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ユニコーンに乗って (第8話・2022/8/23) 感想

ユニコーンに乗って

TBS系・火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram

第8話『裏切りは罠!? 小鳥さんの私生活!』の感想。



海斗(坂東龍汰)の一件から前に進むため、新たな仲間の採用を決意した佐奈(永野芽郁)たち。ネット上で名を轟かす天才エンジニア“ミン・ソヌ”をスカウトするため、eスポーツ大会に参戦することに!そんな中、小鳥(西島秀俊)が突然会社を早退。心配に思う佐奈は、小鳥の自宅を訪問。そこで今まで明かされなかった小鳥の私生活を知ることに。また海斗の裏切りも罠だった説が浮上。海斗の隠された過去と真相にも近づいていく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:大北はるか(過去作/グッドドクター、ラジエーションハウス1,2)
演出:青山貴洋(過去作/下町ロケット2、天国と地獄、DCU) 第1,2,3,6
   棚澤孝義(過去作/半沢直樹2013、死役所、インジビジブル) 第5
   泉正英(過去作/病室で念仏…・、TOKYO MER、インジビジブル) 第4,7
   竹村謙太郎(過去作/アンナチュラル、MIU404、インジビジブル) 8
音楽:青木沙也果(過去作/この初恋はフィクションです)
主題歌:DISH//「しわくちゃな雲を抱いて」

"連ドラ" の「一話完結」として見れば…

今作が “連ドラ” の「一話完結」として見れば、個人的に超好きな部類のエピソードだ。

仲間が一致団結して、メンバーのことを真剣に思い、その思わるメンバーも仲間の大切さを信じて… みたいな友情ドラマのようなお話。

やはり、長年フリーランスで仕事をしていると、余計にメンバーシップ(組織を構成するメンバーが自分の役割を果たし、その集団の一員として全体に貢献すること)の大切さと重要性が身に染みているから。

だから、今回のように、同じ組織に属していても、年齢や性別、役割、組織に求めるものは違えど、団結できるってストーリーは、素直に感動できる。

素朴な疑問…なぜ「スタポ二キャンパス」を描かないのか?

ただ、“連ドラ” 全体を見渡すと、ちょっと評価は変わらざるを得ない。

まず、せっかく前回のブレスト合宿で「新体制」で団結した上に、合宿所近くの学校がモニターに参加してくれるまで描いたのだから、なぜ “その続き” で「スタポ二キャンパス」を描かないのか? という素朴な疑問。

まあ、これまでも今作は、脇役のエピソードは「一話完結」なのは良いとして、なぜかメインであるはずの「スタポ二キャンパス」も、一話で切って、次回へ飛んじゃう。

やはり、『ユニコーンに乗って』のタイトル通りに “会社の成長” を描くなら、やはり “スタポ二キャンパス」の進化” を描かずして、他を描く意味があるのかとまで思うのだが…

回想シーンによる "後出しジャンケン" が多過ぎる

もう一つ気になったのが、回想シーンによる “後出しジャンケン” が多過ぎること。

細かくは書かないが、流石に “後出し” が多過ぎて、ちょっと飽きてしまった。
似たような描写だと、二元中継的な編集も多かった。

きっと「実は…」、「あれこれ起きてます…」と描きたいのだろうが、あまり多用するとサプライズ感もドキドキ感も薄まってしまう。

もっと、ピンポイントで使えば効果的なのに…

そもそも、本来描くことをやってからやるべきことばかり!

更に、そもそもの話として、海斗(坂東龍汰)が引き抜かれるくだりも、特許が盗まれる話も、小鳥(西島秀俊)の父親の介護の話も要らないのだ。

もちろん、海斗や小鳥のキャラを説明する描写として多少必要なのはわかるが、それなら第3、4話の頃にやっておくべきで。

結局は、「ビジコンに優勝」から「ファミリーデー」、「ブレスト合宿」から「昭森中学校のモニター参加」、「特許流出」から「海斗の引き抜き」も、厳しいことを言えば、本来描くことをやってからやるべきことだと…

本来、今作が描くべきことは…

そして、その “本来描くべきこと” こそが、主人公・佐奈(永野芽郁)が、「ITの力でどんな差も埋められる」という起業家・羽田早智(広末涼子)の言葉を支えにして育てて来た「ITの力ですべての人が平等に学べる場所を作る」という “夢” と “企業理念” の実現のために頑張る姿だと思う。

だって、今作は佐奈の “夢” と “企業理念” に共感した “同期の新人二人” が既存の組織に加わって “化学反応” を起こす面白さを描きつつ、アプリも変化していく様を見せるのが醍醐味だと(勝手だが)思うから…

あとがき

ホント、「一話完結」なら感動的な展開だと思います。

でも、ここまで佐奈と並ぶ主人公級の「スタポ二キャンパス」の出番がないと、何を描いているのかな? って。

で、次回もまた騒動ですよね(苦笑)


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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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