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石子と羽男-そんなコトで訴えます?- (第6話・2022/8/19) 感想

石子と羽男-そんなコトで訴えます?-

TBS系・金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram

第6話『告知義務違反』、ラテ欄『幽霊マンションから夫婦を救え』の感想。



幽霊物件と知らずに家族で分譲賃貸マンションに越して来た高梨拓真(ウエンツ瑛士)が依頼にくる。拓真の妻は幼い双子の息子を抱え、育児ノイローゼ気味だったが「孤独死があった部屋だ」と匿名の手紙で知らされたことで、幻覚や幻聴を訴えるようになった。不動産会社に引っ越し費用の請求と違約金発生の契約を無効にしてほしいというのだ。石子と羽男はさっそく不動産屋に交渉に向かうが、そこには法律に詳しい強者がいて...
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:西田征史(過去作/怪物くん、妖怪人間ベム、とと姉ちゃん、信長協奏曲)
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル、グランメゾン東京、MIU404、最愛) 第1,2,4
   山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、わたナギ、オー!マイ・ボス!、最愛) 第3,5,6
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔シリーズ、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、MIU404、ゴシップ#、インジビジブル)
主題歌:RADWIMPS「人間ごっこ」



前回から、普通の"マチ弁"ドラマに調整してきた今作…

前回から、硝子(有村架純)の “石のように頭が固い” 設定も かなり妥協するようになり…

羽根岡(中村倫也)の “周りの目を気にする型破りな天才弁護士に憧れている” 設定もだいぶ薄まり、恋バナ重視の普通の “マチ弁(町弁)=小規模な事務所に所属して主に地域内の案件を扱う弁護士” モノになった今作。

完全に路線変更したため視聴率は別にして、視聴者の満足度が高いという感じはネットや世間の声から伝わって来ないが(苦笑)

ネタには目新しさは乏しいが、本作らしさはギリ確保か…

久し振りにポップな色の衣装は復活したが、内容は至って “マチ弁” ドラマとしては目新しさがない…

まあ、ドラマ好きなら今年は NHKの不動産業界を描いた人気ドラマ『正直不動産』があり、それなりに不動産業界の裏事情を学習してしまったために、「やはり、悪徳不動産屋か…」になってしまったのは、私だけではないような。

ただ、なんとか頑張って、弁護士よりも能力が高いパラリーガルの石子と、一度見たものを写真のように記憶する「フォトグラフィックめもりー」の持ち主である羽男が、案件解決のポイントに使われたため、ぎりぎり “今作らしさ” は担保できた… と言う感じだろう。

有村架純さんと中村倫也さんの"芝居力で作るキャラ像"で魅せる方向に!

また、前回と今回は山本剛義氏による演出だが、より今回の演出で強調されたのが顕著にわかったのが、登場人物のキャラクターで魅せることよりも…

有村架純さんと中村倫也さんの “芝居力で作るキャラ像” で魅せる方向になって来たこと。

こうなってしまうと、私が面白いと思っていた脚本上の二人の初期設定はだいぶ薄まって、撮影時に於ける演出で作ったキャラが前面に出てしまって、少々残念だが…

"公私の私"は、もっと冒頭と終盤にまとめて欲しい…

あとは、恋愛要素をどこまで受け入れることが出来るか? で、今作への評価は違って来ると思うが。

個人的には、“恋愛要素” の有無よりも、メインであって欲しい “依頼案件” の話の中に、度々挟んで来る “公私の私” の描写が気になる。

「全く要らない」とは思わないが、もっと番組の冒頭と終盤にまとめて欲しいな… と。

あとがき(その1)

“メイン” はそれなりに面白いのに、“公私の私” が話の腰を折る… という部分が、現在放送中のTBS系・日曜劇場『オールドルーキー』や、関西テレビ制作・フジテレビ系・新 月10ドラマ『魔法のリノベ』に似てきたましたね。

私は、この 3作品は “公私の私” は脳内編集で倍速再生しているので、“メイン” で楽しめていますから、そこそこ満足感はありますけど。でも、一般的には好みが分かれる作品たちですよね。

あとがき(その2)

でも、“マチ弁” ドラマとしては、訳あり物件(瑕疵物件)をロンダリング(洗浄するの意味)の不動産(ルーム)ロンダリング…

保活(子どもを保育園に入れるため保護者が行う活動)や育休制度の現状や法整備など、日常の問題を多くの人に知ってもらう役割は大きく果たしたように思います。

あとがき(その3)

2018年に公開された池田エライザさん主演の映画『ルームロンダリング』と、映画版のその後を描いたTBS系の夜ドラマ枠「ドラマイズム」で放送されたドラマ『ルームロンダリング』を思い出しました。

“ルームロンダリング” を主軸にした、かなり面白い映画とドラマだったので、見ていない方はこれを機会にご覧になるのをおすすめします!


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石子と羽男―そんなコトで訴えます?― #06

『幽霊マンションから夫婦を救え』
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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