連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全125回〕 (第102回・2022/8/30) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
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第102回〔全125回〕/第21週『君と僕のイナムドゥチ』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
暢子(黒島結菜)は、店の料理人の矢作(井之脇海)にどう働いてもらうか悩んでいた。矢作が「料理以外のことは一切やらない」と宣言したからだ。一方で和彦(宮沢氷魚)や、智(前田公輝)は暢子の働き過ぎを心配していて・・・。沖縄やんばるでは、優子(仲間由紀恵)、良子(川口春奈)、歌子(上白石萌歌)も暢子を心配していて。暢子を支えるためにある決断をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15,18週
松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12,17,19週
中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13,16,20週
大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9週
田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11,21週
寺崎英貴(※)(過去作/オーディオドラマ 青春アドベンチャー「嘘か真か」) 第17,19週
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※「崎」の漢字は本来「たつさき」
※敬称略
作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、脚本家などの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。
主人公パートは、完全に消化試合…
皆さまの小学校時代の夏休みは、今頃(8月末)が夏の宿題のラストスパートでしたか?
私の夏の1か月は、東京から実母の生まれ故郷の千葉県南房総で避暑暮らしだったので、宿題は7月中に終わらせていた真面目な長男でした(笑)
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
なんか、今回は感想を書くほどの内容も無い!
どうやら、今週で描くネタの全体容量が少ないのか、主人公パートは完全に消化試合な感じだ。
歌子と智の恋バナパートはどうでも良いが、ネックレスの…
以前は、歌子(上白石萌歌)と智(前田公輝)は、主人公・暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)よりは “マシなキャラクター” だった。
だから、暢子と和彦の恋バナが終わったから、次に歌子と智の恋バナに移行するのは大きな間違いだとは思わないし、むしろ暢子パートの “箸休め” 的な感じで見て楽しむことはできたと思う。
そう、以前は… だ。
でも、ご存じの通り、智は暢子が上京してからは “ストーカー気質” が顕著になりすぎて、むしろ “プチホラーキャラ” になってしまった。
今回のネックレスのプレゼントも普通なら純情で妹にもアタックする熱血漢に見えなくもないが、善一(山路和弘)に説明する場面何て入っちゃうと、更に “ストーカー気質” が強まったように感じてしまった。
また、歌子については、個人的には智を披露宴に参列させるエピソードによって、好感度も信頼度もダダ下がり中。
更に、今回はここだけ重箱の隅を楊枝でほじくりたいシーンが、歌子が智にもらったネックレスと良子(川口春奈)につけてもらうシーンだ。
あれ、普通は髪をよけて、髪の下にネックレスをつけてもらうのでは? もしくは、つけたあとで髪を持ち上げてネックレスを髪の下に… じゃないのかなと。
だって、上京した時は髪をアップにしてネックレスを強調したコーディネートなのだから、似合うかどうかを見極めるのは髪がネックレスの上じゃないの? と。
まあ、いいか。
なぜ、こんなに感想を書くのにテンションが上がらないか?
さて、本題。
なぜ、こんなに感想を書くのにテンションが上がらないか?
答えは簡単で、暢子の仕事パート、暢子と和彦の夫婦パート、歌子の民謡パート、歌子と智の恋バナパート、良子の給食パート、優子の畑パート、賢秀パートなど、細かく分ければ7つ以上になるが、すべてのパートが “繋がっていない” からだ。
もう、まだ、各パートが面白ければ、「7元中継」みたいで悪いとは思わない。 しかし、これまた困ったことに、7つ全部がつまらない!
そして、人物は物理的に行ったり来たりと交錯しているが、話自体は “繋がっていない” のだ。
今週の脚本と演出は、ナレーションの使い方が変
今週の脚本と演出は、ナレーションの使い方が変なのだ。
N「ちむどんどんオープンまで あと1週間。
食材選びも 最後の段階です」
こんなナレーションを入れるから、「えっ、開店1週間前で、あれこれ(敢えて書かない)決まっていないの!?」って感じになっちゃう。
むしろ、ナレーションを入れるべきは、不自然に盛り込んだ感じになっていた “良子の給食パート” と “歌子の民謡パート” の部分で、あそこに「一方、沖縄の二人の姉妹は…」くらいのナレーションを入れたら、少しは繋がった印象になったと思う。
智と歌子のテレポーテーションをもっと丁寧に描くべき
まあ、“繋がっているように見せる” なら、前回と今回の「智のテレポーテーション」と、今回の「歌子のテレポーテーション」を丁寧に描くべきだったと思う。
※テレポーテーション=瞬間移動
特に、注意を払うべきは「歌子のテレポーテーション」をだった。
きっと、演出家は暢子にとってのサプライズをやれば、視聴者にもサプライズになって面白いと思ってくれると信じてやったのだ。
でも、視聴者にサプライズしたって何の意味もないし、むしろ違和感増大でしかない。
これ、優子と良子の気遣いで暢子の所へ歌子を送り込んだのだから、時間軸に従って映像で見せた方が良かったのでは?
その方が、私が言っている優子の特徴である「わが子がやりたい事なら、他人に迷惑が掛かろうと常に応援しまくる、夫・賢三の “甘々” を超える “激甘体質”」が見事に映像化できるのだから(苦笑)
ドラマ、連ドラとして、どうにもならない状況になっている
それにしても、どうにもならない状況になっていると思う。
もう、私を含めた今作に疑念を抱いている視聴者なら、暢子に何が起ころうと「自業自得」としか見えないから、全く共感も応援もできないと思う。
そんな状況で、劇中の “溺愛×激甘” な脇役キャラが総出で暢子に共感して応援しても、これまた輪をかけて共感も応援も出来なくなっている… これが現実ではないだろうか。
あとがき
前回で唖然として、今回で一気につまらなくなりましたね。
きっと今週末には「ちむどんどん」は開店早々から大繁盛するでしょうから、、次回から “騒動三昧” でしょうね。
結局、騒動が無いと、本当に何にも無いことが今回で証明されちゃった感じがします。
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。
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【これまでの感想】
第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 土
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 土
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 土
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 土
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 22 23 24 25 土
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 土
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 土
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 土
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 土
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 土
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 土
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 土
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 土
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67 68 69 70 土
第15週『ウークイの夜』
71 72 73 74 75 土
第16週『御三味(うさんみ)に愛をこめて』
76 77 78 79 80 土
第17週『あのとき食べたラフテーの』
81 82 83 84 85 土
第18週『しあわせのアンダンスー』
86 87 88 89 90 土
第19週『愛と旅立ちのモーウイ』
91 92 93 94 95 土
第20週『青いパパイアを探しに』
96 97 98 99 100 土
第21週『君と僕のイナムドゥチ』
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