石子と羽男-そんなコトで訴えます?- (第9話・2022/9/9) 感想

TBS系・金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』
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第9話『放火殺人』、ラテ欄『仲間が放火で逮捕!?最大の事件が始まる』の感想。
石子(有村架純)と羽男(中村倫也)はある放火殺人事件を調べることに。公園のトイレが放火され、焼け跡から焼死体が見つかった事件で、程なく、被害者がタクシー運転手の日向と判明する。日向の妻は、訪ねてきた石子と羽男に対し、当日、夫は自分達夫婦をだました不動産仲介業の社長に会いに行ったと証言。その社長ともめて殺されたに違いないと怒りをあらわにする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:西田征史(過去作/怪物くん、妖怪人間ベム、とと姉ちゃん、信長協奏曲)
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル、グランメゾン東京、MIU404、最愛) 第1,2,4,7,9話
山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、わたナギ、オー!マイ・ボス!、最愛) 第3,5,6,8話
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔シリーズ、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、MIU404、ゴシップ#、インジビジブル)
主題歌:RADWIMPS「人間ごっこ」
普通"連ドラ"の途中でキャラ変するは単純にダメなのだが…
今回、“連ドラ” として斬新さと面白さを感じたのが、数話前に羽男(中村倫也)のキャラクターが変わったことを “説明” として盛り込んで来たこと。
「恐らく、そうだろう…」と好意的に脳内保管しておいたのだが、流石に劇中で解説しちゃうとは!
以前の感想にも書いた通り、“連ドラ” の途中で “キャラ変” するは単純にダメなのだ。
しかし、その理由を描けるのも “連ドラ” だからであって…
この辺は、脚本家の構成力のたまものだと思う。
肝心の"大庭の案件"について思うこと
さて、肝心の大庭(赤楚衛二)の案件だ。
少々 “巻き込まれる” が重なり過ぎて、つくりもの臭さが漂うが…
それでも、物語としては2時間サスペンス風の味付けで、次回と2週跨ぎにする案件としては悪くない。
ただ、気になったことはある。
とても、個人的な見解だが。
前回は、ネット問題を一つの “連ドラ” で “二度” 扱うことに異議を唱えたのだが。
今回は、“マチ弁” のドラマとしては、いささか “事件が重大過ぎ” やしないか? ってこと。
まあ、近所や身近な人が困った案件だから… と言われたらそれまでだが。
でも、“ご近所トラブル” ばかりでは “ドラマ” として個人まり過ぎるのは理解はできる…
あとがき
案件はともかく…
三人のコンビネーションを、一人は留置所にいる構成でも魅せたのは良かったです。
そして、「もう次回が最終回?」と思わせてくれる連ドラも久しぶりだなぁと思います。
最終回前から、続編希望です!
大庭の実家のロケ地について
大庭の実家のロケ地は、ドラマや映画のロケで有名な「根津スタジオ」でした。
例えば…
テレビ朝日ドラマ『アイムホーム』(2015年)では水野美紀さん演じる野沢香の実家
フジテレビ『ルパンの娘2』(2020年)では瀬戸康史さん演じる桜庭和馬の実家
NHKドラマ『恋せぬふたり』(2022年)では高橋一生さん演じる高橋羽の家
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【これまでの感想】
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