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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全112回〕 (第100回・2022/3/23) 感想

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」

NHK総合・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第100回〔全112回〕第21週『1994-2001』の感想。

 
 

 本作は、2022年2月26日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。


衰退する一方の時代劇を救うため、英語の勉強を続けるひなた(川栄李奈)。時が経ち、ついにノストラダムスが地球滅亡を予言した年が到来します。回転焼きにライバルが出現しても、上司の榊原(平埜生成)から時代劇界を揺るがすビッグニュースを聞いても、これが恐怖の大王なのかと疑うひなた。そんなある日、親友の一恵(三浦透子)が浮かない表情で「大月」を訪ねてきて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


母と向き合うことを決心したるい(深津絵里)が雉真家に帰って来ると、懐かしい歌が聞こえてきます。見ると、カムカム英語のテキストを手にしたひなた(川栄李奈)の姿が。表紙に書かれた「Yasuko」という名について尋ねられたるいは、母・安子(上白石萌音)との思い出を初めてひなたに話します。次の日、一人で「Dippermouth Blues」に向かった錠一郎(オダギリジョー)は、ある人物と待ち合わせを…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9,13,17,20
   橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7,15,16,21
   泉並敬眞(過去作/まんぷく、スカーレット、六畳間のピアノマン) 第11
   深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
   松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ) 第10,12,19
   二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6,14
   石川慎一郎(過去作/オーディオドラマ「極楽プリズン」、閻魔堂沙羅の推理奇譚) 第18
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
     櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略



最も鼻について気になった「ひなたの英語」について一言

さあて、今回の感想、一体どこから手を付けて良いのやら…。では、まず、最も鼻について気になったことから。

それは、ひなた(川栄李奈)の英語だ。あらすじにあるように「衰退する一方の時代劇を救うため、英語の勉強を続けるひなた」も、英語を話す川栄李奈さんの両方を強調したいと言う意図があると思うが。

気になっているのは、「英語の内容」だ。まあ、好意的に解釈すれば「日記風」とも受け取れるが、英語の発音が話し言葉になっていないため、如何せん「語り、ナレーション」と大差ない感じになってしまっているのだ。

もちろん、昨今の語り担当の城田優さんへの “大人の事情” が影響しているのだろう。だから、早急に英語監修と話し合って、台詞に書き換えた。まあ、長丁場の朝ドラの撮影だけに何が起こるか分からないから、ここは武士の情けで、上手く誤魔化していると評価しておくか…

今回も、「安子編」からの"伏線の回収"とは言い難い内容

さて、お次は… と。そう、既に先日、私が投稿した『【脚本プチ講座 第2弾】伏線と回収とは?「ご都合主義」や「予定調和」になる理由を解説!』を読んで下さった読者さんなら、今回の “あれこれ” が「安子編」から脈々と続いて来た「伏線の回収」で無いことは十分わかって頂けていると思う。

敢えて言うなら「宙ぶらりんに放置して来た案件の “続き” を漸く書き始めた」と言う感じだろうか。しかし、脚本家も演出家も「伏線の回収」をしている “つもり” の可能性がある。

"伏線の回収"だとしても、決定的な間違いがある

もしも、そうだとして。致命的な失敗がある。それは【脚本プチ講座 第2弾】で書いた、『両方の伏線に使える"修正の仕方"を伝授します』に書いた “修正” を完全に無視していることだ。

そう、お察しの通り、回収が唐突に感じたら、伏線を回収した時に、《解説のナレーション》 を入れたり、《伏線を張ったシーンを回想シーンとして再提示》する方法をやっていないのだ。簡単に言えば、《解説のナレーション》 が足りないってこと。

もはや、ひなたの英語の “ナレーションもどき” でも不足しているのだ。だから、唐突な展開に対して納得し難いのだ。

再び英語学習を始めるきっかけが、曖昧過ぎるのも良くない

例えば、英語や英会話について。確かに、前述のあらすじにもあったように、“最初の” 英語学習のきっかけは時代劇や映画村のためだったと思う。

しかし、この件については、一度挫折して、数年経過した。そして、再び学習意欲が湧いてくるのは、つい先日の岡山でNHKラジオ英語講座「カムカム英語」の講師・平川(さだまさし)の幻と出会った一件と、母るい(深津絵里)の言動の変化がきっかけとして描かれていた。

そう、再び英語学習を始めるきっかけに、時代劇も映画村も入っているようには強調されて映像にはなっていないのだ。

いや、描かれていないから、何とでも解釈できる。例えば、渡米を決意した母のために英語を学んだ… とか、母と一緒に祖母をさがすために英語をもう一度勉強する気になった… とか。ねっ? やはり、ここでも宙ぶらりんにしているのだ。だから、《解説のナレーション》 が足りないってこと。

なぜ「ひなたが今さら回転焼き?」と言う素朴な疑問が…

このことは、回転焼きにも通じる。

先日、母親の “おまじない” と、そのエピソードを聞いて、興味関心を抱いたように漫然と描かれたが。先日の感想にも書いた通り、母は30年間も黙々と続けて来たのだ。いや、あれだけの大声で毎朝30年間も “おまじない” と “英会話レッスン” をやっていたら、いくら早起きをしない主人公ひなただとしても気付いて然るべきだと思うが。

でも、「気付かなかった」と描いているのだから「気付かなかった」のだ。だとすると、なぜ「今さら?」と言う素朴な疑問が湧いて来る。もちろん、ここも好意的な解釈をすれば、両親がアメリカ旅行に行くから、店番をするために… と考えることは出来る。しかし、やはり、これは相当に好意的解釈であって、妥当な解釈とは言えない。

なぜなら、ひなたは自分自身の仕事を持っているのだし。夫婦で渡米し、更に夫のプロのピアニストのレッスン料まで賄えるのだから、実家の経済状態もひっ迫していないのは明らかだから、数年間なら話は別だが、それこそ1~2か月くらいは店を閉めても平気と考える方が妥当だと思う。

だから、ひなたが回転焼きと店に興味を抱くようになった、明確な《解説のナレーション》 が足りないってこと。

ひなたが一恵を"自分の部屋"に招くのは、雑だと思うが…

これに拍車を掛けているのが、演出の応用性の無さ。

今回で、親友の一恵(三浦透子)が浮かない表情で「大月屋」を訪ねて来る場面があった。映像では、何の違和感もなく、ひなたが一恵自分の部屋へ招いて話をしているように描いていたが、果たして正しいのか? はい、普通のドラマなら間違っていない。

しかし、今作なら、一恵を店内の席に招いて、ひなたが回転焼きを焼きながら、話を聞いた方が良かったのではないかと思うのだ。まあ、ぎりぎりの許容範囲が、居間のちゃぶ台で… だ。

なぜなら、場所が「店内」なら、“あんこ” や “和菓子” から「母子三世代」に繋がるし、「居間」なら “家庭” や “団欒” から「母子三世代」に繋げる連想が容易に出来るから。この思考回路で言えば「自分の部屋」は “友だち関係” は描けるが、“あんこ” や “家庭” は連想できないから、今作のテーマから外れてしまう。

だから、「店内」と「居間」は “アリ” でも、「自分の部屋」は脚本としても演出としても選択肢して “無し” なのだ。まあ、これはナレーション不足と言うより、描写の辻褄合わせが雑だと言うことだが。

「恐怖の大魔王」も「ひなたが映画村で話す英会話」も雑…

まあ、そこをツッコミ始めたら、「恐怖の大魔王」だって、「ひなたが映画村で話す英会話」も同じこと。

「恐怖の大魔王」なんて、とっくに終わった案件だし。「ひなたが映画村で話す英会話」も、「モモケン VS 伴虚無蔵」と「脇役との恋バナ」に尺を割き過ぎ、重心を置き過ぎて、肝心の “ひなたの時代劇愛や映画村への思い入れ” が無残にも蔑ろにされた。

ホント、雑過ぎる。でも、この現状を称賛し、擁護し、楽しんでいる人がいるのだから、私は幸せな毎朝を迎えられて、ちょっぴり嫉妬してしまうが…(苦笑)

あとがき(その1)

当ブログの読者さんには “音楽好き” の方が多くて(嬉) それで、前回のジョーがトランペットからピアノへ楽器を転向して、レッスンを受けたらすぐにでも売れっ子トランぺッターのトミーのバンドへ加入… 見たい流れに、当然の如く “怒り” の声が届きました。

それなのに、今回の冒頭で、ジョーは渡米。だ・か・ら。ピアノのレッスンをしなさい! って。あの小さな赤いピアノが「Midi鍵盤」でDTMで密かにバックトラックを打ち込みで録音していた… なんて無いでしょ!? だって、まだ、「Windows95」ですら発売前の時代設定なのですから…(泣)

あとがき(その2)

それにしても、「安子編」の頃、特に最初の1か月間は、脚本家の “省略の巧さ” に於けるドラマの展開の速さと、速さに負けない内容の濃さに感動の毎日でしたが。最後の1か月間になったら、まさかの “省略の雑さ” で連ドラとして “繋がり” が破綻し、その上に納得いかないことばかりが毎朝続くとは思いませんでした。

もう、「その時代あるある」とか止めて、しっかりと “家族” を描いて欲しいです。男女がくっついたり離れたり、これのどこが「ファミリーストーリー」なのかって、思ってしまいました…

もう、「その時代あるある」とか止めて、しっかりと “家族” を描いて欲しいです。男女がくっついたり離れたり、これのどこが「ファミリーストーリー」なのかって、思ってしまいました…

あとがき(その3)

と言うわけで、今回の感想は、今作が “まだ名作の予感” が漂っていた頃のダイジェスト版の映像のリンクを貼っておきます。良かったら、見直してみて下さい。もう第100回ですが、残りの “12回” に少しは希望を見出せますので…(涙)


明るくなぁれ、楽しくなぁれ…(Be cheerful, be joyful...)


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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