元彼の遺言状 (第11話/最終回・2022/6/20) 感想

フジテレビ系・月9『元彼の遺言状』
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第11話/最終回『麗子失踪編! 無実の篠田、自由の身に…! 最後の謎は僕が解く』の感想。
篠田(大泉洋)のミステリー小説が出版プロデューサーに評価され、書籍化が決定。そんな彼に、麗子(綾瀬はるか)が海外旅行に行くと電話で伝えた。麗子不在の事務所に、津々井(浅野和之)や黒丑(望月歩)が次々と相談事で訪れる中、紗英(関水渚)が持ち込んだのは「3億円が消えた」事件。それは大物議員の裏金で、3人の秘書だけが金庫の暗証番号を知っているという。そこで、紗英が事務所に潜入し、3人の様子を探る中、篠田のスマートフォンに麗子から「お金になるような案件があれば連絡しろ」とのメールが着信する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・新川帆立「元彼の遺言状」
脚本:杉原憲明(過去作/SUPER RICH、嘘から始まる恋) 第1,2,4,5,7,10,最終話
小谷暢亮(過去作/闇の法執行人、DCU) 第3,6,9話
中園勇也(過去作/脚本協力「SUPER RICH」) 第4,8話
脚本協力:中園勇也(過去作/脚本協力「SUPER RICH」) 第1,2,5,6,7,9,10話
伊吹一(過去作/地上波ドラマ不明) 第1,2,5,6,7,8,9,10,最終話
演出:鈴木雅之(過去作/ラジエーションハウス1,2、ショムニ、HERO、婚カツ!) 第1,5,9,10話
澤田鎌作(過去作/不毛地帯、監察医 朝顔、ナイト・ドクター) 第2,3,7話
西岡和宏(過去作/ルパンの娘2020、ラジエーションハウスII) 第4,6,8,最終話
音楽:川井憲次(過去作/花燃ゆ、すべてがFになる、まんぷく)
今作、最大の謎? 本来の構成では『特別編』だったのか?
最近の『月9』は、実質的な最終回のあと『特別編』という “ダイジェスト版 兼 番外編” を放送することが多い。
そう考えると、この第11話(最終回)は、どう見ても “ダイジェスト版 兼 番外編” だから、本来の構成では『特別編』として放送つもりだったのかも?
自身の脚本をシンプルにしたら良かったのに…
それにしても、演出担当が、メイン監督の鈴木雅之氏でないのも解せないが。
鈴木氏の演出でないとしても、良くも悪くも、今作らしい演出が皆無。もちろん、脚本による展開も、これと言って特化した感じがない。
それに、通常の1時間枠なのに、複数の案件を盛り込んでいる上に、場面があちこち動いて、内容がわかり難い。
劇中で、麗子(綾瀬はるか)が次のようなことを言っていた。
麗子「物事は たいてい 驚くほどシンプルにできているの(字幕ママ)」
麗子「物事は驚くほどシンプルなのよ(字幕ママ)」
この台詞を2回も書くなら、自身の脚本をシンプルにしたら良かったのに…(苦笑)
まあ、今作は第1話から、シンプルに描けば良いものを、わざと複雑に描いて興味を惹こうとし続けたわけだが。
あとがき
この内容で、興味を持てと言われても…。
出演者も悪くないし、篠田(大泉洋)の冤罪(えんざい)から復活劇も悪くない。
やはり、全体の構成が失敗したのでしょうね。
ドラマ化の際の全11回の構成を、もっと慎重に練るべきだったように思います。
もったいない…
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【これまでの感想】
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