インビジブル (第9話・2022/6/10) 感想

TBS系・金曜ドラマ『インビジブル』
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第9話『内通者の正体判明!全てが繋がる... 黒幕の真の狙いとは一体!?』の感想。
キリヒト(永山絢斗)から捜査一課に、2日後にブラックフライデーを行うと連絡が入る。ブラックフライデーは、海外のクリミナルズたちが次々に凶悪犯罪を巻き起こすというもので、中止してほしければ、現在収監中のクリミナルズ全員の免責と釈放が条件という。阻止するにはキリヒトを見つけ出す以外ないと、志村(高橋一生)は猿渡(桐谷健太)と共に彼の行方を追う。そんな中、キリヒトはキリコ(柴咲コウ)を連れ、2人が昔暮らしていた家に向かっていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:いずみ吉紘(過去作/極悪がんぼ、仰げば尊し、集団左遷!!) 第1,2,3話
槌谷健(過去作/都庁爆破!、ブラックペアン、下町ロケット) 第4,7,9話
香坂隆史(過去作/七人の秘書、ドクターX S-7) 第6,8話
演出:竹村謙太郎(過去作/アンナチュラル、警視庁ゼロ係シリーズ、MIU404) 第1,2,5,8話
棚澤孝義(過去作/半沢直樹2013、死役所、着飾る恋には理由があって) 第3,4,7,9話
泉正英(過去作/病室で念仏を唱えないでください、TOKYO MER) 第6話
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔シリーズ、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、MIU404、ゴシップ#)
主題歌:Dragon Ash「Tiny World」
最低限は「設定」を守ってもらわないと…
世界の犯罪を闇で仕切る… わりに、アジトをバイトに警備って???(苦笑)
「闇」の世界だから、表立って動けないにしても、バイトって。
キリヒト(永山絢斗)もキリヒトだが。
警察も警察で。こっちは安定の “無能” っぷり。
志村(高橋一生)と猿渡(桐谷健太)で捜査しているのに、頑張ってるのは志村だけ。
まるで、出番を待っていたかのように、あとから猿渡。
一応、陳腐でもチープでも「設定」があるのだから、映像制作の際に最低限は「設定」を守ってもらわないと、設定の意味がないのだが(失笑)
引っ張る、引っ張る…
あとは… 内通者と結末だけ。
それなのに、引っ張る、引っ張る。
輪ゴムなら、伸び切って、切れちゃうレベル…
今回だけを見れば、もはや "バディ" のかけらもない
これ、今作の序盤で描いていた「刑事とインジビジブルのバディ」が巨悪を倒す… になっているだろうか?
今回だけを見れば、もはや “バディ” のかけらもないのだが…
ほぼ、謎解きのための、情報提供を淡々とやっているだけ…
それに、最も困ったのは、TBSに限らないが、最近はやりの「考察ドラマ」風のつくりをやって、自己満足している感じがすること。
確かに、一部の考察好きには楽しいかも知れないが。
もはや、ドラマとか、物語のような雰囲気は皆無。
ほぼ、謎解きのための、情報提供を淡々とやっているだけ。
「特命捜査対策班へ左遷された志村」という設定は…
まあ、“バディ” がどうのこうのいう前に、志村のキャラが変わってしまったのが、現状の最大の要因だと思う。
それこそ、初期の頃の志村は、“犯人逮捕のためなら時にグレーな手段を使う” ちょっと荒くれ者な雰囲気があったが、今の志村は、上司に忠実。
これ、「特命捜査対策班へ左遷された志村」という設定まで活かさないとは?
あとがき
全10話の契約だから、何が何でも、引っ張りたいのは理解しますが。
終盤、キリコがキリヒトの拘束を解いていましたが、なぜだろう?
志村も志村だが、キリコも言動不一致で、よくわからなくなってきました。
これ、初期の頃のように、闇組織を牛耳るインジビジブルとはぐれ刑事のバディモノで良かったのに。
もちろん、キリヒトも、縦軸もなしで。
もう、どうでも良いのですが…
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【これまでの感想】
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