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17才の帝国〔全5回〕 (第4話・2022/5/28) 感想

17才の帝国

NHK・土曜ドラマ『17才の帝国』
公式リンク:WebsiteTwitter、Instagram

第4話〔全5回〕『理想の世界』の感想。
なお、本作は、2022年春に全話をクランクアップ(撮影終了)しているため、感想には要望などは基本的に書かずに、単純な感想のみとします。



真木(神尾楓珠)の幼なじみの少女・ユキの死は、7年前にあった鷲田(柄本明)への政治献金疑惑に関連していた。鷲田は真木の復讐を恐れ、真木と手を切るよう平(星野源)に指示する。平は真木を裏切るべきか、「ウーア」を守るべきかの決断を迫られる。一方、サチ(山田杏奈)は、真木がユキの写真や日記を大切に保存し、心の支えにしていることを知り、激しく動揺する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:吉田玲子(過去作/サトラレ、帰ってきた時効警察、モザイコ100)
脚本協力:鈴木貴昭(過去作/ハイスクール・フリート、マブラヴ オリタネイティヴ)
演出:西村武五郎(過去作/あまちゃん、リモートドラマ・Living、きれいのくに) 第1,2
   桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃ、おかえりモネ) 第3,4
音楽:坂東祐大(過去作/美食探偵 明智五郎、大豆田とわ子と三人の元夫)
   Tomggg(とむぐぐぐ)(過去作/音楽ゲームアプリ"DEEMO2"、オンゲキ)
   前久保諒(過去作/Dragon Night / SEKAI NO OWARI編曲)
   網守将平(過去作/NHK Etレ「ムジカ・ピッコリーノ」(シーズン10)楽曲提供)
主題歌坂東祐大 feat. 塩塚モエカ(羊文学)「声よ」
プロデューサー:佐野亜裕美(カルテット、大豆田とわ子と三人の元夫)

僭越ながら…
一個人の意見です
ほかの様々な意見も取り入れてください

ソロンは総理一人の健康管理もできないくらいの能力なの?

第4話を見終えて、感想を投稿するか本気で迷ってしまった。でも、せっかく見たし、迷うのも馬鹿馬鹿しいので投稿してみる…

AIがウーアを統治すると意気込んでいる割には、その総理一人の健康管理もできないくらいの能力では、市民は不安しかないと思うのだが(苦笑)

結局、自分たちのやりたい政治をやっているだけ…

それにしても、序盤からグズグズだ。

今作にまともな政治感覚を持ち込んでも無駄なのは、前回までで学習済みだが。

例えば、AIが市民に提示している様々数字。性善説に基づいて、あの数字は統計的に正確な保証はない。もちろん、AIが嘘の数字を市民に発表しても良いのだ。

だから、序盤の商店街の再開発の抗議活動の住民たちへの “説明” だって、偽装した数字を見せて、納得させても良いのだ。

そういうのが、ある意味での政治主導。

でも、百歩譲って、総理もAIも “性善説” なら、マスコミやメディアと使って「反対しているのは、ごく一部の人たちだ」と、“誘導” すれば良いだけのこと。

それなのに、あの総理の “説明” は私が抗議する側の立場だったら、《総理の圧力》であり、《総理のパフォーマンス》にしか見えない。

そう、AIやソロンの有用性を宣伝しているに過ぎないから、全く説得力がないのだ。

これ、表面的には、少数意見にも耳を傾ける民主主義のようだが…

実は、政府側に都合の悪い人たちの反対意見を抑え込んで、自分たちのやりたい政治をやっているだけで、民主主義ではないような…

"案"の実現のために政府が個人の土地に手をつけるのは…?

更に困ったこと。政府が進める(勧める) “開発案” を実現させるために、政府が勝手に個人の財産に介入したこと。

もはや、政府が自国民の土地に手をつけるなんて、ほぼ戦時体制と同じ。流石に、未来を描くドラマで、時代錯誤のような。

これが意図的に「歴史は繰り返す」を描いているなら、描き方が間違っている。

むしろ、冒頭で描かれたように、賛成派と反対派が、「51:49」と拮抗している時こそ、両者の言い分を平等に聞くべきでは? そのために、AIを効率よく活用すべきでは?

だって、ほぼ半分の人が幸福になると同時に、ほぼ半数が不幸になるのだから。流石に、民主主義を歪んで捉えすぎている。

今作が描いている民主主義が、プロパガンダ的に歪んで…

これ、政治の部分を描けば描くほど、滅茶苦茶になっている。

正直、このドラマが描こうとしている民主主義自体が、プロパガンダ的に歪んでいるため、今回で一気に興ざめしてしまった。

まあ、あとは最終回だけだから、見てはみるが…

あとがき

もっと、普通に、日本を何とかしたいと切望する17歳の青年が、一人でも市民を幸福にしたいと、AIや仲間を活用しながら、既得権鋭気にしがみつく人たちと闘って、市民たちが認める総理になっていく… だけで良かったと思います。

期待した作品だけに、残念。おっと、まだ終わっていませんが…


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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