ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全120回〕 (第68回・2022/7/13) 感想

不連続テレビ小説「ちむわじわじー」

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第68回〔全120回〕第14週『渚の、魚てんぷら』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


暢子(黒島結菜)と房子(原田美枝子)は、フォンターナで見た家族の新しい門出の様子を肴に酒を酌み交わした。そこで、暢子は自分の店をやりたい気持ちがあることに気づく。そんな中、沖縄県人会の遠足が行われ、余興で『沖縄角力大会』が行われることに。暢子と和歌子(駒井蓮)は手作り弁当で参加者を応援することに。角力大会に並々ならぬ意欲で参加するのは智(前田公輝)だ。その理由は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/舞台「未来記の番人」)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10,14
   松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7,12
   中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8,13
   大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9
   田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
   高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
   帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
     藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※敬称略



店を持ちたいわりに、相変わらずボサボサの髪で調理か…

高校の料理部対抗の料理大会では「レストランで働きたい!東京に行って 料理人になりたい。コックさんになりたい」と大見得を切った暢子(黒島結菜)が、今週から「自分の店を持ちたい」に切り替わった今作。

まあ、今作としては、「東京でコックさんになる」夢は叶えたから、次の夢ということなのだろう。

客に提供する料理をつくるのに、ボサボサの髪を出したまま料理をしている姿を見て、どこが「コックさん」になったと認識すれば良いのか、さっぱりわからないが…(苦笑)

暢子「愛さんは 県人会の大事なお客さんだのに」

う~~~ん、千葉県は久し振りに梅雨寒だからだろうか?
次のシーンで、要らぬ寒気がしてしまった。

暢子「愛さんは 県人会の大事なお客さんだのに」


意味がわからん。

私が思うに、先々週から先週といろいろとあったが、暢子と愛(飯豊まりえ)は冷戦? 状態が解消して、ざっくりいうと “仲良く” なったと勝手に思い込んでいた。

だから、ここは「愛さんは もう県人会の人と同じだから」とか、それこそ和彦(宮沢氷魚)との結婚を控えているのだから「愛さんは 和彦君と一緒に県人会に入って欲しいな」くらい、暢子はお世辞を言って良いのでは?

それこそが、いつぞや房子(原田美枝子)が強調していた “客商売” の極意ではないのか?

ホント、あっちもこっちも “連ドラ” なのに “繋がっていない” から頭が痛くなる…

誰も愛を『沖縄角力大会』に誘っていない!

更に、「県人会の大切なお客さん」のわりに、誰も愛を『沖縄角力大会』に誘っていない。

それこそ、和彦も… だ。

重箱の隅を楊枝でほじくることはしたくないが、和彦だって沖縄県人会の会員ではないはず。

台詞に於いても、和彦は「取材」だと明らかにしていた。

でも、愛は和彦に話があって、わざわざ塩見の下宿ではなく “沖縄県人会の遠足” に出向いているのだ。

ここ、単純に暢子が愛を誘って、「愛さん 待ってたよ」じゃないの???

それが、愛を仕事で “ちむどんどん” させた暢子がやるべき、アフターサービスじゃないの???

まあ、愛は自分の仕事をみんなに手伝ってもらったのに、暢子の弁当づくりも、和彦の仕事も、手伝わないのもどうかと思うが…

流石に順次の口の軽さには、不快感すら抱いてしまった…

脚本家も演出家も、視聴者は面白いと思うと信じてやっているのだろう。

三郎(片岡鶴太郎)が口を滑らせるならともかく、順次(志ぃさー)が軽率に… それも、二度も。更に、回想シーンまで入れて。

あくまでも “ドラマ” だとしても、流石に順次の口の軽さには、一種の不快感すら抱いてしまった。

だって、相手の気持ちを考えない賢秀(竜星涼)や暢子みたいな沖縄の人が、順次みたいになるんだろうな… と、見えちゃうからだ。

一体、これのどこをどう見れば、面白味を感じるのか、つくり手に問うてみたい…

なぜ、"智の猛アッタック"へ"暢子と和彦の恋バナ"を強引に割り込ませるの?

更に、悪寒と頭痛を増強させるのが、興味関心が無いのは置いておいても、今作中の描写として “イマイチあるのか無いのかわからない” 状態の “暢子と和彦の恋バナ” を、角力大会に人生を賭けて挑んでいる “智の猛アッタックネタ” へ強引に割り込ませていることだ。

子ども時代での別れのシーンで、暢子と和彦の思いを「手紙を書く」以外で描いていたのなら理解できる。

大人になって再会してから、くすぶっていた恋心が再燃したことを、しっかり描いてくれたら納得できる。

今週になって、和彦と愛の結婚準備が順調に進んでいることが描かれていないなら、スルーもできる。

それこそ、和彦と愛の結婚が間近なのに、それでも暢子が和彦に横恋慕し続けているように見えていても同じだ。

要するに、この角力大会で集中して描くべきは “智の猛アッタックネタ” じゃないのか?

今後の展開で、和彦と愛の結婚が破談になって、暢子が和彦と結ばれる展開になっても、ここは “智の猛アッタックネタ” を描くべきだと思う。

だって、恋バナは一筋縄ではいかぬものだからだ。

だから、正直、今は、暢子と和彦がどんな関係でも良いりのだ。

むしろ、智が本気でプロポーズをしたら、暢子は受け入れるのかどうかが “ドラマ” なのだから。

暢子と和彦の恋バナをくすぶり続けさせて何を描くつもりなのか?

とにかく、15分間見ていて、一体なにを描きたいのか全くわからん!

以前も書いた通り、今作はず~~~っと、毎週金曜日で “白紙状態” にして来たのだ。

その上で、先週で “主人公の恋バナ” から “愛の仕事話” にすり替えて、今週の冒頭で “和彦と愛の恋バナ” には決着をつけたはずなのだ。

なのに、種火のように細々と引っ張って、今回のように時々炎を上げるような展開にする意味がわからない。

だったら、ず~~~っと、「諦め切れない暢子」、「煮え切らない和彦」、「暢子と和彦の関係を疑い続ける愛」の3人のまま、引っ張るだけで良かったのでは?

流石に、ここまで意味不明だと、脳内補完ができない。

今作では今まで3つの場面が千葉県内でロケ撮影されている

今回は、わじわじーが止まらないから、ロケ地の話をしよう。
今作では、今回を含めて、3つの場面が千葉県内でロケ撮影を行っている。

まずは、二ツ橋(高嶋政伸)が「アッラ・フォンターナ」を辞めると決意して、暢子を仕入れ先を教えるために連れて行った漁港。

これが、千葉県南房総市の「和田漁港」だ。「和田漁港」は関東でも有名な “クジラ漁” をやっている場所で、日本に4つしかない捕鯨基地。道の駅「和田浦 WA・O!」では、クジラを学んだり食べたりできる。

2つ目は、暢子、和彦、智、愛が4人で行く海岸

遠くに南房総プリンセスシーハイツらしき建物が映り込んでいるから鴨川の「江見海岸」か、似たリゾートホテルのある千倉の「瀬戸浜海岸」。クレジットにロケ地が南房総市とあるので、後者かも?

そして、今回の角力大会が千葉県南房総市「岩井海岸」。あの湾の小ささと、砂浜の高低差はほぼ間違いないかなと。

まあ、どうでも良いことだが…

あとがき

脚本が、滅茶苦茶なのは素人でもわかると思います。

だから、プロの演出家なら、当然分かっていると思うんです。

だったら、演出家の間で、上手く補完し合えば、なんとかなったと思います。

それこそ、「和彦と愛の結婚は座礁している…」と共通認識で描く… みたいに。

だって、今週は、今作のメイン監督なのですよ。

先々週と先週の演出を見て、「これじゃ、繋げないよ」と思わなかったのか…

それこそ、撮影済みの台詞の音声を消して、誤魔化し用のナレーションを被せるとか。

ホント、いよいよ演出もダメか…


ちむどんどんさしみてぃくぃみそーれー
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!


 

〔お願い〕
勝手なお願いで恐縮でございますが…
コロナ禍で、未だ仕事が激減中です。
Amazon楽天市場からお買い物する際は、当ブログ内のバナーなどのリンク経由で買ってくださると、私にポイントが貯まります。
また、ブログを書き続けるモチベーションアップにもなります。
引き続き、皆様のご協力をお願い申しあげます。


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17045/


【これまでの感想】

第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 2223 24 25 
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40 
第9週『てびち!てびち!てびち!!』
41 42 43 44 45 
第10週『あの日、イカスミジューシー』
46 47 48 49 50 
第11週『ポークとたまごと男と女』
51 52 53 54 55 
第12週『古酒(くーす)交差点』
56 57 58 59 60 
第13週『黒砂糖のキッス』
61 62 63 64 65 
第14週『渚の、魚てんぷら』
66 67

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

連続テレビ小説『ちむどんどん』第68回

内容角力大会の日がやって来た。気合いの入る賢秀(竜星涼)2連覇中の智(前田公輝)だけでなく。和彦(宮沢氷魚)も参加。特に、智は、並々ならぬ気持ちで。。。。一方、暢子(黒島結菜)も和歌子(駒井蓮)と一緒に、みんなのために料理を用意し。。。。そんななか、愛(飯豊まりえ)もやって来て。。。。敬称略う~~ん。。。。三郎はともかく、順次が!!見ていて、暢子や、賢秀って、順次のようになるんだなぁ。。。。...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: