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連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全120回〕 (第70回・2022/7/15) 感想

不連続テレビ小説「ちむわじわじー」

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第70回〔全120回〕第14週『渚の、魚てんぷら』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


暢子(黒島結菜)は県人会の沖縄角力大会で優勝した智(前田公輝)からのプロポーズを断った。一方、その角力大会をきっかけに自分の気持ちに気づいた和彦(宮沢氷魚)は、恋人の愛(飯豊まりえ)に自分の気持ちを伝えようとするが…。一方で、手痛い失恋から立ち直れない賢秀(竜星涼)は、またしても猪野寛大(中原丈雄)の養豚場に戻るが、そこで清恵(佐津川愛美)と意外な成り行きに…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/舞台「未来記の番人」)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14
   松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12
   中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13
   大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9
   田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
   高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
   帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
     藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※敬称略



今朝は『SONGS』のNiziUを見てアゲアゲ気分になったのに…

ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!

先日お話したように、すっかり体調が戻りましたので…

今朝は、大雨が降って来ないうちに日課の30分ウォーキングをやって、感想を投稿するために『2022FNS歌謡祭 夏』の録画を再チェックして…

昨夜放送の夜ドラ『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』に、智 役の前田公輝さんが出演されているのを見て感想を下書きしつつ…

NHK『SONGS(第608回 NiziU)』を見てアゲアゲ気分になったのに…

アバンタイトルは、興味関心のない話題の噂話で始まった…

今回も、ほとんどの視聴者は好意的に受け入れて見ていると思うが…

前回での角力大会でのやり取りなんて、これっぽっちも面白いとは思っていないし、いろんな結果がどうなるかについても興味関心がないのに…

アバンタイトルの冒頭から、その興味関心がないことを劇中の登場人物が興味津々で噂話をしているという、つくり手たちとの乖離。

更に、私は今作中では相当マシなエピソードだと思い始めている賢秀(竜星涼)パートに妙な劇伴を張り付けてギャグに仕立てた。

その上、和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)のくだりは、いきなり和彦から “チャラ” にしてと言い出すし、愛は仕事が認められてパリ出向になったのがうれしいのか、突然に “物わかりのいい女子” へ変身?

そして、「♪翼をください」に乗せて和彦も愛も前進… ってか? 全く。意味がわからん…

和彦を"キモい"とか"優柔不断"だとか責めるつもりはない…

今回の山場というか、問題のシーンは、次の和彦の一言だろう…

和彦「愛との結婚は なくなった。
   僕は 暢子のことが好きだ。ずっと 好きだったんだ。
   自分でも 気付かないふりをしてた」


別に、和彦が “キモい” とか “優柔不断” だとか責めるつもりはない。

だって、そもそも、そんなことを思う程、和彦にも今作にも感情移入はしていないから。

和彦の台詞は違和感が多くて、如何せん説得力不足すぎる…

ただ、当ブログとして言いたいのは、上記の和彦の台詞に違和感がありまくりで、全く説得力を感じないということだ。

結婚がなくなったのはわかる。
今現在、和彦が暢子を好きなのもわかる。

しかし、「ずっと」が “いつ” からなのかが “極めて不明瞭すぎる” のだ。

それこそ、子ども時代からなのか?
大人になって再会してからなのか?
なにかきっかけ的なものがあってからのか?

そこが極めて不明瞭なのだ。

「恋心なんて、そんなものでは?」との意見もあろう。

しかし、自分の経験を思い返せる人は思い返して欲しい。

なんとなく「あの時かな?」はあるのでは?

でも、今作に於ける和彦には「あの時かな?」が見当たらないのだ。

婚約者までいる設定の和彦の"恋愛感情の描写"が雑過ぎる!

私は、4月13日(水)放送の第3回で、子ども時代の和彦と暢子が大雨で遭難し、山小屋で過ごした時に、人見知りの和彦が年下の暢子に自分のことを話し、暢子から「手紙 書いてちょうだい」とお願いされ、手製ポストでの文通がきっかけだと “勝手に思い込んで” いる。

いや、それくらいしか思い当たる描写がないのだ。

だって、和彦は「自分でも 気付かないふりをしてた」と言っているのだ。

要するに、再会してから、自分の暢子への気持ちに “薄ら気づいていた” ことになる。

でも、愛との結婚が迫っているから、本心に封印をしていた… と、捉えるしかないからだ。

だとしたら、好きだったのは “再会する前” と考えるのが自然で…

でも、再会するまでは暢子への “ざわつく感情” が “恋愛” だとは気づかない… って、ことらしい。

愛と結婚話まで進んでいて、愛の両親とも面識があって、住むマンションや結婚式会場の話まで出ているのに???

"朝ドラには不似合い"な、ヒロインとその相手の恋愛観…

これ、脚本家が何が何でも、和彦に “二股” させて、暢子の恋心に火を点けるための “当て馬” に愛を利用したいと思ったのなら、やるべきでなかったような。

そして、愛を単なる “当て馬” では可哀そうだから、“女の自立話” の主人公に仕立てちゃおうと思ったのなら、そっちもやるべきでなかったと思う。

だって、古臭い考え方かもしれないが、朝ドラの多くが “普通に暮らす人たち” だから、朝ドラに於いて、ヒロインの恋バナや結婚話は “作品の重大要素” であり、多くの視聴者が “感情移入” できるよう、“普通に” つくらないとヒロインへの嫌悪感が増すのだ。

もちろん、ヒロインの恋人や結婚相手についても同じことが言える。

でも、今作は全部真逆だ。

ヒロインは、婚約者がいる男性を好きだと婚約者にまで報告した。
その恋の相手は、婚約者がいるのに、二股をかけていた。

そういう風にしか見えないのだ。

和彦の決断は"理屈ではなく、ある種の運命"を描いているのか?

今作の放送前のネットニュースで、制作統括の小林大児チーフプロデューサーが、今作のテーマに「家族」を選んだ理由を次のように語っていた。

<ちむどんどん>新朝ドラなぜ「食」「家族」テーマに? 普遍的な要素、理屈でなくある種の運命
     https://news.yahoo.co.jp/

「一緒に食卓を囲んで一番幸せを感じるのは、理屈ではなく、ある種の運命で結びついている家族なんじゃないかなと思ったからです」

確かに、この度の和彦の決断は、“理屈ではなく、ある種の運命” を描いているのかも知れない。

しかし、これは “連ドラ” だから、ちゃんと感情の流れを示す “理屈” が描かれないと視聴者はついて行けなくなる。

そう、視聴者そっちのけってやつだ。

もう、今作はこれでもかという位に “視聴者そっちのけ” なのだ。

まあ、そもそもの話、平日の夜、居酒屋が盛況な時間帯に、3人欠員が出ている(助っ人が来る設定ではあるが)のに銀座から鶴見に帰宅できてる段階で、ご都合主義でしかないのだが…

あとがき(その1)

他の方の感想は見聞きしていませんが、きっと感情的になるでしょうね。

「なぜ、自分の再婚話を母が自ら電話してこないの?」とか「勤務調整せずに沖縄行き決定?」とか「沖縄って銀座より近いの?」とか(苦笑)

でも、感情的になっても無駄ですよ。脚本家も演出家も “辻褄合わせ” も “普通の感情” を描こうとも、これっぽっちも思ってやしないのですから。

「騒動至上主義」に基づいて、次々と騒動をつくってはドタバタとやって、「土曜日版」で “言い訳” をして、週明けには “白紙状態” でリスタートを繰り返すだけですから。

あとがき(その2)

予告編では、ようやく第1週で “尻切れトンボ” になった案件が出て来そうですが、正直 “今さら?” としか思えませんが。

あとがき(その3)

とにかく、今日の巨大掲示板や「#ちむどんどん反省会」は荒れそうですね。

私は、明日の「土曜日版」が、暢子と和彦を美化して描くのかに注目したいと思います。逆に、一切 “美化” しなかったら、これが普通だと思ってつくっていることになりますね。
いやぁ、いろんな意味で視聴者に挑戦的で、ぐるっと回って面白くなって来たような(失笑)


ちむどんどんさしみてぃくぃみそーれー
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。


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【これまでの感想】

第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 2223 24 25 
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67 68 69

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連続テレビ小説『ちむどんどん』第70回

内容角力大会で優勝した智(前田公輝)は、暢子(黒島結菜)にプロポーズしたが、断られてしまう。一方、大会を機に暢子への気持ちに気づいた和彦(宮沢氷魚)は、愛(飯豊まりえ)に。。。。そのころ、失恋した賢秀(竜星涼)は、猪野寛大(中原丈雄)の養豚場へ。そこで清恵(佐津川愛美)と。。。同じ頃、優子(仲間由紀恵)は善一(山路和弘)から。。。。敬称略なんだ、これ。。。。違和感と不快感しか無いという“アリ...
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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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