明日、私は誰かのカノジョ (第3話・2022/4/26 TBS 25:28) 感想

MBS制作&TBS系・ドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
第3話の感想。
なお、原作の漫画・をのひなお『明日、私は誰かのカノジョ』は、既刊9巻(2021年12月17日現在)を既読。
友達なのに隠し事をされたと思ったリナ(横田真悠)は、雪(吉川愛)に不信感を抱き距離を置くように。一方、雪はリナのパパ活相手・飯田(神尾佑)から関係を持つよう誘われるがきっぱりと断る。孤独を深めるリナは雄大(井上想良)にすがり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・をのひなお『明日、私は誰かのカノジョ』
脚本:三浦希紗(過去作/死役所、あのコの夢を見たんです。、彼女はキレイだった) 第1,3話
川原杏奈(過去作/映画「向こうの家」、ドラマL「それでも愛を誓いますか?」) 第2話
イ・ナウォン(過去作/ソーシャルドラマYouTube「惑星サザーランドへようこそ』
)
演出:酒井麻衣(過去作/死役所、38歳バツイチ独身女がマッチングを~、美しい彼) 第1,2,3話
近藤幸子(過去作/泣くな研修医※助監督)
菅原正登(過去作/マジで航海してます。(1)※演出助手)
音楽:フジモトヨシタカ(過去作/こえ恋、美しい彼)
オープニング主題歌:Amber's「Desire -欲情本能-」
エンディング主題歌:DUSTCELL「足りない」
制作プロダクション:MMJ(過去作/家政夫のミタゾノ、言霊荘、オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ)
しっかりと「続きが見たくなる」ように作り込まれている…
第3話を見て、改めて思ったのは、脚本は第2話担当の川原杏奈氏よりも、第1話と今回を担当した三浦希紗氏の方が良いってこと。
原作のストーリーの流れを意識して、それを各話30分の連ドラにキッチリと落とし込んでいるのが、三浦氏。一方で、一話完結風なのが川原氏。だから、三浦氏の脚本の方が、単純に「続きが見たくなる」ように作り込まれている。演出もそうなっているし。だから、次週の彩(宇垣美里)が気になる。
まあ、「人物単位で章立て」の構成の原作だから、連ドラ化は難しいのは間違いない。だからこそ、脚本家さんに頑張って欲しい…
リナの心情や人格、雪の生き方や孤独さも、丁寧に描かれた
この第3話があって良かった。今回で、寂しさを紛らわすためにパパ活などにハマったり、お金で割り切っているつもりなのに客に感情移入してしまったりするリナの弱い一面が、丁寧に描かれた。やはり、前回だけでは、リナの心情や人格を描くには、導入部として物足りなかったから。
そして、主人公の雪(吉川愛)の顔のあざを隠しながら、幼少期のトラウマと生きる孤独さも、リアルに描かれた。やはり、この「脚本家×演出家」のコンビの放送回の方が見応えがあった…
あとがき
今期の連ドラでは、浮世離れしたようなお花畑チックな恋バナやお仕事ドラマの感想は書いていません。実はその理由の一つが、今作の放送を知っていたからなんですよね。原作既読なので、今作を見たら、逆に胸キュン&キラキラな世界がファンタジーを超えて、冷静に見ちゃうだろうなって。その選択は間違っていなかったようです。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16782/
【これまでの感想】
第1話第2話
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