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受付のジョー (第6話・2022/5/30) 感想

受付のジョー

日本テレビ系・シンドラ『受付のジョー』
公式リンクWebsitetwitterInstagram

第6話『就活の受付に奮闘するジョー!恋の三角関係勃発!?』の感想。



凛燈舎の新卒採用試験が始まり、城(神宮寺勇太)ら受付チームは就活生に対応する。そんな中、チーフを引き継いだカレン(トリンドル玲奈)は、プレッシャーを感じていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:いとう菜のは(過去作/メンズ校、きよしこ、ユーテューバーに娘はやらん!)
演出:中茎強(過去作/SHARK1,2、HiGH&LOWシリーズ) 第1,2,5
   保母海里風(過去作/危篤スルー、文豪少年!) 第3,4
   伊野部陽平(過去作/いつかティファニーで朝食を1,2) 6
音楽:宗形勇輝(過去作/映画「地獄の花園」)
主題歌:King & Prince「踊るように人生を。」



「ファンだけが楽しめるドラマ」とは大きく一線を画す!

ここだけの話ですが… 『受付のジョー』を朝ドラにしたら良かったのに(笑)

それくらいに、主人公の成長物語としても、お仕事ドラマとしても、人間ドラマとしても、見応えがある。だから、当然…

今作でも、恋バナかぁ…

なんて、落胆は一切ない。

むしろ、神宮寺さんが出演していて、恋バナがないほうが不自然なくらいだ。

でも、今作では恋バナをガッツリと盛り込まない。あくまでも、主人公を取り巻く脇役の心理描写の一つとしてしか利用しない。

そこが「ファンだけが楽しめるドラマ」と、今作が大きく一線を画すところだ。

第二章も、王道のお仕事ドラマだ!

さて、今回は、チーフの役目を佐知山がいなくなった、実質上の「第二章」だ。

やんわりと三角関係をにおわせながらも、主軸は、就活の受付に奮闘するジョー(神宮寺勇太)だ。そこは、全くブレていない。

そして、そこへ、同僚の受付嬢たちの “現実と未来”、“自信と不安” を上手く絡ませた。正に、王道のお仕事ドラマだ。

ジョーのお節介な部分が、ドラマをかき回して良い感じに…

でも、それだけだと、ただのお仕事ドラマで終わってしまうから、復職した春口(松井愛莉)を投入して、セクハラ、パワハラ問題も。

やや、盛り込み過ぎの不安はあるが、実はジョーの取り組みも、大きなお世話、無用なお節介な部分がある。

だから、相手を思う気持ちという面でシンクロしてくると、ドラマとして面白味と深みが増すと思う。

カレンが就活生にストッキングを渡したエピソードが秀逸

今回のエピソードで良いなと思ったのが、カレン(トリンドル玲奈)が就活生に着圧ストッキング【スリムウォーク(SLIM WALK)】を気遣いで渡したエピソード。

私の知るホテルでは、困ったお客様用に、ストッキングや礼装用ネクタイや黒の靴下などを売店でも売っている。でも、確かに一般企業の受付が準備しているのは少ないような。

で、今回でカレンが手渡したのは、12時間美脚キープの【スリムウォーク】だ。これって、カレンの私物を差し出したという解釈で良いと思う。

この辺の臨機応変さが就活生に繋がったのだろう。きっと「私物ですが…」と言われたから。

私には、ストッキングでなく絆創膏の体験談がある…

こういうことって、接客業を長くやっていると意外と多い。以前も私の経験談を書いたら、読みたいとのコメントを頂いたので、ちょっとだけ。

数年前、結婚披露宴の会場で、朝早く一人で音響照明映像の仕込み作業していた時のこと。

急に宴会場の扉が開いて、如何にも新郎新婦のご両親が入って来られた。「おめでとうございます! 会場ならご覧いただけます」と即答したら。お母さん風の方が「絆創膏はありませんか?」と…

「主人が靴擦れしてしまって。これから教会で結婚式なんです」

「え~と、絆創膏は…」。そう、絆創膏は売店に売っている。しかし、宴会場は11階で、売店は2階、エレベーターを使っても5分以上かかるし、何より痛い足で歩いていただかなくてはならない。ホテル従業員もまだ出社していない。

そこで、「ホテルの規則でホントはダメなんですけど。私物で良かったら、すぐありますけど。もちろん、未使用です」と笑って答えた。

すると、ご夫婦そろって「あなたにご迷惑でなければ…」と。私は自分の絆創膏を渡して、作業を続けた。

そして、私が担当させた頂く披露宴が始まった。すると、そのご夫婦は新婦様のご両親だった。「さっきは助かりました」と、グラス一杯のウーロン茶を下さった。

お客様から飲み物をいただくのは規則違反。だが、受け取ってお礼を言った。もちろん飲まなかったが。

こういう臨機応変、実はどんどん規則で禁止されている。寂しい世の中だと思う…

あとがき

今回も、丁寧に作られており、良いドラマでした。

演出担当が本作初担当の伊野部陽平氏でしたが、これまでとの違和感もなく。むしろ、王道のカット割りや演技指導が気持ち良かったです。

ホント、今からでも、こっちを朝ドラにしません?


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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