競争の番人 (第4話・2022/8/1) 感想

フジテレビ系・月9『競争の番人』
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第4話『新たな敵、新章が始まる!強盗殺人犯が下請けいじめ!?』の感想。
世界的電機メーカーの下請けいじめが新案件として舞い込むが、白熊(杏)は中心人物の柴野(岡田義徳)の顔を見てがくぜん。殺人事件現場付近で白熊が取り逃がした男だった。しかし圧力からか警察は動かない。調査を始めたダイロクの面々に対し下請け企業が一様に言葉を濁す中、小勝負(坂口健太郎)は唯一「困ったことはない」と断言した丸川(吉沢悠)に注目する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・新川帆立「競争の番人」
脚本:丑尾健太郎(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2,3話
神田優(過去作/アライブがん専門医のカルテ、ラジエーションハウス2)(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2,3,4話
穴吹一朗(過去作/信濃のコロンボ1~5、Dr.DMAT、親バカ青春日記)(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2,3話
蓼内健太(過去作/アンサングシンデレラ_スピンオスドラマ)
演出:相沢秀幸(過去作/アンサング・シンデレラ、トレース~科捜研の男、ミステリと言う勿れ 第1,2,3話
森脇智延(過去作/SUITS/スーツ1,2、黄昏流星群、イチケイのカラス) 第4話
音楽:やまだ豊やまだ豊(過去作(単独作品のみ)/ボーダーライン、わたしを離さないで、プロミス・シンデレラ)
主題歌:idom「GLOW」
出来るだけ視聴者に分かり易く説明しようとしている
今回で “継続視聴” するかどうか見極めるつもりで見始めた第4話。
だから、面白いかどうかという以前に “連ドラ” として “継続視聴” に値するかどうかを、まず書いてみようと思う。
ようやく「全3話構成」が終わって、仕切り直しの第4話。
俗にいう「下請けいじめ(優越的地位の濫用)」が今回の案件。
私はフリーランスで業務委託が日常だから、それなりに知識もあるし経験もあるから問題ないが。
でも、普通に働いているならわかり難い案件のはずだ。
それを考えると、前3話と比較して、出来るだけ視聴者に分かり易く説明しようとしているのは良く伝わって来た。
特に評価したいのは、単純に「解説映像」を盛り込むのではなく、“ドラマ” の中の登場人物らの言動で表現していたこと。
やはり、“説明臭い” のと “説明っぽい” のは印象が違うから、後者を選択して貫いたのは良かったと思う。
W主人公の描き方、魅せ方が前3話より断然良かった
もう一つ褒めたいのは、W主人公の描き方、魅せ方と言うべきだろうか。
まあ、若干、一人がウザいが…
でも、これも前3話と比べれば、他の登場人物たちとは明らかに “違い” を明確にしている。
例えば、ダイロクや調査先で多数の登場人物がいる時でも、台詞や動きなどで二人だけを際立たせるような見せ方になっていた。
もちろん、二人だけの場面では、個々の違いを強調して、異色のバディっぽさを見せていた。
これが普通にできるなら、なぜ前3話でやらなかったのかが不思議なくらいだ。
あとがき
今回の案件の説明を見て、やはり公取委を描くドラマは、弁護士や警察官などのドラマとは難しさが違うなと思いました。
それでも、今回はかなり頑張って分かり易く描いたと思います。
でも、これくらいが限界かも?
あまり説明を入れちゃうと「公取委PRビデオ」になってしまうので。
それと、出来れば「1話完結」にして欲しかったですが、今回は “無駄な描写” がほとんど無かったし、世界的電機メーカー側の反撃もあるでしょうし、許容範囲です。
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