連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全125回〕 (第83回・2022/8/3) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
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第83回〔全125回〕/第17週『あのとき食べたラフテーの』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
※ また、本編最終回が 9/30(金)、全125回決定(情報源)です。
暢子(黒島結菜)は自分と和彦(宮沢氷魚)との結婚に反対している重子(鈴木保奈美)に翻意してもらうためにフォンターナに招待した。房子(原田美枝子)も応対してもてなすが、トラブルで台無しになってしまう。さらに、フォンターナにはその後も様々(さまざま)な災難が襲い掛かる…。暢子は房子から、店のトラブルのことは他言無用と言われていたが、なりゆきである人物にいきさつを話してしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15週
松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12,17週
中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13,16週
大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9週
田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11週
寺崎英貴(※)(過去作/オーディオドラマ 青春アドベンチャー「嘘か真か」) 第17週
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※「崎」の漢字は本来「たつさき」
※敬称略
「暢子の言動を正義とする展開」も、ここに極まったか!
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
暢子「うちは 何か間違ったことしてる?」
みっきー(M)「はい。間違っているようにしか見えません ( ー`дー´)キリッ」
モノローグ(M)ではあるが、心の中で叫んでしまった。
いやぁ、遂に私が命名した「暢子の言動を正義とする展開」も、ここに極まったか!
重子が暢子)の弁当を断る理由は?
そもそも…(あぁ、久し振り)。
重子(鈴木保奈美)が暢子(黒島結菜)の弁当を断る理由は、相手の気持ちを考えずに、一方的な思い込みで弁当を毎日無理やり持って来るからでは?
重子の口に、暢子の弁当の味が好みでないとか…
重子の気持ちを弁当で変えようとする目論見がイヤだとかでもなく…
だって、暢子は先日に青柳家のお手伝いさん・岩内波子(円城寺あや)から「奥様は食べていない」と聞いたのだから、“食べないとわかっている弁当を作って届けている” ことになって、イマドキならフードロス問題にもなるのだが…
おっと、話が逸れた。
確かに、7月29日放送の第80回で重子は暢子の御三味弁当を食べたが、あれだって和彦(宮沢氷魚)が母親の気持ちを理解したい、暢子とのことをわかって欲しいと手紙に書いて来たから食べただけであって…
好意的に解釈すれば、重子は和彦に対しても “相手のことを考えるべき” だと思っているのでは?
まあ、これも自己中心的な感が過多ではあるが…
それなのに、暢子は客商売をやっているのに、食べる人のこと考えない。
いいや、食べる人がいやがっていることを自己満足のためにやり続けているようにしか見えない。
もう、こうなると、プロの料理人以前に、25歳前後の一人の大人としてどうかと思ってしまった。
でも、こんな主人公の “正義” が正しいのが今作。
やはり、これを続ける限り、世間一般の視聴者の感覚とは乖離し続けるしかないと思うが…
房子の過去に三郎が大きく関係するのは脚本を書き始めた時からわかっているのだから…
あとは、どうでも良い話ばかりで、取り上げる程でないが。
一つだけ、とても気になったことがある。
それは、房子(原田美枝子)の過去に三郎(片岡鶴太郎)が大きく関係することは、脚本を書き始めた時からわかっているのだから…
7年前に就職した時に、暢子は房子に三郎との関係を聞くなり、先日房子と三郎の過去をちょこっと知った時に暢子が三郎に聞かないで、今回で何となく聞いたのか?
更に、今回で房子に三郎との過去を聞けるなら、もっと以前に自分の父や母とのことを聞かないのはおかしくないか? ってこと。
だって、下記のネットニュースを読めばわかるが…
<ちむどんどん>制作統括語る「新しい挑戦」 最終回から逆算しての脚本作り「かなり早くから企画を煮詰めて」(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/
「脚本チームとしては、“最終回がこうなる”ということを初めに決めてから、第1週の本を作るという新しい挑戦をしました」
朝ドラは長丁場だから、結末を大雑把にだけ決めて書き出す脚本家もいるという。
そして、撮影(放送)が進むにつれて少しずつな推していく人も。
でも、今作は違う。結末から逆算しているらしい。
ならば、暢子は気になったことは何でもやっちゃう、相手がどう感じようと自分が正しいと思ったらすぐやっちゃうキャラは、ず~っと踏襲すべきでは?
また、老若男女問わず幅広い視聴者が見る朝ドラだから、映像で見せないと… の気持ちはわからなくもない。
しかし、繰り返すが、暢子は25歳前後の大人だ。しかも、立派に略奪愛して、結婚目前なのだ。
だったら、房子に三郎との昔の関係を改めて聞くなんて、江戸っ子気質で言わせて頂けば “野暮” の一言。
それに、“朝ドラ” だから映像で見せたいなら、他の “粋な” 見せ方もあるような…
それこそ、今回のラストでもう少し時間経過させて暢子を酔わせて、「わたし酔っぱらったので、勢いでずっと聞きたいこと聞いちゃって良いですか?」と暢子が切り出して、房子が「いいわよ」で、「三郎さんとのこと、ちょっと聞きました」でフェードアウト。
場面を「あまゆ」に移して、同じことを三郎に聞いている和彦が「なるほど、そうだったんですか」くらいで良いのでは?
日を跨いでまで描く “秘話” ではないと思うが…
あとがき
警察に相談するのは、反社の店への嫌がらせでなく、権利書の盗難では?(苦笑)
結局、「騒動至上主義」だから、矢作(井之脇海)も騒動の火付け役だけ?
どうせ今度は、良子(川口春奈)が早合点して沖縄から飛んで来るとか?
ああ、沖縄といっても、東京・銀座にある沖縄物産の店「わしたショップ」(公式サイト)からかな?
ちむどんどんさしみてぃくぃみそーれー
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【これまでの感想】
第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 土
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 土
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 土
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 土
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 22> 23 24 25 土
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 土
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 土
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 土
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 土
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 土
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 土
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 土
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 土
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67 68 69 70 土
第15週『ウークイの夜』
71 72 73 74 75 土
第16週『御三味(うさんみ)に愛をこめて』
76 77 78 79 80 土
第17週『あのとき食べたラフテーの』
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