よるドラ「恋せぬふたり」〔全8回〕 (第8話/最終回・2022/3/21) 感想

NHK総合・よるドラ『恋せぬふたり』
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第8話/最終回の感想。
もっと自由に生きて欲しいと遥(菊池亜希子)から今の家を出て地方で野菜を育てる仕事を提案された高橋(高橋一生)。高橋が即座にそれを断ったことに対し咲子(岸井ゆきの)はモヤモヤしていた。みのり(北香那)の見舞いに訪れた咲子は母さくら(西田尚美)と再会する。さくらに背中を押された咲子は、高橋とこれからの生活について話し合う。祖母の家を守りたい、一人には戻りたくないと言う高橋に、咲子はある提案をする…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋するイヴ、花のち晴れ~花男 Next Season~、Heaven?~ご苦楽レストラン~)
演出:野口雄大(過去作/朝ドラ「エール」) 第2,5,最終話
押田友太(過去作/まいご。、うつ病九段、朝ドラ「おかえりモネ) 第1,4,7話
土井祥平(過去作/真田丸、半分、青い。、ドリーム・チーム) 第3,6話
音楽:阿部海太郎(過去作/令和元年版 怪談 牡丹燈籠 Beauty&Fear、スローな武士にしてくれ~京都 撮影所ラプソディー~)
主題歌:CHAI 「まるごと」
言葉で縛られたくなくても、言葉で通じ合うと言う"矛盾と答え"の面白さ
どんな結末、まあ “ハッピーエンド” になることは想像できたが。まさか、別居で “恋せぬふたり” の延長戦を続けるとは思わなかった。
言葉に縛られるのが嫌だと言いつつ、「カッコ仮」と言う言葉で、登場人物の考え方や置かれた立場、目指す生き方みたいな麦僊とした概念を、意外と分かり易く描いたのは、なかなか工夫されたドラマだったと思う。そして、言葉で縛られたくなくても、言葉で通じ合うと言う根本的な矛盾と回答が、この挑戦的な「ラブのないラブコメ」らしさだったように思う。
あとがき
かなり、挑戦的で、見る人を選ぶ作品でしたが、この放送枠らしさがふんだんに盛り込まれて、満足度は高かったです。もちろん、結末については賛否両論あると思いますが、それを含めて今作の制作意図だと思いますし。
それにしても、大人向けに挑戦する「よるドラ」枠の最終作品となってしまいましたね、4月からは、この「30分枠」を15分ずつに分けて、前半の15分が「月~木」の帯ドラマ、後半の15分間はバラエティー番組。特に、月~木の連ドラは挑戦的なのは認めますが、敢えて新設の「夜ドラ」枠にしなくても…
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【これまでの感想】
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