連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全125回〕 (第118回・2022/9/21) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
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第118回〔全125回〕/第24週『ゆし豆腐のセレナーデ』の感想。
※ 本作は、2022年8月31日、NHK東京放送局で撮影が終了しました。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
暢子(黒島結菜)はまったく気が付かないままだったが、歌子(上白石萌歌)と智(前田公輝)のふたりはもどかしい関係が進まないままだった。だがある日、ひょんなことからふたりは山小屋で過ごすことになり、距離が急速に近づくが…。優子(仲間由紀恵)は歌子の心中を受け止めて励ます。そして和彦(宮沢氷魚)は、歌子と智の間柄をなんとかしたいと思い悩んで、ある決断をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15,18,22週
松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12,17,19,24週
中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13,16,20,23週
大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9週
田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11,21週
寺崎英貴(※)(過去作/オーディオドラマ 青春アドベンチャー「嘘か真か」) 第17,19週
内田貴史(過去作/「なつぞら」助監督) 第22週
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※「崎」の漢字は本来「たつさき」
※敬称略
作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、脚本家などの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。
いくら仕事と名誉のためでも、俳優さんたちはご苦労なこと
私なら、食べ親しんでいる地元料理より、東京の銀座の名店で腕を振るっていたイタリア料理を振る舞ってもらった方が嬉しいですが(苦笑)
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
それに、こう言っちゃなんですが、これ、出演者は台本を読んで芝居をしてるんですよね。
で、この展開。
順撮り(放送順に撮影すること)ではないのは当然だが、第118回の台本は最低限読んでいる状態で、この展開を理解して演技をしているのだから、いくら仕事と名誉のためとはいえ、俳優さんたちはご苦労なことだと思います…
どうしても解せないのは、なぜ和彦が愛のキュービッド!?
前回同様に、脇役の恋バナになんて、1ミリも興味がないからスルー。
どうせ、どう見たって、なるようにしかならいし…
前回からの展開で、どうしても解せないのは、歌子(上白石萌歌)と智(前田公輝)の仲を取り持つ係が和彦(宮沢氷魚)なこと。
この一点に尽きる。
依頼主? の博夫(山田裕貴)の立場を考えれば、比嘉家直系血族でない和彦に頼みやすいのはわかるし、暢子(黒島結菜)との二択なら和彦の方がマシなのもわかる。
ただ、一視聴者としては、和彦という “男” は、6年も交際し結婚直前まで話が進んでいた “女性” を第70回で突然「全部なかったことにしてくれ。ごめん。愛と結婚する資格はない」と告げて捨てたし。
新聞記者時代には “男女平等” を叫んでいた割に、目の前で “仕事を子育ての両方” を頑張っている妻のサポートしているようにも見ないような、言いたくないが “ロクな男” ではないのだ。
愛のキューピッド役は、賢秀が良かったと思う
では、誰が歌子と智の仲を取り持つ係に適任だったのか?
異論反論あると思うが、ここでこそ賢秀(竜星涼)の出番だと思う。
当然、賢秀は一応 “まとも” になった設定だし、養豚場で働いているから簡単に留守にするわけにはいかないし、妻が身重だから、何かと現実的に考えたらハードルは高い。
しかし、これは “ドラマ” だ。
“アリエン” ことが平然と起こり続けた「騒動至上主義」の “連ドラ” だ。
だから、いくらだってご都合主義の辻褄合わせなんて思いつく。
簡単にやるなら、賢秀がいつも通りに “図々しく” 養豚場の世話係を、沖縄県人会長の三郎(片岡鶴太郎)に頼めば良いのだ。
賢秀と和彦が協力して歌子と智にお節介を焼いても良かった
私はいっそのこと、沖縄を仕事の拠点にした智に、賢秀と和彦が協力して “お節介を焼き” に沖縄へ行っても良かったと思う。
だって、賢秀のせいで借金が膨らんだ比嘉家があったから良子(川口春奈)への喜納金吾(渡辺大知)の求婚があって、そのおかげで良子と博夫は結婚したようなもの。
更に、智は和彦との沖縄県人会の遠足の時の沖縄相撲で本心を語った経緯もある。
だから、今回の智の “結末” を考えたのなら、それに最適なのは賢秀と和彦であり、こういう状況こそが “連ドラ” らしく、また “回収” となると思う。
これだって、賢秀と和彦が “図々しく” 三郎に沖縄料理店「ちむどんどん」の手伝いも頼んじゃえば済むのだ。
適当な冠婚葬祭の行事を作り上げて『比嘉家だョ!全員集合』
まあ、こんなまどろっこしいことをしなくても、一発で済んだ方法もあるにはある。
それこそ、先日には優子の借金完済が描かれたばかりだから、適当な冠婚葬祭の行事を作り上げて、ちょっと仲たがいをしていた親戚の比嘉賢吉(石丸謙二郎)と和恵(土屋美穂子)も呼んで、久しぶりに『比嘉家だョ!全員集合』をやっても良かった。
で、みんなで「歌子と智をくっつける作戦」のドッキリを仕掛ける… みたいな。 そうすれば、前回の善一(山路和弘)の “一人反省会” だって、ちょっとは微笑ましく映ったのではないだろうか?
そして、こういう展開が “連ドラ” らしいし、更に最終月らしい “回収” というものだと思う。
あとがき
結末を作ってから展開を考える割には、ここの「中年男性トリオ」の皆さんは “計算が不得意” だから困りますね。
これだけ騒動三昧でネタフリしまくった割に「なるほどね」が皆無…
少しは逆算しても、罰は当たらないと思いますが…
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。
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【これまでの感想】
第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 土
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 土
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 土
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 土
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 22 23 24 25 土
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 土
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 土
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 土
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 土
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 土
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 土
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 土
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 土
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67 68 69 70 土
第15週『ウークイの夜』
71 72 73 74 75 土
第16週『御三味(うさんみ)に愛をこめて』
76 77 78 79 80 土
第17週『あのとき食べたラフテーの』
81 82 83 84 85 土
第18週『しあわせのアンダンスー』
86 87 88 89 90 土
第19週『愛と旅立ちのモーウイ』
91 92 93 94 95 土
第20週『青いパパイアを探しに』
96 97 98 99 100 土
第21週『君と僕のイナムドゥチ』
101 102 103 104 105
第22週『豚とニガナは海を越えて』
106 107 108 109 110 土
第23週『にんじんしりしりーは突然に』
111 112 113 114 115 土
第24週『ゆし豆腐のセレナーデ』
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