競争の番人 (第2話・2022/7/18) 感想

フジテレビ系・月9『競争の番人』
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第2話『執念のリベンジなるか!』の感想。
小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)は、雲海(山本耕史)のホテルによる‘納入業者いじめ’を確信するが、雲海はむしろ生花店が結託して不正行為を行い、ホテル側こそ被害者だと公言し、先手を打ってくる。公取委ではこの生花店の不正に関する調査を行うことになり、白熊はいじめ被害者側を調べることに納得がいかない。その調査の最中、白熊に思わぬ災難が降り掛かる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・新川帆立「競争の番人」
脚本:丑尾健太郎(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2話
神田優(過去作/アライブがん専門医のカルテ、ラジエーションハウス2)(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2話
穴吹一朗(過去作/信濃のコロンボ1~5、Dr.DMAT、親バカ青春日記)(過去作/下町ロケット、ノーサイド・ゲーム、半沢直樹2020) 第1,2話
蓼内健太(過去作/アンサングシンデレラ_スピンオスドラマ)
演出:相沢秀幸(過去作/アンサング・シンデレラ、トレース~科捜研の男、ミステリと言う勿れ 第1,2話
森脇智延(過去作/SUITS/スーツ1,2、黄昏流星群、イチケイのカラス)
音楽:やまだ豊やまだ豊(過去作(単独作品のみ)/ボーダーライン、わたしを離さないで、プロミス・シンデレラ)
主題歌:idom「GLOW」
良い部分と良くない部分がハッキリしてきた
今日は、じっくり書いている時間がないので「簡単感想」で…
でも、ゆっくりしていってね!!!(笑)
第1話に比べて「30分拡大」がなくなったために、ようやく今作の描きたいことが見えて来た『競争の番人』の第2話。
従って、良い部分と良くない部分がハッキリしてきたと思う。
【長所】「謎解きドラマ」として見れば、そんなに悪くない
まず、良い部分から…
まあ、これを良い部分と評価するのは悩んだが。どうやら、スタッフは昨今流行している「謎解きドラマ」の色を強めたいようだ。
そのための「複数話構成」だと思えば引っ張るのも納得できる。
また、ぎりぎり “後出し” が “小出し” にも見えて来るし。まあ、とにかくギリギリではあるが…
【短所1】第1話の “振り返り” がなかった
続いて、良くない部分…
基本的に難しい案件の上、新ドラマが始まる時期だけに、ここは第1話の “振り返り” の解説が欲しかった。
1~2分間でも良いから入れるのが、視聴者サービスだと思う。
【短所2】第2話で “完結” しなかった
この手の案件は1話で一気に描くのが最良だと思う。
でも、諸事情で無理なら、せめて「全○回」とか『コナン』みたいに「事件編・疑惑編・解決編」のサブタイトルにするだけで、だいぶ “引っ張っている” の印象は払拭できると思うが…
【短所3】「W主人公のドラマ」のような展開・描写でない
「“凸凹公取委バディ” が活躍するドラマ」との売りだが、正しく言うなら「異なるタイプの2人の主人公に、それぞれ見せ場をつくったドラマ」になっている。
ボチボチ、白熊(杏)を “公取委知らずキャラ” から脱皮させて、“凸凹公取委バディ” として活躍させた方が良いと思う。
結局、良い部分の方が圧倒的に少ないのが、今の今作の大問題
こうして長所と短所を並べてみると、長所の方が圧倒的に少ないのが、現状の今作の大問題に思える。
また、今期の連ドラでは、前期のような “謎解きドラマブーム” は弱風になっている。そんな今、「謎解きドラマ」に寄せるのはどうかと…
原作(未読)があるから無図解かも知れないが…
もっと、「お仕事ドラマ」に振った方が「“凸凹公取委バディ” が活躍するドラマ」との相性も良いと思う。
あとがき
「“凸凹公取委バディ” が活躍するドラマ」として作り込むなら、もう少し小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)のキャラクターの描き分けを徹底して欲しいですね。
二人が違うのはわかりますが、バディを組んだ結果で見える “化学反応” を魅力的にするためにも…
しかし第1話より、少し期待が高まりました。
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【これまでの感想】
第1話
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