家庭教師のトラコ (第9話・2022/9/14) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』
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第9話『トラコも知らない奇跡の過去』、ラテ欄『自分を捨てた母の死 奇跡でつながった3人の母親の胸で泣けた時 先生に戻る私』の感想。
10億円略奪で怪我を負ったトラコは、家庭教師を辞め、もっと簡単にお金が手に入る結婚詐欺へ手を染めようとする。一方、見合い結婚を決めた福多(中村蒼)のもとに、トラ子の母親が見つかったと養護施設から連絡が入る。福多は再会をすすめるが、トラコは拒否。上原里美(鈴木保奈美)、中村真希(美村里江)、下山智代(板谷由夏)に協力を依頼する。するとその3人とトラコには、過去に関係があったことが次第に判明していき…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:遊川和彦(過去作/〇〇妻、家政婦のミタ、女王の教室、同期のサクラ、35歳の少女)
演出:伊藤彰記(過去作/過保護のカホコ、ハケン占い師アタル、35歳の少女) 第1,2,5,7,9話
岩本仁志(過去作/ナースのお仕事シリーズ、野ブタ。をプロデュース) 第3,4,6,話
宮下直之(過去作/ももいろ あんずいろ さくらいろ) 第8話
音楽:平井真美子(過去作/ハケン占い師アタル、35歳の少女、となりのチカラ)
主題歌:森山直太朗「茜」
チーフプロデューサー:田中宏史(現担当バラエティー/ハ行列のできる法律相談所、月曜から夜ふかし、人生が変わる1分間の深イイ話、しゃべくり007、有吉反省会)
チーフプロデューサー:石尾純(過去演出作/怪物くん、家政婦のミタ、偽装の夫婦、ヒガンバナ)
難解な遊川作品だが、ここまで支離滅裂なのは珍しい…
次回が最終回だから、強引にあれこれ詰め込んだようだが。
それが余計に、今作が何を描きたいのかわからなくしている。
そもそも、遊川和彦氏のドラマはわかりにくい。
最終回まで見終えても、もやもやする作品が多い。
しかし、今作は第5話あたりから完全に意味不明な展開になっており、“遊川和彦ワールド” だから… と自分に言い聞かせて見てきたが、ここまで支離滅裂なのは珍しいと思う。
一体、脚本家の事情なのか、日テレの事情なのか…
主人公が"家庭教師"である必然性がほぼ失われている…
とにかく、そもそも論として今回のトラコ(橋本愛)の感情の推移がほぼ繋がっていないのが、わかりにくい元凶だ。
更に、これまで “3つの家族” につき “1エピソード” しか描いていないのに、急に “3人の母親” が協力して… って?
更に、遺産目当ての結婚ことか、実母の死とか、強引過ぎる。
今回の “オチ” が当初から決まっていたなら、第6話のトラコが育った養護施設のくだりとか、第7話の国家予算の話なんて、まるっきり必要なかったのでは?
それこそ、その2話分を “3人の家族” との係わりに割いて、今回だったら少しは納得できるが。
きっと、「家庭教師」という設定が邪魔をしているのだと思う。
トラコを何とか “3人の母親” を絡ませるために「家庭教師」を選択して、更に「お金の授業」を盛り込んだのだろうが、それなら前述のように前2話は単なる時間繋ぎで、むしろ “もつれ” が酷くなったような…
あとがき
今週で離脱するつもりでしたが、来週が最終回なので見てみるだけ見てみます…
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【これまでの感想】
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