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連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全120回〕 (第8週/土曜日版・2022/6/4) 感想

連続テレビ小説「ちむどんどん」

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第8週『再会のマルゲリータ』の「土曜日版」の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


暢子(黒島結菜)が沖縄を出てから1年が経った。右も左も分からない新人だった暢子も、ある程度仕事ができるようになっていたが、オーナーの房子(原田美枝子)から突然衝撃の通告を受ける。その内容は…。沖縄の実家では良子(川口春奈)が妊娠して間もなく出産を迎えそう。そして母・優子(仲間由紀恵)と暮らす歌子(上白石萌歌)は、誰にも言えないある秘密の思いを抱えていた。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---


原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/舞台「未来記の番人」)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6
   松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7
   中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 8
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
   高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
   帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
     藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※敬称略



「意外に頑張った編集だった」と、評価したい!

ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!

早速、第8週の「土曜日版」の感想だ。

今週の本編は、かなり強引で意味不明な展開続きだったら、どんな編集をするのか楽しみだった。

そして、結果から言うと「意外に頑張った編集だった」と、評価したい。私の評価の方が意外かも!? その理由は2つ。

「新聞社での修行」を正当化する努力が施されていた

1つは、今週の「新聞社での修行」を正当化する努力が施されていたこと。

「土曜日版」の3分頃に、ジョン・カビラさんによって次のナレーションが挿入されていた。

N「自らの経験から
  料理人は料理ができるだけでは駄目と考える房子。
  幅広い視野と 何より 一般常識を身につけさせるため
  新聞社で 暢子を鍛え上げようというのです」

お気づきの方もいらっしゃると思うが。これ、5月30日放送の第36回の序盤の数分間が、「土曜日版」で数十秒間のナレーションに圧縮されていたのだ。

それは、房子(原田美枝子)と西洋文化史専門の大学教授(大塚芳忠)が、イタリア史について語り合っているのを暢子(黒島結菜)が目撃。

その後、暢子は料理長・二ツ橋(高嶋政伸)から、房子が「小学校しか出ていらっしゃらないはずです」と聞いて驚く。

で、暢子が「なんであんなに外国について詳しいんですか?」と二ツ橋に質問すると…

二ツ橋「勉強熱心な方ですから。
    幅広い見識をお持ちで 多くの学者さんとも交流がある。
    だから フォンターナは
    一流の文化人や芸術家が集うサロンにもなっています」

そう、答える。更に、暢子は「文化や芸術って料理と関係あるんですか?」とツッコむと、二ツ橋は「『料理人は料理さえできればいいは駄目』というのが オーナーの持論」と諭すシーンがあったのだ。

そこのくだりを「土曜日版」で使用せずに、ナレーションで補強・補足したのだ。

これによって、“見る人によって” は、「なるほど。だから、房子は新聞社で修業させたのか!」と納得できたかもしれない。

ちなみに、私は納得できなかったが…

房子の《暢子を育てようと試みる器の大きさ》は伝わった!?

それでも、このくだりをナレーションによって “コンパクトにまとめ” たことで…

房子が “自らの経験から” を理由に、“新聞社で暢子を鍛え上げよう” と動き出したという、房子の 《世間知らずの暢子を育てようと試みる器の大きさ》 が、伝わったと思う。

修行の序盤に、暢子が房子のことを思い出していれば…

細かいことだが。前述の通り、暢子が二ツ橋から房子の “小卒” の苦労話を聞いたのが、月曜日の第36回の序盤。

で、「土曜日版」でナレーションの補強がされた映像は、火曜日の第37回の分。

私が、何を言いたいのか?

本編で、繰り返しになっても良いから、暢子が新聞社の慣れない仕事でてんやわんやして、ぐったりして帰宅した夜にでも…

寝床で「房子と大学教授のやり取り」と「二ツ橋とのやり取り」を思い出すような、回想シーンを一度くらい挿入した方が良かったのでないかと思うのだ。

そうすれば、暢子が房子の真意を考えて「明日は頑張ろう!」となって、次の日は「うちの会社」が「弊社」に言い換えられるシーンなどが、暢子の学習、成長に見えたのでないかと思うのだ。

「電話のシーンの活かし方」も、頑張ったと思う

もう一つの「意外に頑張った編集だった」のは、電話のシーンの活かし方。

完全に「週5放送」分を精査はしていないが。今週に登場した印象的な「暢子が喋った電話のシーン」は、ほぼ利用されていたと思う。

所々へ適宜に挿入したことで、暢子の仕事と私生活の違いが見えたし、雑用バイトとしての “変化” や “進歩” も見えた。

もちろん、レストランでも同じことはできるが、賢秀(竜星涼)は置いといて…
良子(川口春奈)は出産
歌子(上白石萌歌)は歌手の夢
と、新天地を目指す展開の中では、暢子は新聞社なのは、完全否定するほどでもないように、見えたから。

もちろん、納得はしていないが…

新聞社という舞台が全面的に悪いわけでないと思う!

これ、新聞社という舞台が全面的に悪いわけでないと思う。

悪いのは、新聞社でヒロイン・暢子が、これといった「料理に関わる収穫」を殆どしていないように描写したことだ。

こんなの、過去の朝ドラで、いくらでも工夫を見ることができる。

例えば、『ごちそうさん』のヒロイン・め以子。西洋料理店「開明軒」を営む料理人の長女として生まれ育ち、食べることが何よりも大好き。

美味しいものへの探求心は底知れず、「め以子の料理ノォト」に料理に関する発見やレシピを日々記録して、「開明軒」や食卓のメニュー開発にも貢献したのだ。

また、『とと姉ちゃん』のヒロイン・常子。料理へ特別関心はなかったが、起業した出版社の雑誌「あなたの暮し」の目玉企画で「料理企画」を取り上げて、料理の知識を増やしたなんて例もある。

更に、『まんぷく』のヒロイン・福子。小学生の頃に父親を亡くし、貧しいながらも母や姉たちに愛されて育ち、美味しいものを食べることが好き。この辺は、暢子に通じるものがある。

で、夫の発明家としての才能を信じて、ど素人が「ダネイホン」の味の改良に、ワカメを昆布に変えることをアドバイスして、経営者の妻になって行くのだ。

要するに、食べ物や料理を題材にするなら、ヒロインが如何なる設定だろうが、結果的にヒロインの言動は “食べ物や料理” に集約・帰着させなければ、ヒロインの変化も成長も描けないし、全てに於いて意味が無いのと同じなのだ。

例えば、次のアイデアで新聞社に意味を持たせられたかも?

だから、これまた「例えば…」になってしまうが。

田良島(山中崇)が暢子を「正直で明るくて」と評価したくだりが、あったのだから。

例えば、東洋新聞社に「小学生新聞や中高生新聞」がある設定にして。田野島が暢子を小学生新聞へ異動命令。

で、劇中の1974年の東京は、まだ家庭科は「女子向け」だったから、女子生徒を集めて「料理特集企画」の担当に配属されて、女子生徒たちと味覚の多様性を学ぶとか。

男女生徒たちと「いろいろな国の料理を作ってみよう!」の企画に参加するとか。

いくらでも、新聞社に意味を持たせることはできたと思う…

あとがき(その1)

予告編の内容には触れませんが。予告編の中の暢子も、6月3日放送の第40回の暢子も、ヘアースタイルが変わっていましたね。

ちゃんと? 髪を後ろで束ねて “お団子でまとめ髪” になっていました。

というわけで、ちょっとは次週から暢子に変化が見られたので、ほんの僅かですがホッとしました。大きなテコ入れは期待できないにしても、変化の兆しが見えるだけでマシですもんね。

あとがき(その2)

そう言えば。劇中に登場する千葉が、結構な田舎に描かれていますが(笑)

電車で都心まで快速電車で約30分の場所でも、ちょっと駅から離れれば、令和の今でも意外と畜産場(放牧していない)はたくさんありますよ。牛、馬、豚、鶏など。

散歩したり、車で走っていても、どこからともなく “匂い” が漂って来ますから(笑)

そのおかげで、地産地消でつくられた牛乳をつかったチーズを使ったピッツァとか、南房総では「生シェイク祭り」もありますよ。

主催者の「須藤牧場」さんとは、長年の知り合いで~す。

生シェイク祭り公式ページ|須藤牧場

令和元年7~9月末まで開催の「館山 夏の生シェイク祭り」に参加した

ちむどんどんさしみてぃくぃみそーれー
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。


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【これまでの感想】

第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 2223 24 25 
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 
第8週『再会のマルゲリータ』
36 37 38 39 40

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先ずは、引っかかったことを。。。前回、金曜の第40回の中盤過ぎの会話歌子「オーディションダメだった。   だけど、うち、強いおばさんになる。   これからも歌い続ける。うちは、歌が大好きだから。暢子「うん。それで、良いと思う。初見で、引っかかり。そのあと、何度も、見直してしまった。これで、良いのかな??気のせいか、暢子が、歌子に“夢”を諦めるよう勧めているように聞こえるんだが。。。で思ったの...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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