競争の番人 (第7話・2022/8/22) 感想

フジテレビ系・月9『競争の番人』
公式リンク:Website、twitter、Instagram
第7話『ランキング操作が発覚!? ファッション通販サイトの不正』の感想。
白熊(杏)は初めて単身で、業界最大手の通販サイトのオリジナルブランドが指定価格で売るよう取引先に圧力を掛ける「再販売価格維持」の案件に臨む。立ち入り検査でブランド事業部部長・美佐子(雛形あきこ)は事実を認め、社長の山辺(姜暢雄)も謝罪。悪質ではないと見た白熊は検査を中止するが、小勝負(坂口健太郎)は調査対象者に肩入れしたのではと苦言を呈する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・新川帆立「競争の番人」
脚本:丑尾健太郎(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2,3,6話
神田優(過去作/アライブがん専門医のカルテ、ラジエーションハウス2)(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2,3,4,5,7話
穴吹一朗(過去作/信濃のコロンボ1~5、Dr.DMAT、親バカ青春日記)(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2,3話
蓼内健太(過去作/アンサングシンデレラ_スピンオスドラマ) 第7話
演出:相沢秀幸(過去作/アンサング・シンデレラ、トレース~科捜研の男、ミステリと言う勿れ 第1,2,3,6話
森脇智延(過去作/SUITS/スーツ1,2、黄昏流星群、イチケイのカラス) 第4,5,7話
音楽:やまだ豊(過去作(単独作品のみ)/ボーダーライン、わたしを離さないで、プロミス・シンデレラ)
主題歌:idom「GLOW」
"あの白熊"が単独で案件を担当することに違和感があり過ぎ
終盤での「半年後」がアリなら、冒頭で「1年後」とか時間経過させたら良かったのに…
とにかく、序盤から “あの白熊” が単独で案件を担当することに違和感があり過ぎて。
ようやく、それに慣れたら1時間が終わっちゃった。そんな感じの第7話。
やっと公取委ドラマらしくなったのは良かった
撮影スケジュール的な大人の事情はあった可能性はあるが、次週からの最終章のために白熊(杏)を “独り立ち” レベルにしておかないとダメだから、急ごしらえみたいな展開にならざるを得なかったのだろう。
ただ、これまでは “ダブル主人公” にするためと、意味不明な “2週跨ぎ” をやっていたおかげで、話を無理やり面倒な案件にして引っ張ってきた今作。
しかし、今回は一話完結の上に、無駄な部分が少なめで、案件もわかりやすく描かれていたため、やっと公取委ドラマらしくなったのは良かったところだ。
「一体、何が解決したの!?」になってしまったのが致命的
ただ、細かい部分は違和感ばかりで…
例えば、最初は「再販売価格維持」で始め、途中から「販売ランキング不正操作」に切り替わったが… 現実問題として今年も「飲食店口コミサイトランキング」の不正がニュースになり、公取委として手が出し難いことが報道されたばかりだ。
だから、作り手も “公取委の正義” を前面に押し出して描くと “リアル” と乖離してしまうから、正面突破は避けて、ふんわりと「人情ドラマ」に着地させたのだろうと私は想像する。
これによって困ったのは “公取委ドラマ” として「一体、何が解決したの!?」になってしまったのが致命的。
あれでは、ただ美佐子(雛形あきこ)が人生をやり直しただけで、他は放置しっ放し。流石に、如何なものかと思うが…
あとがき
小勝負(坂口健太郎)は “超優秀” のはずなのに、応援した先の案件は未だ解決せずってこと?
それだけ、助っ人に行った案件が難しかったことにしておきますが、不在期間が長過ぎない?
こういうの、連ドラだからこそ意外と大切だと思いますが…
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