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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全112回〕 (第101回・2022/3/24) 感想

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」

NHK総合・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第101回〔全112回〕第21週『1994-2001』の感想。

 
 

 本作は、2022年2月26日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。


すみれ(安達祐実)の離婚を知り、ひなた(川栄李奈)が胸騒ぎを覚えているその頃、蕎麦屋「うちいり」を訪れた一恵(三浦透子)は、酔ったすみれをやさしく介抱する榊原(平埜生成)の姿を目撃します。ショックを隠せず、涙ながらに「大月」へ駆け込む一恵。後を追ってやってきた榊原が必死に事の経緯を説明しても、一恵は耳を貸そうとせず…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


母と向き合うことを決心したるい(深津絵里)が雉真家に帰って来ると、懐かしい歌が聞こえてきます。見ると、カムカム英語のテキストを手にしたひなた(川栄李奈)の姿が。表紙に書かれた「Yasuko」という名について尋ねられたるいは、母・安子(上白石萌音)との思い出を初めてひなたに話します。次の日、一人で「Dippermouth Blues」に向かった錠一郎(オダギリジョー)は、ある人物と待ち合わせを…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9,13,17,20
   橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7,15,16,21
   泉並敬眞(過去作/まんぷく、スカーレット、六畳間のピアノマン) 第11
   深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
   松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ) 第10,12,19
   二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6,14
   石川慎一郎(過去作/オーディオドラマ「極楽プリズン」、閻魔堂沙羅の推理奇譚) 第18
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
     櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略



るいと錠一郎が渡米したことは、大して重要なことではないらしい…

先日の感想で、今作の現状は、これまで宙ぶらりんで放置していた案件の “続き” を描いているだけ… で、「伏線の回収」でも何でもないと書いた。だから、今回で描かれたことの殆どについて新規に違和感や謎が増えたと言うことは無い。

なにせ、冒頭に引用した「Yahoo!テレビ」のあらすじを読めばわかる通り、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)が渡米したことなど、今回の15分間では重要なことでは無いのだから。

次の4つは全部"後出しジャンケン"の理由の苦しい後付け…

だから、今朝の投稿『3/24のWeb拍手へ:「カムカムエヴリバディ(第100回・3/23)」について』にも書いたように、<「省略すべきでない所を省略し過ぎただけ」で、省略して良い部分は無かった。でも、「描く必要のない部分」はたくさんあった>と書いたのだ。

今回を見たって次の4つの項目は全部 “後出しジャンケン” の理由の後付けだ。

 ●るいとジョーは、アメリカのシアトルに行っていた
 ●なぜなら、安子がシアトルにいることを事前に知っていたから
 ●るいとジョーは、安子捜しと同時に、仕事のためにも渡米していた
 ●ジョーは、長年、稽古場でピアノの練習をしていた

こんなの、前回までに事前に視聴者に提示しておけば良いことばかりだ。そう、脚本上のエピソードを描く順番が間違っているから、違和感だけでなく、作品そのものへの不信感や疑念が増大するのだ。これは、明らかに脚本の失敗。こんなのを続けているから、いつまで経っても、話が前進しているように見えないのだ。

だって、話が行ったり来たりして、視聴者がその都度、脳内で結果と理由の順番を入れ替えないと、先に進まないからだ。その上、ほとんど興味関心のない脇役のカップルのプロポーズなんて描かれても… とも思うし。

とにかく、「安子編」の “続き” が見たい私にとっては、前回と今回ほど “肩透かし” を食らったのは、残り約2週間の今、落胆しかない…

登場人物の居場所と、カット割りが、かなり最適化された!

さて、愚痴は、これ位にして。今回は少し褒めたいと思う。それは、今作のメイン監督である安達もじり氏の演出だ。まあ、正直言って、今週の前半の演出は “がっかり” の連続だったのは否めない。しかし、今回は、ちょっと違っていた。それは、登場人物の居場所と、(カメラのアングルを含めた)カット割りが、かなり最適化されていたことだ。

エピソードの内容と舞台の場所が最適化されたのだが…

前回の感想で書いた通り、前回では、ひなた(川栄李奈)が一恵(三浦透子)の相談に乗る場所が “2階” の「ひなたの部屋」であることに違和感を覚える… と書いた。しかし、今回は、 ちゃぶ台のある “1階” の居間が舞台だった。

因みに、その後の、すみれ(安達祐実)を負ぶった榊原(平埜生成)がやって来て会話するのが、ちゃぶ台の居間と、店内から居間へ続く「土間?」のような場所。間取りが正確に分からないから「土間」としておくが。

その後、変える間際のすみれとひなたの会話は、店の前(屋外)。そして、るいとトミー(早乙女太一)は店内から土間だ。これの何が “最適化” と言うのか?

例えば、今回の12分過ぎの3分間はいつも通り単調な演出で

「思い出して欲しい」とお願いしても、「覚えていないよ」と言われてしまうから、例えを出そう。例えば、今回の12分過ぎの3分間だけを思い出して欲しい。

「ひなたの部屋」のシーンは、いつも通りに、カメラは部屋の “全景” を撮るような “引きの画” だ。そして、ひなたの “顔のアップ” との切り替えばかりで単調な編集だ。今度は、映画村のシーン。こっちは登場人物が多いから… を理由に、これまた “全景” を撮るような “引きの画” ばかり。ひなたのアップの控えめだから単調だ。

エピソードを描く場所次第で、映り込む要素が変わって来る

しかし、今回の前半は違う。ちゃぶ台のある居間を中心にした画面構成であっても、奥の土間や店内が見えている。アバンタイトルでは、ひなたが居間から台所へ移動して、更に画面に奥行き感があった。また、トミーがやってきたシーンでは、チラッと赤いラジカセが映った。

そう、そのエピソードを描く場所次第で、映り込む要素が変わって来るから、同じエピソードでも舞台が変わると印象も変わって来るのだ。具体的に言えば、居間や土間、台所、店内、店先が舞台になると、今作にとって必要な要素、そう、ドラマにとっての《テーマ》に隣接した(とても近い) “要素” が自然と映り込んで目に入って来るのだ。

音声も、意外と工夫が施されていた

因みに、副音声を聴くと分かるが。副音声でも「家の中」とか「外」とか解説していると同時に、お茶をすする音や、遠くから「ごめんくだだい」と言う榊原の声や、ひなたがサンダル? を履く音などが適切に強調されているから、視覚に障害がある人でも、それなりに舞台の違いや奥行き感は伝わる工夫が施されていた。

また、良く見るとリップシンク(台詞を喋る唇の動きと、台詞の音声がシンクロ[一致]すること)していなないのが分かるが、おんぶされている女優すみれの台詞は聞き取り易いように “アテレコ(台詞を別録音して編集で足すこと)” されている。

理由は、安達祐実さんの台詞の言い回しが聞き取り難かったのか、胸が押しつぶされている体制で台詞を喋ったために声が籠ってしまったのか定かでないが、明らかにアテレコされて、聞き取り易くなっている。

要素が詰め込まれたシーンだと演出が凝れない… と言うジレンマがあったのか?

これらのことを総合的に鑑みると。やはり、今回のように、エピソードを描く舞台を適切な場所にすることで、「家族」「家庭」「和菓子」「ラジオ」「英語」などの、ドラマにとって《テーマ》に隣接した “要素” が、たくさん入って来る。そして、そのことで、ドラマの印象が大きく変わって来るのだ。

きっと、今作は登場人物が多く、前述の《テーマ》に隣接した “要素” も多いし、話の進む速度が速い。だから、全体的な “間” も少ない。だから、無駄と思われるシーンは尺が余るから演出も凝る時間があるが。要素が詰め込まれたシーンだと演出が凝れない… と言うジレンマがあったのかも…

見ていて面白い、楽しい、心に残る… シーンや場面は、共通して内容と舞台の最適化されている

その意味でも、私が大いに評価をして止まない「安子編」では、きちんと内容と舞台の最適化が行われていた。それを言うなら、「るい編」の海辺も、それに合致する。また、「大月家」「大月屋」と「竹村家」「竹村クリーニング店」の物理的な構造や間取りを敢えて似せて作っているのも意図的だろう。

やはり、見ていて面白い、楽しい、心に残る… シーンや場面は、共通して内容と舞台の最適化されているのだ。その意味では、今回で「最適化が見えたこと」は、<暗雲に射す一光>だと期待したいところだ。

あとがき

結局、各シーンの舞台の最適化や、カメラのアングル一つで、だいぶ全体の印象が変わると言うことです。とは言え、決して安心できる状態ではありませんが。それでも、折角、毎朝観ているのですから、少しは希望をもって最終回まで見届けたいので、今回の感想は、前向きな内容にしました。

それにしても、まさかの月曜日の感想に書いた「映画『メジャーリーグ』の日本人キャスト捜しに米国のスタッフが映画村にやって来て…」的な展開になるとは! プロの脚本家なら素人が思いつくような展開は止めて欲しかったです…

明るくなぁれ、楽しくなぁれ…(Be cheerful, be joyful...)


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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