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連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全125回〕 (第107回・2022/9/6) 感想

不連続テレビ小説「ちむわじわじー」

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第107回〔全125回〕第22週『豚とニガナは海を越えて』の感想。

 
 

 本作は、2022年8月31日、NHK東京放送局で撮影が終了しました。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。


暢子(黒島結菜)の沖縄料理店『ちむどんどん』は、客が全く増えてくれない。「このままだと矢作(井之脇海)さんへの給料が支払えない」と暢子は焦り、頭を抱える。そんなとき重子(鈴木保奈美)が「ちむどんどん」を訪れて…。養豚場では、清恵(佐津川愛美)の過去が暴かれたことから、賢秀(竜星涼)と清恵が大喧嘩(げんか)。賢秀は養豚場を去ることを決意。寛大(中原丈雄)に別れを告げるが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15,18,22
   松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12,17,19
   中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13,16,20
   大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9
   田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11,21
   寺崎英貴(※)(過去作/オーディオドラマ 青春アドベンチャー「嘘か真か」) 第17,19
   内田貴史(過去作/「なつぞら」助監督) 22
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
   高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
   帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
     藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※「崎」の漢字は本来「たつさき」
※敬称略



この投稿の趣旨について
この投稿は、私が今作を “今一つ” だと感じる原因を追究することで、今作だけでなく広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。

作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、脚本家などの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。


朝も早よから男女のトラブルで始める朝ドラもどうかと思う

ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!

前回の感想で、感想の上部に書いた「脚本家、演出家、制作統括の過去の担当作品群」を見れば、一部該当しない作品はあるが、3人が過去に手掛けた多くの朝ドラは “現代” “夫婦モノ” が多く、朝ドラお約束のベタな “女一代記” 風を作り、成功させたことが無い人たちだと書いた。

だから、そんな “男性3人” が集まって、“四兄妹” で “料理がテーマ” の朝ドラを作ること自体が失敗の確率が高い冒険だったとも書いた。

このことが、冒頭の賢秀(竜星涼)の描写でほぼ明らかになった気がした。

それは、「自分の恋愛や過去を “誰かの話” して語る」という手法が使われたから。

お気づきの人も多いと思うが、これは既に二ツ橋(高嶋政伸)が「フォンターナ」を辞めると言い出した時に、房子(原田美枝子)への恋心を吐露する場面で使用済みだ。

前回は二ツ橋の語りで二ツ橋自身の “男の切なさ” を、今回は清恵(佐津川愛美)の語りで勘違いした賢秀の “男の切なさ” を描いた。

使い回すのはどうかと思うが、少なくとも、上記の3人は “男の切なさ” を描こうとしたのだ。

こうして思い返すと、暢子(黒島結菜)への智(前田公輝)の片思い&失恋もぎりぎりセーフで、沖縄角力(おきなわすもう)で描いたともいえると思う。

もちろん、劇中では “モテ男キャラ” の和彦(宮沢氷魚)には “男の切なさ” なんて微塵もないことも、“3人” は承知の上で描いていると思うが(笑)

話がクドくなったが、好き嫌いはあろうが、最近の “賢秀パート” は “暢子パート” よりはマシに見える。

だって、これまでの “賢秀パート” は金の匂いしかしなかったが、今回は敢えて書くなら “純粋な恋心” を描こうとしているから…

繰り返すが、“暢子パート” と比べれば… の話だ。

そして、朝も早よ(はよ)から、男女のトラブルで始める朝ドラもどうかと思うが(苦笑)

朝ドラが、脇役の "怒鳴り声" と"舌打ち"から始まった…

さて、問題山積の “暢子パート” だが、こちらも朝も早よから聞きたくない、脇役の怒鳴り声と舌打ちから始まって、見なくてもお先真っ暗なのが、まるっとスリっとゴリっとエブリシングお見通しだ!

そもそもの話、開店前に、順風満帆で成功するはずはないと予想して、あれこれ作戦を考えていなかったのか? 夫がフリーランスになって(私がそうだから敢えて言うが)あてにならないことも考えなかったのか? というのが、最大の疑問だが、過ぎたことはしょうがいない。

"鍋の火"で"火事の元"について一切言及が無かったのが最悪

というわけで、まず今回で気になったのが “鍋の火” だ。

今回の描写で最大、いや朝ドラとして最悪なのは、“火事の元” になっていたことを論点に挙げなかったことに尽きる。

経営者としての暢子も、料理人としての矢作(井之脇海)も、家長としての和彦も、ハッキリ言って賢秀以上に大人として “クズ” だ。

因みに、建物火災の出火原因の第1位は「こんろ」なのだから。

火災とは?特徴や豆知識と備え | 災害対策 | 三井住友海上

更に困ったのは、鍋に火がついていた時、店内には歌子(上白石萌歌)がいたこと。

所詮、歌子は “火の番” はできないが、ギリで “近所へのおつかい” ならできる程度の人間… ってことか(笑)

要するに “鍋の火” という “騒動” ありきで物語を構成するから、肝心なことが抜け落ちるのだ。

食材が無駄だとか、料理人が、経営者がどうこうとか描く前に、≪人として最低限まともに描くこと≫の方を最優先させるべき)だと思うが。

不可解極まりないのが重子による"暢子アゲ用のスピーチ"

今回で、最も気になったというより不可解極まりなかったのが、和彦の母・重子(鈴木保奈美)の “暢子アゲ用のスピーチ” だ。

以前、朝ドラ『半分、青い。』(2018年前期)で、ポエムのような非現実的で意味不明な台詞が多用され、脚本担当の北川悦吏子氏が SNSで反論して物議をかもしだしたことがあるが、あれは脚本家が悦に入り過ぎて台詞の意味が伝わらなかっただけのこと。

しかし、今回の重子(だけでは無いが)のスピーチは長いだけで、言いたいことすらわからない

そもそも、重子が今の暢子の強力な応援団の一因に変貌したのも丁寧に描かれていないし。

せめて、青柳家のお手伝いさん・岩内波子(円城寺あや)まで配役したなら、何かしらの “オチ” でもないと、今さら “暢子アゲ用のスピーチ” を入れたところで、視聴者はポカ~ンなのだが…

なぜ、ここまで暢子の試行錯誤を描かないことを続けるのか

私ももう何度も書くのも面倒だし、繰り返し読むのもご苦労様だと思うが、お互い様ってことで(苦笑)もう少しお付き合い願いたい。

結局、何度も書くが、ナレーション「暢子は ちむどんどんを 一旦 休業することに決めました」という “結末” ありきで物語を構成するから、次のような理解しがたく非合理な展開になるのだ。

要するに、矢作への給料が払えないくらいに経営が傾いているのに、暢子が改善のために何もやっていないようにしか見えないことだ。

そう、試行錯誤が描かれていないのだ。

擁護派の人は「もう、万策尽きたからでは?」なんて都合よく解釈するかもしれないが、前回ではビラ配りをやっていたのに、今回では信用金庫の職員が提案しても動かないし、頭の中で新メニューを考えることもしないし、挙句の果てはせっかく客が来店しても「いらっちゃいませ」と言ったのは暢子だけ。

せめて、経営者としてお金がかからずにできるメニュー開発や従業員教育くらいは頑張ったように描く必要があったと思う。

もう、こうなってしまうと、冷静に見ている人たちは、暢子は「自分は正しい。来ない客が悪い。だから、やり方は変えません! やり方を変えるくらいなら店を閉めて、困らせてやる!!」って思っているようにしか見えないのだが。

残り3週間と数日だが、こんな状況では “のびしろしかないわ” なんて言っていられない…

今作は「騒動至上主義」と「暢子の正義がど真ん中をまかり通るストーリー」しかない!

今後の展開にしたって、主人公の店が潰れるはずはないのだ。

だから、主人公の作る料理の味の変化に気づいたキャラでもある重子(鈴木保奈美)と、主人公が耳を貸すキャラである房子(原田美枝子)が助言をして、また試食会(食事会か?)をサクッとやってメニュー変更してしまうに決まっているのだ。

それに、「予想をすると当たるから書かないで」と言われるが、誰もわかっていると思う。

あと二人、主人公が耳を貸すキャラがいることを。
そう、母・優子(仲間由紀恵)と良子(川口春奈)だ。

結局、結婚したから、重子、房子、優子、良子は身内なわけで、“うち(暢子)” は “身内” の言うことでしか動かないのは、今まで通り。

その間に当然 “騒動” を入れてくるから、矢作(井之脇海)が騒動担当者だ。

「#ちむどんどん反省会」も盛り上がっているようだが、結局は私が言い続ける「騒動至上主義」と「暢子の正義がど真ん中をまかり通るストーリー」でしか、話は構成されないし、進まないのだ。

これは、100回も見ればわかること。問題は、上の予想が今週だけか、来週に跨ぐかってだけのこと…

因みに、私が今作の感想で「騒動至上主義」と初めて書いたのが、5月24日放送の第32回。

そう、第7週『ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ』で、唐突に暢子(黒島結菜)と房子(原田美枝子)の対決が始まった時だ。

この「騒動至上主義」が発令される時は、下記のいずれかの条件が必ずある。

 ●何が何でも「話を進めたい」とき
 ●どうしても「登場させたいキャラがいる」とき

もちろん、上記の2つが重なる時もあるが。

あとがき

今回、ほぼ “身重” ってことがエピソードの中に組み込まれませんでしたね。

これ、「そんなに思い詰めるのはお腹の子に良くない」みたいな感じで、暢子の試行錯誤や、和彦や重子の助言を “普通” に描くだけで良かったと思います。

要するに、“お金” のことばかりを描いて、それこそ “火事” も含めて “生活” を通して “人間” を描かないから、つまらないし、下衆に見えてしまうのだと思います。

今に始まったことではないですけど(失笑)


☆⌒★ちむどんどん さしみてぃくぃみそ~れ~★⌒☆
「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。


しばらくの間、今作のコメント欄は閉鎖します
いつも読んでいただいた上に、コメントを投稿してくださり、ありがとうございます。
この度、今作への熱意のあるコメントへの返信は難しいことが多いため、通常のコメント欄では納得できるお返事ができないので閉鎖させていただきます。

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【これまでの感想】

第1週『シークワーサーの少女』
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第2週『別れの沖縄そば』
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第3週『悩めるサーターアンダギー』
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第4週『青春ナポリタン』
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第5週『フーチャンプルーの涙』
21 22 23 24 25 
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
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第10週『あの日、イカスミジューシー』
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第22週『豚とニガナは海を越えて』
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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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