元彼の遺言状 (第9話・2022/6/6) 感想

フジテレビ系・月9『元彼の遺言状』
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第9話『最強バディ最後の事件へ…篠田の冤罪晴らせる!?港町に隠された悪意』の感想。
麗子(綾瀬はるか)は篠田(大泉洋)の無実を明らかにするため、彼を伴い事件のあった漁村へ。しかし、現場となったレストランのオーナー・藤巻、旅館を営む亀田、医師の高瀬ら事件の夜に居合わせた住民達は「忘れたい」と言うばかりで非協力的だ。そんな中、被害者・小笠原(田山涼成)があくどい金貸しだったことが判明。一方、当時からレストランで働く美月(成海璃子)は、篠田に恩があるといい…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・新川帆立「元彼の遺言状」
脚本:杉原憲明(過去作/SUPER RICH、嘘から始まる恋) 第1,2,4,5,7話
小谷暢亮(過去作/闇の法執行人、DCU) 第3,6,9話
中園勇也(過去作/脚本協力「SUPER RICH」) 第4,8話
脚本協力:中園勇也(過去作/脚本協力「SUPER RICH」) 第1,2,5,6,7,9話
伊吹一(過去作/地上波ドラマ不明) 第1,2,5,6,7,8,9話
演出:鈴木雅之(過去作/ラジエーションハウス1,2、ショムニ、HERO、婚カツ!) 第1,5,9話
澤田鎌作(過去作/不毛地帯、監察医 朝顔、ナイト・ドクター) 第2,3,7話
西岡和宏(過去作/ルパンの娘2020、ラジエーションハウスII) 第4,6,8話
音楽:川井憲次(過去作/花燃ゆ、すべてがFになる、まんぷく)
脚本も演出も、自己満足の過剰サービスにしか見えない…
この、話があちこちへポンポンと飛びまくる構成、なんともまどろっこしい展開、後出しジャンケン風のモヤモヤ感の脚本は、クレジットを見なくても、『DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~』と似た感じだから、誰だかわかる。
クドいシンメトリー構図に、壊れたテレビのような映像効果の多用、無駄に長い食事のシーンの演出も、クレジットを見なくても誰だかわかる。
これらが、好意的に “作風” や “らしさ” に感じれば良いのだが。私にとっては、自己満足用の過剰サービスにしか見えない。
だから、こんな書き出しでしか感想を思いつかないわけだが…
大人の事情には同情するが。とは言え…
とは言え、連ドラの終盤で(次回は、最終回でない!)で、既に取り扱っている事件で、前後編にする大人の事情があって… となれば、脚本はこんな感じに仕上げるしかない… と同情はする。
更に、昨今の所謂 “考察廚” を喜ばせる仕掛けを施さないとバズらないドラマになるから、こうやって “あやふや” だらけにして引っ張らないと、スポンサーがOKを出さないのだろう。
だから、せめて、演出の味付けが薄味だったら、もう少しマシに見えたと思うが…
あとは、粛々と後半の解決編を見るだけ…
まあ、内容については、前回の感想にも書いた通りだ。
私は、篠田(大泉洋)が “何者” であるかを解き明かすエピソードを、連ドラの序盤に持って来て、2~3話で “素性” に決着をつけて…
その後に、麗子(綾瀬はるか)と篠田のバディーの活躍を描くミステリーにした方が良かったと、今でも思っている。
だから、「今さら…」としか感じない。従って、粛々と後半の解決編を見るだけだ。
あとがき
今回を見て、ほぼ確信しました。
やはり、凸凹バディーの活躍を描くミステリーなら、バディーの関係を明白にしてから、あれこれ描かないと、事件に集中できないなぁと。
ただ、そんなどうでも良い謎が解けただけ…(苦笑)
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【これまでの感想】
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