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石子と羽男-そんなコトで訴えます?- (第4話・2022/8/5) 感想

石子と羽男-そんなコトで訴えます?-

TBS系・金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram

第4話『救護義務違反』、ラテ欄『依頼人は本当にひき逃げ犯?』の感想。



潮法律事務所に堂前絵実(趣里)から弁護の依頼が舞い込む。妹の一奈(生見愛瑠)が運転する電動キックボードにぶつかった新庄隆信(じろう)は、何事もなかったかのように立ち去るも、帰宅後に容体が急変しICUに。警察がひき逃げ事件として捜査し、一奈が逮捕されてしまったのだという。一奈から「すぐに男性に駆け寄った」と聞いた石子(有村架純)と羽男(中村倫也)は示談の可能性を探るが、新庄はひき逃げされたと訴えて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:西田征史(過去作/怪物くん、妖怪人間ベム、とと姉ちゃん、信長協奏曲)
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル、グランメゾン東京、MIU404、最愛) 第1,2,4
   山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、わたナギ、オー!マイ・ボス!、最愛) 第3
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔シリーズ、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、MIU404、ゴシップ#、インジビジブル)
主題歌:RADWIMPS「人間ごっこ」



ドラマ好きの一人として "甘すぎない感想" を書いてみる

決して、悪いとは思わない。

むしろ、昨今、数多くのリーガルドラマが放送されているが、身近な事件を扱う “庶民派弁護士” の活躍を描く点も新鮮だし。

更に個人的な話をすると、実は今回のような “ひき逃げ犯” 扱いされた経験のある私にはとても興味深ったし(後述する)。

いいや、何よりも、わたし的にハズレが多い今期の連ドラの中でトップ3に入れたいくらいに好きな作品だから、羽男の姉・優乃(MEGUMI)の台詞「身内に甘すぎるっていうのも考えもんだよね」をお借りして、ドラマ好きの一人として “甘すぎない感想” を書いてみようと思う。

"引きの画"が少なく"寄り"ばかりでは、息が詰まってしまう

まず、映像的に気になったのが…

「引きの画(遠くから全体を見たアングルで、被写体が小さく映る特徴がある)」が極端に減ったこと。
逆に言えば「寄りの画(背景の分量が小さく、被写体が多き目に映るアングル)」ばかりが繋がっていたこと。

これによって、単純に “引きの画” と “寄りの画” の連続で生まれる映像のメリハリやテンポが失われた。

ちなみに、第4話の演出担当は第1、2話を担当した塚原あゆ子氏で、塚原氏は本来自在にカメラアングルを切り替えるのが得意な演出家だ。
従って、何らかの意図があるはずで。

その意図は、恐らく、第1、2話よりも羽男の姉を含めて、当事者や関係者が増えてために “俳優を魅(見)せよう” と思ったのだろう。

まあ、生見愛瑠さんの好演を見れば、俳優さんたちを見せたくなる気持ちもわからなくもないが。

でも、やはり “引きの画” がここまで無いと、終始画面が “詰まった感じ” になって息が詰まってしまう。

"詰まる映像" とは真逆なのが "広げ過ぎ" なエピソード

“詰まる映像” とは真逆だったのが、今回のエピソードだ。
ハッキリ言って “広げ過ぎ” の一言。

依頼人・堂前絵実(趣里)の家族を含めた設定や妹の一奈(生見愛瑠)の前科。 被害者・新庄隆信(じろう)の事情。
羽男(中村倫也)の姉との関係。
石子(有村架純)と羽男らの恋バナなどなど。

流石に、盛り込み過ぎでは?

そのために、本来絞り込んで描くべき石子と羽男が本気で依頼人のために仕事をしているのかの描写も中途半端になってしまったと思う。

前回まで踏襲してきた "お約束" も、ほぼスルー

更に言うなら…

前回までは羽男が予期せぬ事態に遭遇すると即適応できない設定があり、その時に石子が個性を発揮してフォローするという “バディらしさを提示するお約束” が強調されていたのに、今回は薄め…

また、前回までは「潮法律事務所」の懐事情が厳しいと描いていたのに、今回は “ほぼ無し” だし…

細かいことだが、派手めなパステルカラーの衣装も若干地味になってるし…

もう少し "社会派ドラマ" として果敢に挑んで欲しかった

ここまで “甘すぎない感想” を書いたから、ついでにもう少し書くと。

前回は今どきの違法ダウンロードを描いて作り込んだから、著作権侵害の罪の重さや賠償額の大きさについて多くの人たちに啓もうするような一種の “社会派ドラマ” としての見応えがあった。

しかし、こう言っちゃなんだが、今回は文字通り “身近な事件” ではあるが、前回ほどの社会性は薄い。

決して、重大な案件ばかりを描けとは思わないが、折角第3話で掘り下げに成功したのだから、今回ももう少し “社会派ドラマ” として果敢に挑んで欲しかった。

全体に家族で見られる時期に放送するドラマとして良かった

では、“甘すぎない感想” はこの辺にして… と。

きっと、前回だけが演出家も違うし、内容も硬派でメッセージ性が強いことから、特別だったのかも知れない。

でも、終盤の目が見えない姉の妹への思いと、羽男の姉の弟への思いの重ね具合とか。

“きょうだい愛” や “家族愛” を描きつつ、自己防衛のための “ウソ” は他人を不幸にすることか。

夏休みの時期だけに、交通安全意識を高める内容とか。

全体に家族で見られる時期に放送するドラマとして良かった。

でも、やはり良かった部分があるだけに、もっと頑張って欲しいというか…
石子と羽男のキャラクターの描き分けを含めて、全体的に緩急が欲しかった。

もちろん面白いし、期待をすれば期待を裏切らないスタッフとキャストが揃っているドラマだから、敢えて書いているのだ。

あとがき(その1)

やりたい、盛り込みたいのはわかりますが、やはり羽男と姉、恋バナを薄めにして、その分いつもの描写をキッチリとやっていれば、もっと完成度が高まったと思います。

やはり、「リーガルドラマ」であって「お仕事ドラマ」でもあるわけで、ここはちゃんと “お仕事” で魅せて欲しかったです。

あとがき(その2)

私のひき逃げ犯扱いの件は、もう30年以上前のことです。

夏の20時頃、友人とファミレスで待ち合わせをしていて車を運転して向かう途中、近所の交差点を左折する際に、反対側の歩道から自転車に乗ったまま横断歩道を渡ってきた老女が目の前で自転車ごと倒れました。

私の車とはぶつかっていませんが、私は車を停めて降りて老女に駆け寄って「大丈夫ですか? 救急車を呼びましょうか?」と問うと、老女は横断歩道の反対側を指さして「ケガはないし大丈夫。私のうちはあそこだから行って良いから」と促しました。

私は、老女の家(交差点角のパン屋さん)まで連れて行って、そのまま車で10分ほどのファミレスに行きました。

すると30分くらいして「○○さん、カウンターまでお越しください」と店内アナウンス。
「○○警察ですけど、さっき交差点で事故を起こしましたよね。なんでひき逃げしたの?」と。

そのまま警察に行って21時から翌朝5時まで事情聴取。

そして、その日の夕方に警察署から「来てください」と電話があって行くと。
「あのおばあさん、近所じゃ有名な “当たり屋” で、エライめに遭っちゃったね。おたくの車に傷は無いのは確認できたし、おばあさんもぶつかっていないと認めたから」だって。

それでも、その後は簡易裁判所まで行って取り消し処分をやってもらったり、結局 “被害者” は “こっち” って話でした。

こういう輩がいるので、皆さんも簡単に人を信じちゃいけません…
寂しいことですけど。

あとがき

それと、実は撮影していたのは知っていたのですが…

第3話と第4話で「東京拘置所の正門前」のロケ地になっていたのが、 千葉県八千代市大和田新田884番の「東葉高速鉄道車両区」です。

ここはかつて、フジテレビのドラマ『ストロベリーナイト』(2012年)の第1話、TBS系のドラマ『メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス』の第1話と最終話でもロケ地に使用されていました。



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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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