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連続テレビ小説「ちむどんどん」〔全120回〕 (第37回・2022/5/31) 感想

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」

NHK総合・連続テレビ小説『ちむどんどん』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第37回〔全120回〕第8週『再会のマルゲリータ』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


暢子(黒島結菜)は勤め先のイタリア料理店で、オーナーの房子(原田美枝子)から突然クビの宣告を受ける。そして、「それがいやだったら、ある場所で働いて評価を得てくること」と言われる。新しい職場に挑んだ暢子は、そこで子供の頃に沖縄で交流した青柳和彦(宮沢氷魚)と再会を果たす。その頃、沖縄の実家では、歌子(上白石萌歌)が、新人歌手発掘のオーディションを受けたいと思い…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/舞台「未来記の番人」)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6
   松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7
   中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 8
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
   高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
   帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
     藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※敬称略



今回も、時々深呼吸を挟んで血圧を上げないように感想を…

【非公開コメント】で、複数の読者さんから「無理して感想を投稿しなくても良いのでは?」とのお気遣いのご意見を頂戴している。

こんな私を心配して下さるのだから、本当にありがたいことだ。

でも、離脱する時は、他の連ドラと同じでスパッと切るのでご心配なく。

逆に、文句を書きつつも見ているのは、どこか期待を捨てられないからで。それは、全10話程度の連ドラとは違う、連続テレビ小説ゆえの独特なフォーマットによるものが大きいが。

というわけで、今回も、時々深呼吸を挟みながら、血圧を上げないように感想を綴ってみる。

新聞社って、いつから "客商売" になったの?

では、皆さん、大きく長~~~く息を吐いて、吸いましょう。先に吐く方を大きくやると、たくさんの空気を吸えますよ(by 私のメディカルトレーナーの言葉)。

ヨッシャ、行きますよぉ。

あの~~~ぉ、新聞社って、いつから “客商売” になったのだろうか?

もう、最初から疑問しかない。

例えば、前回の描写をすべて “正しい” とすれば、オーナーの房子(原田美枝子)は暢子(黒島結菜)に対して、もっと「世間を勉強しなさい!」とか「一般的な基礎知識を学びなさい!」の意味で “試練” を与えたいなら…

それこそ “客商売” の “レストラン” で良いのでは?

百歩譲って、武者修行的な意味合いを持たせるなら、房子が信頼のおけるシェフや経営者がいる “別のレストラン” で十分では?

もう、新聞社の必然性が皆無なのだ。

なのに、「ここで ボーヤとして評価を得ること」が、レストランに戻る条件という、房子の真意が全くわからん!

せめて、将軍の房子らしく「社食 “程度でも” 認められなければ、クビ!」ではないのか???

新聞社に社食がある設定なら、そこで修業するほうが…

また。敢えて、重箱の隅を楊枝でほじくるが。

子供の頃に沖縄で交流した青柳和彦(宮沢氷魚)に、次の台詞があった。

和彦「ここの食堂のカレーがさ 絶品なんだよ」

ここの新聞社には “従業員食堂” がある設定なのだ。だったら、房子は、そこの食堂で働けと指示すべきでは?

それこそ、前回に登場した口うるさい客・淀川春夫(本田博太郎)が新聞社の重役か何かで、「私の会社で、一から叩き直してやる! いいよね。オーナー?」みたいなことを言って、房子が納得して、新聞社で働くならまだ納得できるが。

房子が暢子に呆れて)、さじを投げて、袖にしたの?

これ、うがった見方(隠れた真相を見抜く)をすれば。房子が暢子に呆れて(と言っても、何も教えていないが)、(レストランだけに)さじを投げて、(和服だけに)袖にした(邪魔者あつかいにした)ようにしか見えないのだが。

更に、新聞社のシーンを増設して、登場人物を増やしたい、その俳優さん目当ての視聴者を増やしたい… との大人の事情しか感じないのだが…

最初から、三郎の紹介で和彦は暢子と同じ下宿先で良かった

百歩譲って、どうしても、暢子を和彦と再会させたいとか、同居させるのが、新聞社とアルバイトの設定の真の目的なら…

最初から、三郎(片岡鶴太郎)と史彦(戸次重幸)が「沖縄の民俗学研究」が縁の知り合いで、既に “あの下宿” で暮らしている設定で良かったのだ。

そうすれば、智(前田公輝)とも再会ができて、一石二鳥、いや三鳥以上に、下宿と沖縄料理居酒屋「あまゆ」に “意味” を持たせることができたと思う。

下宿と「あまゆ」を「東京編」の本拠地にした方が良かった

ふ~っ。いやぁ、一気に来たぞ。そこで、ラストスパート。では、もう一度、大きく長~~~く息を吐いて、吸いましょう!

いや、こう考えると、実は、下宿と沖縄料理居酒屋「あまゆ」を「東京編」の主軸というか、スタート地点、本拠地のようにした方が良かったかも知れない。

例えば、「暢子と料理」の関係について。本作では、イタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」を本拠地に描いている。

このことは、前回の感想のあとがきで触れたとおり、店名「アッラ・フォンターナ(alla fontana)」とはイタリア語で、「噴水にて」、「泉のほとりで」の意味からもわかる。

しかし、実際にはレストランでは何も教えていないし、教わってもいないのだ。

だったら、居酒屋の店主・金城順次(志ぃさー(藤木勇人))を “味音痴” の設定にしないで、普通に店主が料理をする設定で良かったのだ。

それで、暢子の料理は美味しいが、プロが唸るような味ではないとして描く。

そして、プロの料理人のもとで料理を教わりつつ、イタリアンの店に挑戦するくらいの道筋があった方が、妥当な気がする。

それこそ、修行中の「1年6か月」をすっ飛ばすなら、就職試験までの道程に尺を割くべきだったのだ。

それをしないから、言いたくないが、ほら「騒動の箇条書き」に見えてしまう。

あれ? これだと、『おちょやん』、『おかえりモネ』、『カムカムエヴリバディ』と同じではないか!

終盤にあった「あまゆ」での “会食” って何なの?

いよいよ、最後。

終盤にあった「あまゆ」での “会食” って何なの?

和彦の入居祝い? 和彦と恋人・同僚の大野愛(飯豊まりえ)が来てくれたから? 沖縄の関係者が集まったから? 智はどうやって合流したの? 店の外は人の往来があるのに、営業は? 全く、わからん!

せめて、ナレーションで「次の休日に、三郎の提案で、みんなが集まることになりました」とやって、店休日を強調した上で、子役を交えて昼間に飲食する設定の方が無難だったのでは?

とにかく “雑” を超越して、何を描きたいのかわからない…

あとがき(その1)

昨日、下記のネットニュースを見かけました。

辛口批判相次ぐ朝ドラ『ちむどんどん』壮大な伏線回収で評価一変か

内容をどう捉えるかは、それぞれとして。壮大な伏線回収が用意されているかどうか以前に、今をどうにかするべきでは?

だって、瞬間的には視聴率が17%台になっても、基本は低めなわけで。

要するに、私みたいに “習慣” の人や、敢えて “離脱” する必要もない人が、15%くらいはいるんですよ、どの朝ドラも。

だから、問題はそれ以上の人をどう取り込むか?

そんな人たちに「この先、壮大な伏線回収がありますよ」と言ったところで、「その頃、見ます」ですよね。むしろ、「そんな先まで我慢できない」の人の方が離脱していくのでは?

だから、先に希望を持たせても意味がない。今、テコ入れするべき。でも、今テコ入れしても、映像に反映されるのは2か月後。遅いか…

あとがき(その2)

それと、今回も… ですが。何なの、あの暢子と三郎の “思わせぶりな表情” って?

そんなのを挿入したところで、多くの人が先への興味関心よりも、毎日の《ちむもやもや》に悩んでいるのですから、サクッと描いたほうが得なのに…

あぁ、《ちむもやもや》するぅ…

あとがき(その3)

それと、前回で、良子(川口春奈)があっさり教師を辞めたので、ちょっと、録画を見直して調べてみました。

ちなみに、良子が金を借り入れる際には借用書が登場しました。そこには…

「300ドル」の記載の他に…
「償還方法:毎月6ドル」
「第1回納入期日:1972年3月31日」
「償還期限:1976年5月31日」
の文字がありまして。劇中は、まだ1973年で完済していないはず。じゃあ、借金はどうなったの? って話ですよ。

まあ、これまでも比嘉家の借金については、雑で曖昧な描写でした。

いっそ、ラストの「わたしの沖縄」の写真投稿コーナーを潰して、「比嘉家の借金残高カウンター」を設置した方が、視聴者も比嘉家もスッキリするのでは?(苦笑)

あとがき(その4)

最後の最後に。今作で《ちむもやもや》している読者さんへ。未見なら、『受付のジョー』の最新話の方が、断然 “朝ドラチック” でおすすめです。今なら、最新話を無料で見逃し配信を見られます。

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【これまでの感想】

第1週『シークワーサーの少女』
1 2 3 4 5 
第2週『別れの沖縄そば』
6 7 8 9 10 
第3週『悩めるサーターアンダギー』
11 12 13 14 15 
第4週『青春ナポリタン』
16 17 18 19 20 
第5週『フーチャンプルーの涙』
21 2223 24 25 
第6週『はじまりのゴーヤーチャンプルー』
26 27 28 29 30 
第7週『ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ』
31 32 33 34 35 
第8週『再会のマルゲリータ』
36

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連続テレビ小説『ちむどんどん』第37回

内容房子(原田美枝子)から、新聞社で“ボーヤ”として働くよう、命じられた暢子(黒島結菜)だが、全てのことに悪戦苦闘。。。その新聞社で和彦(宮沢氷魚)と再会する。そんななか、歌子(上白石萌歌)から相談される暢子。敬称略ほんと、異様。異常。そもそも。新聞社は“客商売”だと言えるのか?もしも、人間関係などで成長を促すというコトならば、そんなの“客商売”のレストランで十分じゃ無いのか??例えば、今回...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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