俺の可愛いはもうすぐ消費期限!? (第6話・2022/5/21) 感想

テレビ朝日系・オシドラサタデー『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』
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第6話の感想。
和泉(芳根京子)に好きだと伝えた康介(山田涼介)だが、職場の和泉は何事もなかったかのように素っ気ない。和泉の気持ちが知りたい康介は、自らの‘可愛い’が終わる前に最後のデートに誘おうと思い立つ。そんな中、鏑木(迫田孝也)が一ノ瀬(大橋和也)と和泉をペアにし、自分は康介とペアに戻ると言い出す。鏑木をなんとかなだめた康介は、デートプランをあれこれ考え…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:田辺茂範(過去作/参道高校合唱部!、トクサツガガガ、インハンド、オーマイボス)
演出:新城毅彦(過去作/ステップファザー・ステップ、僕たちがやりました) 第1,2.6話
中前勇児(過去作/天皇の料理番、義母と娘のブルース) 第3,4話
飛田一樹 (過去作/僕とシッポと神楽坂:監督補) 第5話
音楽:井筒昭雄(過去作/妖怪シェアハウス1,2、民王、99.9、トクサツガガガ、病室で念仏を唱えないでください)
主題歌:Hey! Say! JUMP「恋をするんだ」
あれっ!? 主人公の"可愛い"の"賞味期限"が殆ど意味がない?
これまでは、“可愛い” への依存体質の主人公が “可愛い” に賞味期限があることに恐怖を覚えながらも、“大人の初恋” を描きつつ、お仕事ドラマとしても面白かった部分を評価してきたが。
今回は、もはや主人公の “可愛い” の “賞味期限” など殆ど意味のない、ただの恋バナになった今作。お仕事ドラマの部分も、取って付けたようで…
強引に、和泉が「かわいすぎて…」に繋げられても困る…
それでなくても、これまで康介(山田涼介)と和泉(芳根京子)を “恋仲” にするために、あれこれ騒動を盛り込んで第5話まで引っ張ってきた。
そのおかげで、描かなくていけない康介と和泉の心理描写が雑になっていたのだ。それなのに、前回のキスときっかけにして一気に話を進めちゃった。
折り返し地点として遅いのは承知だが、それでも、ここまで “可愛い” の “賞味期限” が関係なく、強引に和泉が「かわいすぎて…」に繋げられても、ドラマとして一貫性に乏し過ぎる…
あとがき
せめて、もう少し和泉の魅力をわかりやすく描いたら、急に舵を切った今回の展開も少しは納得できたのに…
演出が、今作のメイン監督の新城毅彦さんに戻ったことで、山田涼介さんのコメディセンスと切ない雰囲気を上手く引き出せたので、ギリギリ本作らしさはキープしたとは思いますが… ここまで “恋バナ” にするなら、もっと恋に堕ちる二人の心理描写に時間を割いて欲しいです…
そして、残りが何話か知りませんが、巻き返して欲しいです!
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