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家庭教師のトラコ (第3話・2022/8/3) 感想

家庭教師のトラコ

日本テレビ系・水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』
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第3話『20万円必勝投資術』、ラテ欄『授業料20万あなたに投資します! ダメ生徒の二刀流の秘策と母親の涙』の感想。



トラコ(橋本愛)は、守(細田佳央太)の本当の夢と、それを母親の里美(鈴木保奈美)に言い出せずにいることを知る。一方、守を東大に入れたい里美は、トラコへの授業料を2倍の20万円にした。守が本当は行きたい進学先の入学金と同額だ。トラコから20万円を渡された守は、事後報告はまずいと考え、里美に自分の夢を明かす。そして、予想通りその道は厳しいと諭されるが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:遊川和彦(過去作/〇〇妻、家政婦のミタ、女王の教室、同期のサクラ、35歳の少女)
演出:伊藤彰記(過去作/過保護のカホコ、ハケン占い師アタル、35歳の少女) 第1,2
   岩本仁志(過去作/ナースのお仕事シリーズ、野ブタ。をプロデュース) 3
音楽:平井真美子(過去作/ハケン占い師アタル、35歳の少女、となりのチカラ)
主題歌:森山直太朗「茜」
チーフプロデューサー:田中宏史(現担当バラエティー/ハ行列のできる法律相談所、月曜から夜ふかし、人生が変わる1分間の深イイ話、しゃべくり007、有吉反省会)
チーフプロデューサー:石尾純(過去演出作/怪物くん、家政婦のミタ、偽装の夫婦、ヒガンバナ)



潔く「子どもだけ」か「大人だけ」に絞り込んだ方が良いのでは?

今回が「継続視聴 or 離脱」の分岐点と決めて見始めた第3話。

まず、“連ドラ” であることを無視した感想

過去の2話と比べて、私としては “わかり易かった” という意味で、素直に好感が持てる。

やはり、この作家の作品は裏に “含んでいるもの” が多過ぎるので、これくらいシンプルだと単純に面白味が出る。

また、今作が始まった時から考えていたのだが…
この作家の作家性や作風を考えると、子ども(子役)を主軸にして物語を構成するより、親(大人の俳優)をメインにして作り込んだ方が “大人の視聴者” へのメッセージ性は伝わり易いと思っていた。

だから、第3話を見て、やはり、親側にスポットライトを当てた方が、あざとさや嘘臭さが薄まって、いい感じの社会派ドラマに見えると感じた。

もちろん、子役を使って… の大人の事情は理解するが、遊川和彦氏の過去のドラマを見ればわかるように、結果的にほぼ全てが「子どもだけ」か「大人だけ」に絞り込んでいて、それらが成功している。

だとしたら、チャレンジ精神は良いことだが、どうせ「この作家だから…」は薄まらないのだから、潔く「子どもだけ」か「大人だけ」に絞り込んだ方が良いと思う。

「トラコ → 教え子」が"投資"でも、もう少し変化が欲しい

次は、“連ドラ” としての感想

まず単純に “連ドラ” として、これまで描いた2つの家族、2人の “教え子” のことが気になってしまった。

やはり、“連ドラ” は放送回が進むにつれて、登場人物たちの変化が見えないと面白みに欠けるわけで、その意味で今回程度の “触れ” では完全にもの足りない。

いや、そもそも、少なくとも2つの家族、2人の “教え子” の変化こそが、主人公・トラコ(橋本愛)の “存在意義” であり、トラコを使う必要があるわけで、そこを詳細に描かないのはどうかと思う。

また、3つの描き方が “こう” なっているため、やむを無いことだと思うが、授業料の行方が気になってしょうがない。

まだ第3話なのに「親 → トラコ → 教え子 → 親」の流れがワンパターン化してしまっている。

この先、どんな展開を予定しているのかわからないが、「トラコ → 教え子」を “投資” として描くとしても、もう少し変化が欲しい。

あとがき

どうやら、「トラコが親にお金の正しい使い方を伝授する」ような内容のようですね。

そうなると、もう3つの家族はそんなに必要なくて、むしろトラコと相棒の過去だけ… って感じ?

まあ、もう少し見れば作家の意図はより見えてきそうなので、ボケーっと見てみます。


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★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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