ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全120回〕 (第72回・2022/7/19) 感想

不連続テレビ小説「ちむわじわじー」

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第72回〔全120回〕第15週『ウークイの夜』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


お盆の頃、ひさしぶりにやんばるに帰省した暢子(黒島結菜)と賢秀(竜星涼)。良子(川口春奈)と歌子(上白石萌歌)と四人そろったきょうだいは、優子(仲間由紀恵)に向かって、自分たちに何か隠していることがあるのかと問いただす。その頃、和彦(宮沢氷魚)は取材で沖縄に入り、嘉手刈(津嘉山正種)という老人の取材に挑戦していた。だが、気難しそうな嘉手刈は、和彦に何も語ろうとはせず…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/羽原大介・作「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」脚本協力)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14,15
   松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12
   中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13
   大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9
   田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
   高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
   帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
     藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※敬称略



「お盆休みに遺骨収集」と「脚本協力」について書きました

ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!

まず、本家ブログを読んで下さっている読者さまで、下記の投稿をまだ読んでおられない方は、『ちむどんどん』への理解を深める意味で、一読して頂くのをお勧めします。

また、分家ブログを読んで下さっている読者さまは、全部の投稿を “コピー” しているわけでないことをご容赦ください。

7/18Web拍手へ:「ちむどんどん(第71回・2022/7/18)感想」の"お盆休みに遺骨収集?"について一言

7/18Web拍手へ(2):「ちむどんどん(第71回・2022/7/18)感想」の"脚本協力という立場"と"羽原大介氏と新井静流氏の意外な繋がり"について一言

7/18Web拍手へ(3):「ちむどんどん(第71回・2022/7/18)感想」の"脚本協力の仕事"について補足 ※重要

今も優子が"教えないこと"にしている必要があるのか…

アバンタイトルから意味不明というか、視聴者置いてけぼりである。

歌子「今までも たまにあったよね」
良子「用事があるって出かけて どこに行ってたか教えてくれないこと」
良子「あったあった。年に1回か2回」


どうやら、母・優子(仲間由紀恵)は子どもたちには内緒で、年に1~2度、父・賢三(大森南朋)とどこかへ行っていたらしい。

まあ、今週で描こうとしていることは、ほぼわかっているから、「そんなこともあったでしょうね」と好意的に解釈はできるが。

ただ、子どもたちが成人したあとも “教えないこと” である必要があるのかが、ちょっとわからない。

"いつ"から"教えてくれないこと"が始まったかが重要では?

そして、次のように思うのだ。

アバンで賢秀(竜星涼)が「そうだっけ?」と覚えていないと言っていたのだから、その歌子が言っていた “今までも” は、いつ頃からなのか? と。

賢秀が1978年設定で「29歳」で、歌子は6歳下だから「23歳」。

歌子が「今までも たまにあったよね」と言っているのだから、歌子の記憶がある頃だと考えると、今から17~18年前から… ということになる。でも、賢秀は覚えていないと???

これ、本質的に本作が描くべきなのは、賢三と優子が “いつ” から “二人” で “どこに行っていたのか教えてくれないこと” が始まっていたか? が、最重要なのではないだろうか?

それこそ、賢秀が生まれる前からなのか? それとも歌子が生まれてからなのか?

「いつから?」をメインに描くことが、比嘉家を描く “ホームドラマ” としても、沖縄の本土復帰50年を “記念したドラマ” としても “核” であるべきだと思うのだが…

今週のネタを和彦から展開すること自体に無理がるような…

あとは、明日を見てみないと、なんとも言えない…

ただ、明日を見なくてもわかっていることがある。

それは、今週のネタに、和彦(宮沢氷魚)を絡め、更に上司の田良島(山中崇)や亡き父・青柳史彦(戸次重幸)の思いまで重ねて盛り込んでいること自体に無理があることだ。

だって、基本的に今週でメインに描こうとしている事柄は、比嘉家を描く “ホームドラマ” の延長戦であり、青柳親子も田良島も “ほぼ赤の他人” だから、役割として適切とは思えない。

やはり、沖縄の歴史や戦争のことを描くなら…

村唯一の商店である「共同売店」の店主で地域の役員・善一(山路和弘)や、暢子たちの大叔父・比嘉賢吉(石丸謙二郎)と妻・和恵(土屋美穂子)が…

久し振りに揃った “比嘉家の四兄妹” を前に、「ウークイの日」に両親の思いを語り出す方が、明らかに自然だし、それが連ドラとして整合性を保つことだし、何より違和感が一番少ないと思うのだが…

一人の登場人物に"いろんな役割"を背負わせるから失敗する

まあ、一人の登場人物に “いろんな役割” を背負わせて、やり過ぎに終わるケースは今作には多い。

記憶に新しいのが、約3週間にわたって使い回した大野愛(飯豊まりえ)だ。
何度も “話のすり替え” に利用したあげく、あっさり退場させて終わらせた。

退場こそしていないが、現在進行中で “いろんな役割” を背負わされているのが、主人公・暢子(黒島結菜)。

今週の案件だって、和彦との子どもの頃の関係は置いておいても、沖縄料理居酒屋「あまゆ」の店主で下宿の大家・順次(志ぃさー)との関係、職場「フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子)との関係も絡んでいる。

だから、全120回の第71回を過ぎて唐突に描き出さないで、暢子が上京した直後から父・賢三絡みで少しずつ描いて、それこそみんなが大好物の “伏線” を貼っておけば良かったと思う。

そうすれば、今回のネタを仕事が一人前にできるようになった暢子が久し振りに「ウークイ」に帰省するエピソードに組み込むだけで、自然な流れになったような…

それを無理やり「母の再婚話」をでっちあげて、更に、和彦、史彦、田良島、房子を絡めるから、肝心な暢子の必然性が薄まる。

結局、暢子にあれこれやらせるから、暢子が脇役になってしまうのだ。
今に始まったことではないが…

「今作の折り返し地点」と言わんばかりに"泣かせるネタ"を

まさか、今回を撮影している頃は、世間の評判がどうなっているかなんて想像もできていないと思うし。

だから、これまではドタバタと騒動を描いてきて、ここで「今作の折り返し地点」と言わんばかりに、“泣かせるネタ” を持ってきた… とは思う。

でも、ここまで連ドラとして破綻してしまうと、遥か昔の第1~2週のネタを持ってきたところで “繋がり” を感じるのは難しいのが現実では?

どうせ、週末で「白紙状態」にして、来週は(想像だが)ケロッとして「暢子と和彦の結婚話」を始める予感しかしない… が。

あとがき(その1)

昨日放送されたフジテレビの「月9」枠『競争の番人』もそうですが、いわゆる “考察廚” に視聴率を上げて欲しいのか、やたらと謎や先の展開を引っ張る連ドラが増えましたね。

もちろん、“朝ドラ” も例に漏れず、前作の『カムカムエヴリバディ』も、この『ちむどんどん』もそうです。

あとがき(その2)

でも、今作を見てもわかるように、描くことがわかっていることを描かないのは、ただ無駄に引っ張っているだけで、“物語” ではないですよ。

まあ、今回のネタは、微量ですが第1~2週で “ネタ振り” をしている案件なので “後出し” とは言いませんが。

それでも、今回の15分間なんて、単純な “尺合わせ” や “曜日合わせ” の類でしかなったと思います。

今回を見て、「早く、賢三と優子の話を聞きたい」なんて思った視聴者が何人いるのか? ってことではないでしょうか。

あとがき(その3)

今後は、「#ちむどんどん反省会」的な “粗探し” や “違和感見っけ” 的な投稿は、控えてくださると助かります。

私自身、気づいていても “ドラマの本質” に関係ない部分について、既に気にしないことにしましたので、なんとも反応できませんので。あしからず…


明日には描かれるであろう「亡き父と優子のなれそめ」と、それを初めて知る四兄妹の描写に注目しましょう!


ちむどんどんさしみてぃくぃみそーれー
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!


 

〔お願い〕
勝手なお願いで恐縮でございますが…
コロナ禍で、未だ仕事が激減中です。
Amazon楽天市場からお買い物する際は、当ブログ内のバナーなどのリンク経由で買ってくださると、私にポイントが貯まります。
また、ブログを書き続けるモチベーションアップにもなります。
引き続き、皆様のご協力をお願い申しあげます。


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17069/

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

連続テレビ小説『ちむどんどん』第72回

内容帰省した暢子(黒島結菜)賢秀(竜星涼)に良子(川口春奈)歌子(上白石萌歌)も加わり、母・優子(仲間由紀恵)を、問いただす。一方、取材で沖縄にやって来た和彦(宮沢氷魚)は、嘉手刈(津嘉山正種)のいる現場で、優子と再会する。敬称略ホントなら、今回のエピソード。。。いや“ネタ”にしても。“あまゆ”だけでなく、“フォンターナ”でも。。。なので。これ、上京した年から、描写出来たことなんだよね。もち...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: