マイファミリー (第9話・2022/6/5) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『マイファミリー』
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第9話『最終決戦?犯人現る 最後の誘拐は、妻!?』の感想。
阿久津(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)の奪還に向け動く温人(二宮和也)、未知留(多部未華子)、三輪(賀来賢人)、東堂(濱田岳)の4人。だが、東堂が駆け付けた監禁部屋には誰もおらず、温人は外であおむけに倒れている実咲を発見する。頭の周りに血が広がる姿をぼうぜんと見つめる温人に、任意同行を求める葛城(玉木宏)。そして、取調室で不安な様子を見せる温人に全てを話すよう訴える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:黒岩勉(過去作/グランメゾン東京、アンサング・シンデレラ、危険なビーナス、TOKYO MER)
演出:平野俊一(過去作/インハンド、TOKYO MER、日本沈没-希望のひと-) 第1,2,3,7話
田中健太(過去作/半沢直樹、小さな巨人、陸王、下町ロケット、DCU) 第6,9話
宮崎陽平(過去作/下町ロケット、半沢直樹2020、日本沈没2021、DCU) 第4,8話
富田和成(過去作/弱くても勝てます(演出補)、バイプレーヤーズ(演出補)、隕石家族) 第5話
音楽:大間々昂(過去作/地味にスゴイ!校閲ガール、お金の切れ目が゙恋の始まり、ファイトソング)
主題歌:Uru「それを愛と呼ぶなら」
考察好きの人や、粗探しする人は、昨夜から大忙しだろう…
考察好きの人や、粗探しする人は、恐らく、昨夜から大忙しだろう。
とにかく、サブタイトルに『最終決戦!』と書いてあっても、どこ吹く風。
運動会の綱引きか棒引き競技で、最強チームが弱小チームに「これでもか!」と言わんばかりのように、引っ張る、引っ張る…
その割には、結果的に 《これまでと同じ》 なのだが(苦笑)
1時間も割いたのなら、もう少し"何か"やれなかったのか?
考察好きや粗探し組は別にして、最終回では、単純に “ドラマ” として見ている私を納得させてくれるような “解説” と “結末” を用意してくれているのか? それだけが心配だ。
せめて、1時間を見続けたご褒美として、もう少し “新情報” を提供するなり、“新展開” を準備して、最終回へ興味関心を抱けるように、工夫して欲しかった。
《また、誘拐事件》 という"最終決戦"が始まっただけ……
だって、結局、『最終決戦!』とは、これまでの事象に対して “最終決戦” ではなく、これまでと同じ 《また、誘拐事件》 という “最終決戦” が始まっただけとは!
まあ、引っ張るには “誘拐” しかないとは予想はつくが。
それでも、“新情報” は、終盤の “タブレット” だけ。これって、考察好きに “おもちゃ” を与えて喜ばせただけでは?
あとは、説明台詞とナレーションで済むことばかりを延々と(失笑)
あの~、こんなの映像化する必要あります?
あとがき(その1)
警察内部のゴタゴタを描いたところで、所詮、内容を冷静に精査すれば、ものの15分も必要だっかどうかのお話。
これなら、前回の結末に、最終回を直結して、今回の分を加えて、予定通り15分拡大分に凝縮したら良かったのに…
あとがき(その2)
今後、この類の「新藩には誰? ドラマ」が増えるでしょうね。
録画機を持たない若年層に毎週テレビを見てもらうには、あからさまな “謎” を敷き詰めて、誰でも容易にバズれるようにし、、引っ張って引っ張って、幾度も見逃し配信でCMを見て貰って… という大人の作戦。
これでは、まともな脚本家(演出家も)が育たないのは当然だと思います。まともな脚本家だと思っていた人だって、こう…(自粛)
あとがき(その3)
終盤で、温人(二宮和也)が三輪(賀来賢人)に「このまま終わったら 犯人の思いどおりになる」と言っていました。うまいこと言いますね。脚本家の、せめてもの罪滅ぼしかも…
このまま最終回まで見たら TBSの思い通りになりますよ(苦笑)
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