連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全125回〕 (第117回・2022/9/20) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
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第117回〔全125回〕/第24週『ゆし豆腐のセレナーデ』の感想。
※ 本作は、2022年8月31日、NHK東京放送局で撮影が終了しました。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
暢子(黒島結菜)は、連休を使って和彦(宮沢氷魚)と健彦(三田一颯)と3人で沖縄やんばるに里帰りした。健彦は大自然の中を無邪気に遊び、暢子は畑で採れたばかりの野菜をほお張り…。里帰りの日々は楽しいことばかりで、あっという間に過ぎていった。一方で歌子(上白石萌歌)と智(前田公輝)との間はもどかしく進展していなかったが、ふたりで山にでかけたことから思わぬ展開に…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15,18,22週
松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12,17,19,24週
中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13,16,20,23週
大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9週
田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11,21週
寺崎英貴(※)(過去作/オーディオドラマ 青春アドベンチャー「嘘か真か」) 第17,19週
内田貴史(過去作/「なつぞら」助監督) 第22週
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※「崎」の漢字は本来「たつさき」
※敬称略
作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、脚本家などの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。
今回の "ダラダラな15分間" を分析してみる
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
申し訳ないですが、脇役の恋バナになんて、1ミリも興味がないからスルー。
とにかく、どうでも良い話を15分間ダラダラと垂れ流すのもどうかと思うが、それを言ったら感想すら書けなくなるから、ダラダラを分析しようと思います。
飲食店経営者が「春の連休」に家族そろって帰省って?
まず、気になるのは、前回から描かれている「主人公の帰省」の時期だ。
店の開店から何年だって、息子が何歳になろうが、どうでもいい。
登場人物たちは “半袖” を着てはいるが、劇中で言及されているのは、前回のナレーションにあったように「春の連休」だ。
「盆休み」でも「夏季休暇」でもなく「春の連休」だ。
NHKでは特にニュースでは「ゴールデンウイーク」という単語は使わずに「大型連休」とするから、それに準ずれば一般的に「春の大型連休」に休暇を取ったということになる。
となれば、小学校教師の良子(川口春奈)と博夫(山田裕貴)が休暇を取っているのは不思議ではないが、長女・晴海は? という疑問は残る…
でも、それ以上に気になるのは、暢子(黒島結菜)と沖縄料理店「ちむどんどん」だ。
「春の連休」と言えば、飲食業にとって “繁忙期” ではないのか? ってことだ。
今回、劇中では次のようなことを暢子が言っていた。
暢子「いろいろあるさ…。東京のお店のこと 和彦君の仕事のことも」
でも、これは良子が「沖縄に帰ってくれば?」の質問に対しての答えであって、「春の連休」に留守にしている店を心配しているわけではない。
となると、流石に経営者としてお気楽すぎるような…
暢子は良子と博夫から借りた200万円の分として…
ここで、もう一つ気になることがある。
とにかく、お気楽だろうが何だろうが、暢子は夫と息子を “帰省” という名の “旅行” をしているのは間違いない。
そして、前回の暢子のモノローグでは次のようなものがあった。
暢子(M)「おかげさまで お店は大繁盛」
※ ※ 暢子(M)「(母が)家の借金は 全部返し終わったと言っていました」
前回の放送直後のネットニュースや SNS界隈でも『「ちむどんどん」諸問題、冒頭6分暢子ナレで解決!経営、実家の借金も一気』って感じで盛り上がっていた。
が、しかし、暢子の借金返済が終わったとは描かれていない。
「お店は大繁盛」と「家族で沖縄旅行(宿泊費はかからないが)」の交通費」などから、4年間で完済したと解釈しろと?
だとしたら、暢子は良子と博夫から借りた200万円の分として、この「春の連休」に “行けなくなった海外旅行” を “厚意へのお返し” として贈っても良かったような。
それこそ、母・優子と4人で行けるように手配して、更にそれこそ、暢子と和彦(宮沢氷魚)が協力して、一人残った歌子(上白石萌歌)を智(前田公輝)とくっつけるように手を貸す… みたいな方が、よっぽど「きょうだいの物語」にふさわしいと思うが。
あとがき
ここまで主人公そっちのけで “脇役の恋バナ” ばかり描かれると、残り9回しかありませんが興味がダダ下がりと言いますか。
でも、こうして騒動らしき騒動が無いと、本当に内容が無いんですよね。
いかに、今作が「騒動至上主義」でしか物語を作って来なかったのかがわかる回でした。
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。
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【これまでの感想】
第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 土
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 土
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 土
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 土
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 22 23 24 25 土
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 土
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 土
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 土
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 土
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 土
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 土
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 土
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 土
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67 68 69 70 土
第15週『ウークイの夜』
71 72 73 74 75 土
第16週『御三味(うさんみ)に愛をこめて』
76 77 78 79 80 土
第17週『あのとき食べたラフテーの』
81 82 83 84 85 土
第18週『しあわせのアンダンスー』
86 87 88 89 90 土
第19週『愛と旅立ちのモーウイ』
91 92 93 94 95 土
第20週『青いパパイアを探しに』
96 97 98 99 100 土
第21週『君と僕のイナムドゥチ』
101 102 103 104 105
第22週『豚とニガナは海を越えて』
106 107 108 109 110 土
第23週『にんじんしりしりーは突然に』
111 112 113 114 115 土
第24週『ゆし豆腐のセレナーデ』
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