初恋の悪魔 (第1話・2022/7/16) 感想

日本テレビ系・土10ドラマ『初恋の悪魔』
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第1話『捜査権のない警察署員が謎を解く 坂元裕二脚本 ミステリアスコメディー』の感想。
警察署総務課の悠日(仲野太賀)は署長に命じられ、停職処分中の刑事・鈴之介(林遣都)の監視をすることに。ある日、会計課の琉夏(柄本佑)が、刑事課の新人刑事・渚(佐久間由衣)に手柄を立てさせるため、悠日に事件究明を頼む。悠日は鈴之介に話を持ち掛け、3人で独自の捜査会議を開くことに。更に生活安全課の星砂(松岡茉優)も加わり、捜査権のない4人が事件解決に乗り出す。事件の裏に隠されていた秘密とは。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:坂元裕二(過去作/anone、カルテット、大豆田とわ子と三人の元夫)
演出:水田伸生(過去作/Dr.倫太郎、ゆとりですがなにか、anone) 第1/span>話
鈴木勇馬(過去作/東京タラレバ娘、今日から俺は!、俺の話は長い、二月の勝者)
塚本連平(過去作/時効警察はじめました、刑事7人6.7、群青領域)
テーマ曲:SOIL&"PIMP"SESSIONS「初恋の悪魔」
劇中曲:SOIL&"PIMP"SESSIONS
「自宅捜査会議」ところまで、4回も見直してしまった…
坂元裕二氏の脚本のドラマを「ながら見」した私が悪いのだが、「メインが何なのか?」が途中からわからなくなって、32分過ぎの「自宅捜査会議」ところまで、4回は見直してしまった…
これだけで「約30分×4回=2時間」は無駄にした(苦笑)
「小洒落れて、こじれたミステリアス・コメディー」らしい
そもそも、坂本裕二氏のドラマは苦手だから、「面白くないはず…」みたいな先入観をゼロにするため徹底的に事前情報なしで見た。
で、どうやら「小洒落れて、こじれたミステリアス・コメディー」らしい。
この作品の一体どこが、小洒落れていているのか悩むところだが。
それ以前に、「ミステリアス・コメディー」の意味がわからない。
見た感じでは、単純に、最近流行中の「ミステリー」を「コメディタッチ」で描いただけ… にしか見えなかったが…
ミステリーも、コメディーも、結果的には中途半端な…
なぜ、私が「4回は見直してしまった…」のか?
それは、コメディーがメインなら、別に事件の本質なんて適当に理解しておけば楽しめると思う。
でも、ミステリーがメインなら、
前半の30分に “何か” が隠されているなら見逃すわけにはいかないからだ。 しかし、結果的には、どっちも中途半端で…(困)
脚本よりも、演出の迷走が明暗を分けたかも…
これ、映像で映った部分が「脚本通り」ならば、恐らく演出家が方向性を定めないまま撮影を始めて、仕方なく徐々に方向性を決めていったと言う感じに見えた。
きっと、30分までの前半は、第1話ゆえの “初期設定説明” だから、ちょっとコミカルにやりながら淡々とシュールに進行。
でも、後半のミステリー部分は、開き直って “坂本ワールド” を脚本通りに映像化してみた… と言う感じではなかろうか。
きっと、演出がそんな状況だったら、俳優さんたちはもっと大変だったと想像するが…
昨今の "ミステリー・ブーム" にあやかったために…
個人的には、《坂本裕二ドラマ》は苦手だから、“いつも通り” といえばその通りなのだが。
無理に昨今の “ミステリー・ブーム” にあやかったために、普通でも癖が強くて、楽しめる人を選ぶのに、今作は盛り込んだ要素も、登場人物も多くて、小難しく、回りくどくなってしまった。
まあ、こういう万人受けしない作風こそが “坂本ワールド” なのだが、流石に今作はやり過ぎって感じだ。
あとがき
苦手としつつも、最近の《坂本裕二氏の連ドラ》は、『カルテット』(2017年)、『anone』(2018年)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)と3作品の感想を最終回まで完走しています。
ですから、食わず嫌いをやめて、今作もまっさらな気持ちで挑んだわけですが。
流石に、私には視聴は継続しますが、毎回感想を書くほどの惹き付ける要素がゼロだったので第2話以降の感想は基本的に書きません。
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