新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~ (第1話・2022/7/24) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』
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第1話『新・戦国時代の幕開け!』の感想。
2122年、「銀杏高校」に入学した歴史オタクのみやび(山田杏奈)は、織田信長(永瀬廉)と名乗る同級生に出会う。同じ特進クラスの彼に見とれていると、豊臣秀吉(西畑大吾)、武田信玄(満島真之介)、伊達政宗(三浦翔平)、上杉謙信(犬飼貴丈)らが次々と登校。彼らは戦国武将のクローン高校生だった。理事長の別府ノ守(柄本明)は、高校で最も強い人物を決めると言い…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・甲斐谷忍「新・信長公記~ノブナガくんと私~」
脚本:金沢知樹(過去作/半沢直樹[2020]) 第1話
萩森淳(映画「サバカン SABAKAN」2022年8月19日公開) 第1話
伊達さん[大人のカフェ](過去作/推しの王子様)
演出:中島悟(過去作/デカワンコ、世界一難しい恋、俺の話は長い、真犯人フラグ) 第1話
豊島圭介(過去作/妖怪シェアハウス1,2、マジすか学園シリーズ、特捜9#S2)
音楽:林ゆうき(過去作/DOCTORS、緊急取調室シリーズ、あさが来た、未来への10カウント)
主題歌:King & Prince「TraceTrace」
いろいろ興味があったので、第1話を見てみた…
「え~~~っ!? あれは無かったのに、これの感想は書くのぉ?」
というツッコミが画面から聞こえてくるのは気のせいだろうか(笑)
基本的に色眼鏡をかけて連ドラの第1話を見ることはないから、至ってニュートラルだ。
とはいえ、このオジサンは大前提としてジャニーズ所属のタレントさんが出演するドラマは好きだ。
そして、NHK大河ドラマさえ見ないくらい「歴史モノが苦手」なくせに「時代劇は大好き」な変わり者だから、歴史を深掘りしないで “クイズQさま知識レベル” で武将たちをデフォルメして描いてく れるなら楽しめると思って見始めた。
そうそう、もう一つ。それは、今作のメイン監督である中島悟氏は、TBSドラマ『世界一難しい恋』(2016年)放送の際に当ブログにコメントを寄せて下さったことがあるので、ずっと注目しているから期待もあった。
『ジュラシック・ワールド』シリーズの≪戦国武将版≫じゃね?
で、本編の感想。
戦国オタクのマッドサイエンティストが作り出した有名な戦国武将のクローン高校生が大集結した名門不良高校を舞台に、総長を目指して知力と武力で学園の “天下獲(と)り” を描く、SFドラマ、戦国ドラマ、ヤンキードラマ & 学園ドラマモノのいいとこ取りのエンターテインメント作品のようだ。
まあ、ざっくり言えば、戦国武将のクローン高校生たちが “学園の天下統一” を目指すというSFコメディだ。
そして、「歴史モノが苦手」な私が最初に感じたのは、これって、ハリウッド映画の大ヒット作『ジュラシック・ワールド』シリーズの≪戦国武将版≫じゃね? ってこと。
歴史モノではなく、遺伝子工学を描いたSFドラマだと頭を切り替えると、思ったよりも自然に楽しめた。
もちろん、『ジュラシック・ワールド』シリーズ以上に初期設定の全てが荒唐無稽で無理やりだが、フィクションなら突き抜けるなら果てしなく突き抜けた方が面白いに決まっている。
また、『ジュラシック…』は、「人間 VS 恐竜のバトル」を基盤に “自然と言う大きなものを相手に人類が生き抜く様” を描いたが、今作も「天下獲(と)り」を基盤に何を描いていくのか興味がわいた。
もちろん、薄っぺらな武将同士のバトルで終わる可能性もあるが…(苦笑)
あとがき
この放送枠の最近のお約束になっている “考察好き” のためのあざとい展開や仕掛け、演出の類がないのが救いでした。
また、コミカルタッチの作品のため、初期設定の説明がくどいと雰囲気を壊すと思っていましたが、クローンである事情を唯一知っている歴史オタクのみやび(山田杏奈)の使い方が上手いので、説明っぽさが薄まっていたのは良かったと思います。
ただ、第1話を見た限りでは、核として何を描き伝えたいのかが良く見えなかったのが残念です。
あとは、主要な登場人物が多いので、ちょっと主人公が埋没気味だったのが気になりますが、説明が終わった第2話以降に期待します。
最後に。銀杏高校のロケ地が、千葉県松戸市にある「光英VERITAS(ヴェリタス)中学校・高等学校」でした。
NHK夜ドラ『古見さんは、コミュ症です。』(2021年)やテレ朝『未来への10カウント』でも使用されましたね。
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