‘共感力’を高めて相手の心理を読む方法→当ブログを読んでコメントを書くこと!
まえがき
読者の皆さん、3年ぶりに緊急事態宣言などの行動制限がない中で迎えた大型連休を如何お過ごしでしょうか? そんな休日の今日、わざわざ当ブログを読みに来て下さった読者さんに表題通り “プチ朗報” をお伝えしようと思います。
「面白い」「つまらない」という単純な感想で終わらせない
先日の4月20日に、ブログ開設から約14年で 3,000万アクセスを達成させて頂きまして、『【感謝!】ありがとうございます。遂に、3,000万アクセス達成致しました! ※感謝状の贈呈あります。 』を投稿させて頂きました。
それをきっかけに、当ブログの主な記事で行っている、ドラマや映画、本の感想を、「面白い」「つまらない」という単純な感想ではなく、“ディレクターの目線” という「つくり手側」や「演出家の立場」で作品を掘り下げることは、何かのためになっているのかを考えてみました。
読者さんという"第三者"に正しく伝えようとすることの意味
因みに、私自身は、「備忘録」の意味は当然ありますが、「自分が作者だったら?」との視点や、「こうすれば、もっと良くなるのに…」との視点で作品を捉えて、そのことを読者さんという第三者に正しく伝えようとすることが、仕事上のプレゼン術や、日常のコミュニケーション術にも応用できるのではないかと思い、続けています。
しかし、その効果は自分自身では分かり難いもので。そんな時に、下記のYouTubeの動画に出会いました。
動画「共感力を高める方法」に登場する"感想"に関わる部分
この投稿には、「共感力を高める方法」が語られています。全容については、著作権があるので詳細をここで書くのは避けますが。私の今回の投稿に関係する部分だけ抽出しますと、以下のことが挙げられます。
●「共感力を高める方法」は “アウトプット力を高める” と “文章力を高める” こと
●映画、テレビドラマ、本の感想を文章で書くのが、簡単で効果的
●登場人物がいて、人と人の交流が描かれて、愛情や恋愛や親子の情、対決や葛藤や憎しみなどの、人間の感情が生々しく描かれる作品を見たり読んだりして、人間の感情を理解し、相手の感情を理解し共感することを鍛える
●ただ、見たり、読んだりしても意味がない
●映画なら、30分くらいは語れるほど、内容まで見ないと意味がない
●共感は、第三者の感情を理解すること
●作品に触れて、それをどう思うかも大事だが、共感力を高めるには、登場人物がどう考えているかを考えることが大切
●更に、同じ作品を見たり読んだりした人がどう考えているかを考えることも、作品をアウトプットすることに繋がる
●アウトプットはネットなどに投稿すると良い。第三者に読まれることを意識することで、緊張するから真剣になる。だから、トレーニングとして良い
●読み手の感情を考えることに繋がるし、その反応も知ることができる
●更に、ありきたりな感想でなく、登場人物の心理的な課題や問いを見出して、自問自答するのも効果的
ざっと、こんなことが述べられています。
感想を投稿することが「共感力を高める方法」になっている
当ブログの感想投稿では、登場人物たちの心理分析は当然のこと、キャストやスタッフ、中でも演出家と脚本家の心理や立場についても掘り下げています。そして、多くの読者さんが私の感想を真剣に読んで下さり、共感のコメントを投稿してくださったり、独自の分析を投稿してくださったりしています。
それらの全てが、椛澤氏によれば「共感力を高める方法」になっているというわけです。
「ストック型コンテンツ」は、投稿者と読者の関係が明確
一般的な解釈を書きます。Twitterの投稿のように、時間と共にタイムラインが流れてしまう「フロー型コンテンツ」は、上記のような投稿者と読者さんの関係がまず築き難いですよね。ある意味で、全ての人たちが情報の発信者で受信者ですから。それと、時間が経つにつれて情報が古くなるので、時間を遡って議論がし難いです。
しかし、ブログのように、時間経過と共に情報が蓄積されていく「ストック型コンテンツ」は、投稿者と読者の関係が明確です。「管理人」なんて言い方もありくらいです。また、いつでも、過去の記事に容易にアクセスできるため、映画やドラマや本の感想については古臭くなりにくいという特性もありますね。
ブログを使って情報発信するとともに共感力も高めていこう
最近は、Instagramもブログのように活用されたり、ハッシュタグ検索で過去の投稿にもアクセスしやすくなっていたりします。また、最近人気のnoteや、YouTubeも「ストック型コンテンツ」ですね。ただ、「(音声読み上げブラウザを含めて)文字でのやり取り」の意味では、ブログの優位性がまだ際立っているように思います。
というわけで、しばらくは、このブログを使って、情報発信するとともに、共感力も高めていこうと思います。
アウトプットすることは"良いこと" ばかりではない!
YouTubeチャンネルの「高須幹弥高須クリニック」の医師・高須幹弥氏によりますと。
因みに、アウトプットすることは “良いこと” ばかりではなく、特に愚痴や嫌なことをアウトプット(喋ったり、文章にしたり、ネットに投稿したり)すると、書いた本人の記憶に、その良くないことが定着してしまうそう。従って、アウトプットする時は、前向きなことを書くようにすると良いです… とのことです。
あとがき
感想を投稿している私の心理的&文章力的なメリットがあるとは思っていました。しかし、感想を読んでコメントを投稿する読者さんにも同様の効果があるとは思いませんでした。これかも引き続き、本音で、本気で、思ったことを率直に分かり易く、お伝えしようと思います。
今回紹介した動画の投稿者である精神科医・樺沢紫苑さんの著書をご紹介します。今回の投稿で紹介したアウトプットに関わることが、相対的に書かれており、勉強になる本です。大型連休にじっくり読まれるのも良いと思います。
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