連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全125回〕 (第20週/土曜日版・2022/8/27) 感想 ※私をイラっとさせる男性キャラ簡易版分析付き

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
第20週『青いパパイアを探しに』の「土曜日版」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
暢子(黒島結菜)の開店準備が進む中、和彦(宮沢氷魚)が東洋新聞を退職することに。そしてその直後、暢子の妊娠が判明。不安もあるが、二人は大きな喜びの中にいた。だが事態を知った房子(原田美枝子)が暢子に告げたことは…。一方、沖縄では、良子(川口春奈)が学校給食を改革しようと奮闘していた。だがこれまでのやり方を変えるのは、相当難しいようで…
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15,18週
松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12,17,19週
中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13,16,20週
大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9週
田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11週
寺崎英貴(※)(過去作/オーディオドラマ 青春アドベンチャー「嘘か真か」) 第17,19週
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※「崎」の漢字は本来「たつさき」
※敬称略
作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、脚本家などの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。
余程うまくやらないと、語れば語るほど、語るに落ちる…
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
先週の「土曜日版」が “大量のナレーション” によってかなり “マシ” になったから、今週も期待したが、先週よりも “少なめのナレーション” のため、先週ほどに “本編” を “マシ” にする効果は薄かったのが残念だ。
いや、「大量 or 少量」でなく、むしろ中途半端に “少なめ” だったことが仇になったような気がする。
例えば、本編では二ツ橋が「暢子さんの沖縄そば」と言っていたのを、今回のナレーションは「暢子が作った沖縄そば」と言い換えたが…
これによって、鶴見から矢作を連れてきた暢子が、いつのタイミングで沖縄そばを仕込み、房子と “秘密兵器” を出すタイミングの相談をし、その間、矢作は一人で何をしたのか気になってしまった。
また、二ツ橋が矢作に言った「料理人として道を誤り信頼を失ってしまった」の台詞が…
矢作が銃砲刀剣類所持等取締法に違反し、無銭飲食し、警察への届け出はされていないとしても “ほぼ登記簿窃盗” を働いたことが、“人間として”、“大人として” のはずなのに、 “料理人として” にすり替えたことも強調されてしまった。
まあ、流石に今週の各エピソードが、ナレーションの補強くらいでは、ご都合主義、きれいごと、不自然、違和感、無法地帯っぷりが、薄まることはっても、払拭されることはできないと、判断したのだろう。
要するに、余程うまくやらないと、ナレーションが語れば語るほど、語るに落ちる… というやつだ。
従って、本編を見た人ならわかる通り、「15分×5回」で面白くないものは、ダイジェスト版にしたって面白くないってことだ。
的確なナレーションなら、無いよりはあった方がマシ
但し、今回の「土曜日版」で証明されたこともある。
やはり、「的確なナレーションなら、無いよりはあった方がマシ」だということ。
だから、本編にだって、土曜日版と同じか、それ以上のナレーションをつければ、マシになる可能性はゼロでないのだ。
それこそ、この「土曜日版」の編集、なれ原稿作成、録音は放送直前のはずがない。
いや、恐らく「土曜日版」のナレーション録りも「本編」の録音時に同時にやっていると思うのだ。
だとしたら、「土曜日版」用のナレーションを「本編」に上手く使うだけでも、印象を変えることはできると思う。
いいや、いっそ全部逆転させて、「本編」は「土曜日版」の希釈液(版)、「土曜日版」を「本編」の濃縮液(版)にしちゃったら視聴者が受ける印象が少しは変わるかも?
おっと、この大作戦を成功させるには、視聴者に “濃縮版” である「土曜日版」を絶対に見てもらう必要がある。
だったら、思い切って、月曜日に “濃縮版” を放送して “覚悟” してもらって、「踏み絵」を踏んだ人だけ火曜日からの “薄め液” を味わえるとか?
でも、週明けから “濃縮版” を口にしたらドロドロと濃過ぎて、胸やけを起こして離脱しちゃうか(笑)
あとがき(その1)
今週の内容については、既に本編の感想に書いたので省略します。
あとがき(その2)
では、本編の感想で一切触れなかったことを書きますね。
今作が起死回生するには、賢秀と矢作が警察で罪を認め罰を受け “更生させる姿” を描くことだとは書きましたが、もう一人、和彦を “湾曲したマザコン” から “まともな大人” として描くことも必要だと思うんです。
だって、あの、あの、あの暢子ですら銀座の小さなレストランに勤めて「貯金200万円」も貯めたのだから、和彦だって新聞社の社員として7年働いたのなら「少しは金出せ!」ですよ(おっと、感情的になってしまった…)
あとがき(その3)
まあ、今作に登場する女性キャラは置いといて、とにかく男性キャラが酷い。
●父・賢三は家族は人に迷惑をかけても許しちゃうくらいに “甘々”
●大人になってからの兄・賢秀は “人に迷惑しかかけないクレイジー・ニーニー”
●智は “ストーカー気質”
●石川博夫は論理派の割に “感情的でヘタレ”
●平良三郎は神出鬼没で自己陶酔型の “ナルシスト・オジー”
… と、まあ挙げたらキリがありません。あ~あ、言っちゃった(笑)
まあ、女性陣はヒロインを頂点にこれまた… やめておきますね。
愚痴と粗探しは、別の機会に…
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。
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【これまでの感想】
第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 土
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 土
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 土
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 土
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 22 23 24 25 土
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 土
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 土
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 土
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 土
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 土
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 土
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 土
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 土
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67 68 69 70 土
第15週『ウークイの夜』
71 72 73 74 75 土
第16週『御三味(うさんみ)に愛をこめて』
76 77 78 79 80 土
第17週『あのとき食べたラフテーの』
81 82 83 84 85 土
第18週『しあわせのアンダンスー』
86 87 88 89 90 土
第19週『愛と旅立ちのモーウイ』
91 92 93 94 95 土
第20週『青いパパイアを探しに』
96 97 98 99 100
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