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マイファミリー (第7話・2022/5/22) 感想

マイファミリー

TBSテレビ系・日曜劇場『マイファミリー』
公式リンク:WebsiteTwitter、Instagram

第7話『愛しき人の裏切り!? 犯人は、お前なのか』の感想。



誘拐事件の犯人は、温人(二宮和也)の会社の社員・鈴間(藤間爽子)だった。意識を取り戻した温人は、急いで鈴間の身辺を調べつつ、共犯者の存在を疑う。実咲(凛美)の安全のため、警察に届け出ることができない中、ある人物に疑いの目が向けられる。三輪(賀来賢人)や東堂(濱田岳)も温人の家に集まって事件の真相を探るが、そんな彼らを警察がひそかにマークしていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:黒岩勉(過去作/グランメゾン東京、アンサング・シンデレラ、危険なビーナス、TOKYO MER)
演出:平野俊一(過去作/インハンド、TOKYO MER、日本沈没-希望のひと-) 第1,2,3,7
   田中健太(過去作/半沢直樹、小さな巨人、陸王、下町ロケット、DCU) 第6
   宮崎陽平(過去作/下町ロケット、半沢直樹2020、日本沈没2021、DCU) 第4
   富田和成(過去作/弱くても勝てます(演出補)、バイプレーヤーズ(演出補)、隕石家族) 第5
音楽:大間々昂(過去作/地味にスゴイ!校閲ガール、お金の切れ目が゙恋の始まり、ファイトソング)
主題歌:Uru「それを愛と呼ぶなら」



「考察系ドラマ」としては、良く出来ていると思うが…

前回の感想にも書いた通り。

「なぜ、何度も同じ展開を繰り返すのかの理由を知りたい」のと、既に犯人は誰でも良いが「一連の出来事の真相を知りたい」の二点への興味だけが視聴継続に繋がっている。そして、更にこう続けた。

今作は犯人らしき人物を登場させたところで「実は、私も脅されて…」と “屁理屈” をつければ、無尽蔵に容疑者をつくり出すことができる。

その上、良く見ればわかるが。今作が、これまで描いて来たのは、誘拐事件そのものと、犯人に振り回される登場人物だけ。また、登場人物が多いわりには、真犯人に結びつくような “情報” も提供されていない。

従って、「考察系ドラマ」としては、良く出来ていると言わざるを得ない。

私が「考察系ドラマ」を好きでない理由…

私個人としては、考察や伏線回収を目的でドラマを見るような人の大好物である「考察系ドラマ」は、好みではない。

その理由は簡単で。ドラマの構成が、素人の視聴者が個々が発信者になって満足感を得やすい “SNS” で話題にしやすく、制作陣がその人たちを煽りやすいようにつくっているから。

そして、一般的なメディアでも話題に挙げやすくつくっているから。

だから、最終回まで視聴意欲をそがないように、とにかく、引っ張って引っ張って、煽って煽りまくる。その繰り返しだ。

従って、「考察好きな人たち」は、騙されているのを知っていようがいなかろうが、「見ている=楽しめる」のだ。

逆に、私のような「考察好きでない人たち」や、私のようにすべてが TBSの作戦だと納得している人なら、煽られることは煽られないと思う。

その分、冷静に、ただただ「まだ引っ張るの!?」と強く感じて、飽きて来ていると思うが…

「まだ引っ張るの!?」さえ除外すれば意外と楽しめている

但し、「まだ引っ張るの!?」さえ除外すれば、意外と楽しめている。だって、こうして毎回、感想を投稿しているのが、その証だ。

その楽しめている理由は、「考察系ドラマ」にありがちな、ドラマ以外の部分(例えば、ネットニュースや SNSなど)で、やたらと煽らずに、ドラマの作品の中で、引っ張って、煽って、続きを見せようとの努力を感じるから。

もちろん、素人が、誘拐事件を何度も警察に頼らず、自分で解決しようとすることには違和感を覚えるが。

ただ、そこを否定してしまうのは、今作を根底から否定することになるから、見て見ないことにしている。

後出しの新設定や謎が増えて、話が広がり過ぎのような…

こんな視点で今回を見ると、流石に “残りの話数” が限られてきて、煽るにも、引っ張るにも、ちょっぴり限界が見えて来たような。

いくら登場人物が多いとはいえ、真犯人に仕立てるには既に登場した人物の中に創作するのは難しいのか、どんどん後出しジャンケン的に新設定や謎が増えて、話が広がり過ぎのような。

まあ、「考察系ドラマ」が大好物な視聴者に支えられるドラマ制作が商業的に成功するのだから、やむを得ないか…

あとがき

私が、(第1話の感想に書いた通り)身代金誘拐事件の被害者家族の知り合いだから、誘拐事件に人一倍神経質になっているのだと思いますが。誘拐事件は、警察に通報した方が良いと思います…

また、今作って、誘拐事件は最初の一つだけを引っ張った方が好印象だったような。それと、いいかげん「考察系ドラマ」は、なくなって欲しい… おっと、見なけりゃいいんだ!(苦笑)


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★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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