びたい!』
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