連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第1回・2022/10/3) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第1回〔全?回〕/第1週『お母ちゃんとわたし』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
舞(浅田芭路)は、ねじ工場を営む父・浩太、母・めぐみ、兄・悠人の4人で東大阪に住んでいる。舞は原因不明の発熱の為、小学校を休みがちだが、始業式から八日目、発熱もなく登校する。小学校には舞のお気に入りのうさぎ・スミちゃんが飼われている。幼馴染・貴司の薦めで飼育係になった舞は、生涯の友人となる久留美とスミの世話をすることになる。一方、舞の隣家でお好み焼き屋を営む梅津雪乃(くわばたりえ)は心配する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」)
佃良太(過去作/星とレモンの部屋)
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン)
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん)
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け)
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
皆さん、「○○ロス」など無く、お元気ですか?
皆さん、お元気と? 管理人の “みっきー” です!
前作の「ハイサイ~」のご挨拶が一部で評判が良かったので、ちょっとやってみましたよ。
長崎在住の友人に「挨拶は標準語と同じだよ」と言われたので、「何かあいさつに使える五島弁はないの?」と聞いたら、「“お元気ですか?” は “お元気と?” と言うかな?」ってことだったので、本編が始まったら、修正&更新しますね。
放送前から「脚本3人体制」発表の異例さ
いよいよ、始まった2022年後期の連続テレビ小説『舞い上がれ!』。
まず、意外と異例なのが、放送前から「3人の脚本家によるリレー作品』であると事前発表があったことだ。
詳しくは、『朝ドラ「舞い上がれ!」脚本3人リレー体制で無事に舞い上がれるか?』に書いたので読んでほしい。
自分勝手、強運の持ち主、成功者ばかりの朝ドラは、もう要らないから
で。別に勘繰るつもりはないが…
当初のライターとされた桑原亮子氏は、重度の聴覚障がいがあることを公言されている。
小学6年生ころから徐々に聴力を失い、早稲田大学在学中に “原因不明” の感音性難聴と診断されたそうだ。
桑原氏の作品で私が大好きで印象に残っているドラマが、柄本佑さん主演のNHK『心の傷を癒すということ』(2020年)だ。
桑原氏が初めて手掛けた連ドラ脚本で、阪神・淡路大震災の被災者たちの心のケアに努めた精神科医の物語で、桑原氏自身が中学2年生の時に阪神・淡路大震災で被災している。
従って、今作に期待をしているのは “作家性” をどこまで映像に盛り込んで来るのか? だ。
前作を見た視聴者なら、脚本家(だけではないが)の “作家性” が作品に与える影響の大きさを思い知ったはず)。
従って、恐らく全体の構想を考えたであろう桑原氏の “作家性” はほかの2人の脚本にも受け継がれるはずだし、そうならないと連ドラとして破綻する可能性もある。
そこで注目したいのが、桑原氏が自らの体験を作品に上手く反映させることが、『心を癒す…』同様に今作でもできるか?
いや、むしろ主人公の “原因不明の発熱” に、桑原氏の経験や体験が反映されているのかも知れない。
そうやって思えば、弱者の立場、弱者に向き合う立場などを丁寧に描いてくれる可能性もある。
自分勝手、強運の持ち主、成功者ばかりが描かれた印象しかない某朝ドラとは違う作品になることを期待したい。
手作り感と優しくほんわかしたオープニング映像が良かった
さて、半年間も続く朝ドラの第1回でこの先を予想したところでどうにもならないことも、前作でまるっとスリっとゴリっとエブリシングお見通しだ!(汗)
従って、今回は映像的に注目した点について書いてみようと思う。
まず、オープニング映像だ。
ちょっと『ひよっこ』(2017年前期)を思わせるような “手作り感” のある映像に、『カムカムエヴリバディ』(2021年後期)の全編アニメーションも彷彿させる雰囲気が、どこかで見たと思ったら、クレジットタイトルに「新井風愉」の名前があった。
新井氏の作品は数々あるが、私がネットで見て心に残っているのが関電工の『想いをつなぐ』篇WEBムービー』だ。
どこか共通点を感じると思う。
全編に"キーカラー"が"青色"で統一されており安心感がある
もう一つ注目したのは「青色」だ。
今作の番組ロゴもメインカラー、キーカラー(重要な鍵となる役割の色)は「青色」になっているが、劇中でも様々なところで「青色」が印象的に、さり気なく使われていた。
「主人公らの衣装」、「物干し台」、「納品書の伝票の文字」、「ねじを入れた箱」、「空」、「海」そして「つづく」の輪郭線など。
前作が「青色、緑色、黄色、橙色のグラデーション」で “多種多様な” 雰囲気を出そうとしたが、やや散漫な印象になったのに対して、今作は公式サイトのデザインを含めて「キーカラーは “ブルー”」に統一されている。
この辺の一貫性の創出も、決して悪くない。
また、多色なのはにぎやかで明るくて魅力的だが、青色は「空と海の全てを包み込む」ことから “雄大さ” や “爽やかさ” があり、「平和・信頼・誠実」などの象徴とされているし…
毎朝 "普通" であってほしい。それだけ…
さて、内容について。
15分で、わかるはずがない(苦笑)
前作が前作だけに、とにかく “普通” なら一定の満足はできるはずだ。
いや、大きな満足なんて望まないから、毎朝 “普通” であってほしい。
それだけ…
あとがき
今作って、「大阪(東大阪)」、「長崎(五島列島)」、「北海道(帯広)」と3つの地域で、3つの物語が紡がれるようなので…
事前情報でも、相当量の登場人物と、それを演じる俳優陣がすでに発表されていますよね。
う~~~ん、ついつい前作の亡霊が…(困)
今作も、俳優さんたちに頑張ってほしいです。
最後に。 前作を完走したので、途中離脱はないと思いますが、最近の朝ドラは一寸先は闇なので、よちよち歩きで感想を綴るつもりです…
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