連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全125回〕 (第93回・2022/8/17) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
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第93回〔全125回〕/第19週『愛と旅立ちのモーウイ』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
暢子(黒島結菜)は経営者の立場に初めてなり、新たな不安も抱えていたが、和彦(宮沢氷魚)の賛同も得て、とうとう自分の沖縄料理の店を出す物件を決めることに。暢子の独立にむけて話が進む中、賢秀(竜星涼)は自分が参加した新たなビジネスについて、周囲の意見も聞いた末に、とうとう疑問を抱き、真相を確かめることに…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15,18週
松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12,17,19週
中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13,16週
大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9週
田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11週
寺崎英貴(※)(過去作/オーディオドラマ 青春アドベンチャー「嘘か真か」) 第17,19週
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※「崎」の漢字は本来「たつさき」
※敬称略
作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、脚本家などの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。
視聴者の一定数が、内容について不信感を抱いている…
昨日、遂に政治家まで「#ちむどんどん反省会」に賛成する事態になってしまいました。
ちむどんどんは「脚本の論理性が崩壊」 礒崎元農水副大臣が苦言「NHKは猛省する必要があります」: J-CAST ニュース
政治家が “ドラマ” の内容に口を挟むべきではないとか、政治家だって発言の自由は保障されるとの意見もあるようですが。
恐らく間違いないのは、今作を見ている視聴者の一定数が内容について不信感を抱いていることだということです。
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
今回は、ここ最近の “ワーストワン” にしたいくらいに真面目に感想を書くのが馬鹿馬鹿しい内容だったので、いつもはやらないことにしている粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる的なことを、ちょこっとだけやってみます…
引っ越し費用も考える必要があるのではないか?
前回の物件の下見では、契約予定の物件の二階が従業員が住めるとの話題があり、私の解釈では「まだ資金的に従業員を雇えないから、経済的に物件の二階に引っ越して自宅の家賃を浮かす」と思っていた。
しかし、今回のアバンタイトルでは暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)から「引っ越し」の単語もニュアンスも一切感じ取れなかったし…
でも、主題歌明けの雰囲気は、店の二階に引っ越して住むような感じで。
いや、暢子たちがどこに済もうがどうでも良いのだが、あれだけ融資だ資金だというなら、引っ越し費用も考える必要があるのではないかと思うのだ。
なぜ先に独立&起業して成功している智に相談しないの?
まあ、そこをツッコむと、もう二つだけツッコまざるを得なくなるから、やっておく。
一つは、前回の感想に書いたが、沖縄料理店を開いて、更に二階を人に貸すことまで視野に入れていたのなら、なぜ沖縄料理居酒屋「あまゆ」の経営者で下宿の大家である金城順次(志ぃさー)に相談しないの? に連携するツッコミとして…
なぜ先に独立&起業して成功している智(前田公輝)に相談しないの? ってこと。
今回では、何気なく同席して経験談を語っていたが、それこそ三郎(片岡鶴太郎)が「智に相談してみろ」じゃないの!?
自分の披露宴には強引に出席させスピーチさせて恥をかかせておいて、せめて智に成功体験を自慢するくらいの時間を与えても罰は当たらないと思うが(苦笑)
なぜ三郎に相談しないで三人で組織のアジトに行っちゃう!?
更に良くわからないのが、自業自得だとしても、なぜ賢秀(竜星涼)が “ねずみ講” の片棒を担がされて大ピンチになっているのに、なぜ三郎に相談しないで、若者三人で組織のアジトに行っちゃうか!?)
だって、房子(原田美枝子)が地元の反社会勢力からゆすりたかりを受けた時、三郎が解決したのを学習していないのか?
確かに、あの時は偶然に権田(利重剛)が三郎の戦友だった「三郎コネクション」で解決したわけだが、三郎は権田と知らなかったのに解決しに乗り込んだ(はず)のだから、今回だって相談すれば…
まあ、ここを言及するなら、上司の田良島(山中崇)から “ヤバい組織” であることを知っているにも拘らず、暢子と智を諫めずに一緒に突進しちゃうのはイノシシ以下か??? という疑問もわいてくるが…
月曜日に暢子が偉そうに言ったことが、早くも水曜日で崩壊
結局、月曜日に暢子が偉そうに言ったことが、早くも水曜日で崩壊しているのだ。
暢子「この店で うちが学んできたことは 無駄にはならないし
絶対に 無駄にはしません」
そう、暢子はな~んにも学んでいないのだ。
だから、無駄にするものがないわけで…(失笑)
まあ、学習能力が乏しいのは、兄の賢秀、いや母の優子(仲間由紀恵)譲りかも知れないが…
前回、前々回ですら今回に"繋がっていない""連続性"の無さ
今回を見て、呆れてしまったのは大きく二つの理由がある。
一つは、前回、前々回で描いたことですら今回に “繋がっていない” という “連続性” の無さである。
それでなくても「金曜日で白紙状態」にするから、週単位での “連続性” も皆無で。
おっと、暢子や賢秀に学習能力が乏しい設定には連続性はあるか?
これ、せめて「結婚披露宴から数年後」にしておけば良かったのではないだろうか?
それこそ、仕事にまい進して、房子から「そろそろ独立しなさい!」と提案されるとか。
そうすれば、少しはキャラ変しても気にならないし。
まあ、そんな “いい大人” が “ヤバい組織” に突入するのも不自然か(笑)
「騒動至上主義」に拍車がかかっている
もう一つの呆れたことは、「騒動至上主義」に拍車がかかっていること。
とにかく “騒動” がエネルギーでしか、話が前に進まない。
いや正しくは、脚本家は “騒動” を起こしてでしか、話を前に進ませるつもりがないと推測している。
だって、“騒動” と “鎮圧” を繰り返すだけで、あとは演出が適当な劇伴でも当てて作ってくれれば、何となくメリハリのある感じに見せられて、簡単に “仕事をやった感” を出せちゃうから。
でも、何としてでも手抜きをしたいのなら、騒動なんて姑息な技に頼らずに、“普通に” 結婚して、更に料理の腕が上がって、客たちからも信用が上がって、房子にも認められて、三郎と智のアドバイスで独立&開店するだけで良いのでは?
流石に、これだけ “騒動” と “鎮圧” を繰り返すと、次は開店準備期間中に暢子が無計画妊娠するだろうと、良くない想像をしてしまうが…(困)
あとがき(その1)
もしかして、NHKが一番 “ヤバい組織” かも(苦笑)
あとがき(その2)
どうせ、暢子が沖縄料理店を開業することは、既に公式にアナウンスされているんです。
だから、こんな “騒動” が何の意味もないことは視聴者はお見通し。
ああ、そのことに脚本執筆中も撮影中も気付かなかったんでしょうね。
視聴者は、そんなにバカじゃないですよね。
あとがき(その3)
前回でも、たくさんの Web拍手へ【非公開希望コメント】いただき、すべて有り難く読ませていただきました。ありがとうございます。
皆さん、大変お怒りのようですが、私と一緒に暑いので血圧に注意しましょう…
それにしても、ここまで期待の裏をかかれると、むしろ “ちむどんどん” するの、既に変な癖になっているのかも?(汗)
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。
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【これまでの感想】
第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 土
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 土
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 土
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 土
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 22> 23 24 25 土
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 土
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 土
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 土
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 土
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 土
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 土
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 土
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 土
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67 68 69 70 土
第15週『ウークイの夜』
71 72 73 74 75 土
第16週『御三味(うさんみ)に愛をこめて』
76 77 78 79 80 土
第17週『あのとき食べたラフテーの』
81 82 83 84 85 土
第18週『しあわせのアンダンスー』
86 87 88 89 90 土
第19週『愛と旅立ちのモーウイ』
91 92
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