ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

PICU 小児集中治療室 (第2話・2022/10/17) 感想

PICU 小児集中治療室

フジテレビ系・月9『PICU 小児集中治療室』
公式リンクWebsitetwitter、Instagram

第2話『火傷を負った幼い姉弟…「正しい判断」とは?』の感想。



PICUに重度のやけどを負った6歳の理玖(中村羽叶)が搬送される。武四郎(吉沢亮)は植野(安田顕)から、母親の京子(紺野まひる)と9歳の姉・莉子(田中乃愛)の付き添いを指示された。そんな中、武四郎は莉子の異変に気付き、莉子にも無事、処置が施される。その後、植野から莉子の声が今まで通りには出ないことを伝えられた京子は、莉子には話さないでほしいと頼むが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:倉光泰子(過去作/ラヴソング、アライブがん専門医のカルテ、純愛レゾナンス)
演出:平野眞(過去作/監察医 朝顔シリーズ、ショムニシリーズ、HEROシリーズ)
音楽:眞鍋昭大(過去作/SUITS[1,2]、後妻業、姉ちゃんの恋人)
主題歌:中島みゆき「イ具(とも)に」



感想は、第2話で終了します…

最初に断っておきます。
第1話で感想は離脱するつもりでしたが、宣言をしていなかったので、宣言代わりの感想にします。
というわけで、ほぼ全編いいことは書けないと思います…

この作品に "人の生き死に" や "子役" が必要なの?

さて、医療ドラマに限らず、恐らくすべてのテレビドラマにおいて、“人の生き死に” を描けば、「涙腺崩壊必至」とか「泣けるドラマ」だとか、理由も内容もともかく感動するものだ。

また、画面に子どもが登場すれば、何となく感情移入して応援したくなるものだ。

だから、子どもが患者の医療ドラマを見て “感動” する人がいることは否定しないし、作り手もそこを狙っているのだから、とやかく言うつもりはない

しかし、いつもブログに書いている通り、私は劇中で “生き死に” を扱う時は必然性が必要であると訴えている。
例え、それが医療ドラマであろうと。

従って、私は常に「この作品に “人の生き死に” や “子役” が必要なの?」と思って見ているから、それだけで感動することはない

まあ、そんな前提の人が書いていると思って読んでいただきたい。

描くべきものを1つに絞り込むべきでは?

さて、第2話の感想。

第1話の感想に書いた通り、最後まで “何を伝えたいのか?” が見てこずイライラしてしまった。
これが正直な感想。

もっと具体的に書くなら、描くべきものを1つに絞り込むべきでは? ってことだ。

1作品の中に、あれもこれも盛り込んで、ドラマ『監察医 朝顔』みたいのを作りたい… が、ひしひしと伝わり過ぎるのだ。
だから、イライラしてしまう。

普通の “ダメなドラマ” は、あれこれ盛り込んで作り手自身たちが “訳が分からなくなる” ような作品が多いのだが、今作は確信犯でやっているから、見ていて “?” の連続になってしまうのだ。

一番気になった部分

気になる点は多々あるが、もう見ないので一番気になった部分だけ書いてみる。

それは、序盤でミスをして「休め」と指示された主人公が、事件経過はあったにしても、すぐにPICUで勤務に就いていること。

医療現場、特に救命の現場は慢性的な人不足で過酷な労働なのはわかるが、流石に主人公が勤務し過ぎである(苦笑)

これなら、上司から「チーム医療」について指導されたことで、猛省するような主人公を描いた方がマシだったと思うが…

それと、最大に気になったことかも知れないのは…

4人しかいないのに、主人公以外が何をやっているのか今一つ見えてこなかったこと。

ぎりぎり、PICUの科長・植野元(安田顕)は役割があるが、他に目立った役割があったのは、PICU以外のベテラン麻酔科医・今成良平(甲本雅裕)と小児外科科長・浮田彰(正名僕蔵)の2人では、本末転倒のような…

あとがき

だらだらと愚痴を書いても、読んでくださる読者様たちもつらいでしょうからまとめますよ。

詰まるところ、今作はPICUを描きたいのか? ほぼ新人医師を描きたいのか?
第2話で、ここが明確になったら見続けられたのに…

因みに、現役ナースの妻は「流石に、医療従事者を馬鹿にしすぎ! もう見ない」って言ってました…

 

〔お願い〕
勝手なお願いで恐縮でございますが…
コロナ禍で、未だ仕事が激減中です。
Amazon楽天市場からお買い物する際は、当ブログ内のバナーなどのリンク経由で買ってくださると、私にポイントが貯まります。
また、ブログを書き続けるモチベーションアップにもなります。
引き続き、皆様のご協力をお願い申しあげます。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17332/


【これまでの感想】
第1話 

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

PICU 小児集中治療室 第2話「火傷を負った幼い姉弟に何が?正しい判断とは…?」

なんか、中島みゆきが主題歌を唄うドラマといえば、「Dr.コトー診療所」を連想してしまうのは私だけでしょうか?でも、ある意味、難しい条件、という意味では共通してますよね。解決のめどすら立たない、深刻な人手不足問題に直面するのですから…北海道を舞台に、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れることのできるPICU(小児専門の集中治療室)を作るため、そして医療用ジェット機の運用...

PICU -小児集中治療室- 第2話

武四郎(吉沢亮)は、深刻な人材不足に悩むPICUの力になろうと、休日を返上して出勤します。 しかし、同僚医師・綿貫(木村文乃)や看護師・羽生(高梨臨)から「一人にカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまいます。 同じ頃、植野(安田顕)は、PICU推進のための意見交換会で、北海道内の医師たちに協力を呼び掛けていました。 しかし、会に参加した医師・...

PICU小児集中治療室 第2話

内容何か出来ることがあれば、と休日出勤した志子田(吉沢亮)だが同僚医師の綿貫(木村文乃)や、看護師の羽生(高梨臨)から、帰った方が良いと勧められてしまう。そのころ植野(安田顕)は、意見交換会に出席し、協力を求めるが。札幌共立大の渡辺(野間口徹)らから拒絶されてしまうのだった。“PICU”も、鮫島知事(菊地凛子)の選挙目当ての動きにしか過ぎないと。そんななか、やけどを負った姉弟が搬送されてくる...

PICU 小児集中治療室 #02

『火傷を負った幼い姉弟に何が?正しい判断とは…?』
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: