正直不動産〔全10回〕 (第3話・2022/4/19) 感想

NHK総合・ドラマ10『正直不動産』
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第3話〔全10回〕『信じられるパートナーとは』の感想。
なお、原作となった漫画:漫画・大谷アキラ(漫画) 夏原武(原案) 水野光博(脚本)「正直不動産」は、既刊14巻(2022年3月現在)を既読。
また、本作は、2022年3月下旬に全話をクランクアップ(撮影終了)しているため、感想には要望などは基本的に書かずに、単純な感想のみとします。
永瀬(山下智久)から、3年前に物件を購入した夫婦が来店。永瀬の勧めでペアローンを組み高額マンションを買ったが、離婚が決まり、ローン返済をめぐり大揉(も)めとなる。一方、月下(福原遥)は、初めての店舗賃貸を登坂社長(草刈正雄)から任される。第二の人生に駄菓子屋をやりたいと願う老夫婦と出会うが、高い家賃を下げたいと物件オーナーに直談判に挑む…が、相手は、地元で一目置かれる通称・マダム(大地真央)だった
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・大谷アキラ(漫画) 夏原武(原案) 水野光博(脚本)「正直不動産」
脚本:根本ノンジ(過去作/監察医 朝顔1,2、相棒シリーズ、フルーツ宅配便、ハコヅメ)
演出:川村泰祐(過去作/闇金ウシジマくんシリーズ、ドS刑事、屋根裏の恋人) 第1,2回
金澤友也(過去作/ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~) 第3回
野田健太(過去作/ギルティ~この恋は罪ですか?~)
音楽:佐橋俊彦(過去作/ちりとてちん、テミスの剣、集団左遷!!、行列の女神)
主題歌:小田和正「so far so good」
※原作は、既刊14巻(2022年3月現在)を既読だが “ネタバレ” 無し。
日曜日から「誘拐」「遺産」「恋バナ」「婚活」と来て…
日曜日が「誘拐」で、月曜日が「遺産」と「恋バナ」で、火曜日は「婚活」と「不動産」で。まさか、「不動産」がダントツに面白いドラマになるとは!
"裏と表"がある主人公の永瀬が、登場人物として魅力的!
まあ、原作が秀逸だと言うのがあるにしても、更に放送前の事情を加味した大変な編集を考えても、本当に良く出来ている。
まず、第一に、メインで動く、“裏と表” がある主人公の永瀬(山下智久)が登場人物として魅力的だ。そして、今回では、月下(福原遥)の魅力も増した。更に、その2人を取り巻く永瀬のライバル・桐山(市原隼人)や登坂社長(草刈正雄)らの脇役キャラの明確さも見逃せないし。
漫画チックなキャラが生きているキャラとして存在している
一見、漫画チックなデフォルメされた設定なのだが、俳優陣が巧みな演技でしっかりと “生きているキャラ” として存在している。だから、劇中のエピソードや不動産ネタにリアリティーが出て来る。それで、こちらも “明日は我が身” って感じで感情移入出来ると思う。
人間ドラマとしても、感動ドラマとしても良く出来ている
今回なんて、ちゃ~んと “不動産あるある” を盛り込みながら、「結婚&離婚」を軸にした人間ドラマになっており、ちょっぴり感動もできる仕上がりになった。やはり、これくらい(CMが無いと言うメリットもあるが)45分間に “ドラマ” が凝縮されると、益々応援したくなるし、期待も高まる…
あとがき
ペアローン、思い出しますねえ。私たち夫婦も、20代で結婚して新築マンションを購入する時、ローンをどうするか問題になりましたから。私たち夫婦の場合は、私が独立した直後で、銀行からそっぽを向かれちゃいましたけど(苦笑)
その後は(ここは妻が読む可能性があるので強調します)妻の “仏のような広い心” と “アスリート並みの忍耐力” で離婚せずに、ローンも完済! えっ?「そこに愛はあるんか?」ですって? ありますとも!
次回は「事故物件」の話。これも良いんですよね。おっと、ネタバレ厳禁で…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16758/
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