相棒 season20 (第19話/最終回スペシャル前篇・2022/3/16) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season20』
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第19話/最終回スペシャル前篇『冠城亘最後の事件―仇敵』の感想。
国家公安委員長の鑓鞍(柄本明)を襲撃した京(本宮泰風)が出所。王隠堂家書生の京は、同家長男・鷹児(青戸昭憲)が8年前の衆院選で落選し、後に無念の死を遂げたことで鑓鞍を恨み、獄中で再襲撃を宣言していた。総選挙を控え、王隠堂家当主・鷹春(勝野洋)も動き出す中、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は事件を未然に防ごうと京に接触。すると亘に関する‘怪文書’が警視庁内に出回り…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:輿水泰弘/演出:橋本一(敬称略)
良くも悪くも "安定感" しか感じなかったが(苦笑)
これを言っては元も子もないが。それでも、「season20」も見てくれば、前後編になった時は後編だけ見れば済むことも、話が広がり過ぎた時に限って既視感が増すことも、話を複雑に見せようとあがけばあがくほど面白くないことも、よ~く分かっているから、今回の『最終回スペシャル・前篇』を見ても、良くも悪くも “安定感” しか感じなかったが(苦笑)
20分過ぎに全容は粗方提示し終えているのだから…
とにかく、序盤から時間軸をいじくっては、回想やらを繰り返して複雑に見せたところで。結局は、鑓鞍兵衛(柄本明)が出てくれば、因縁の相手である「尼僧 妙春 (片山雛子)」(木村佳乃)と社美彌子(仲間由紀恵)が出て来て、自然と冠城(反町隆史)に話が繋がるのは見え見えなのだから、さっさと進めれば良いものを。
その上、20分過ぎに冠城の元上司・日下部(榎木孝明)が登場した時点で、事件と言うか全容は粗方提示し終えているのだから、その後は、単なる盛り込み過ぎってだけ…
前半の20分間と後半の50分過ぎを直結したら良かったのに…
その上、困ったことに、ほぼ全容の提示が終わってからの約30分間の、例の冠城のゴシップネタやら、京匡平(本宮泰風)関連のあれこれが描かれたが、20分までに描かれたことと関係があるのか無いのか分からないように、グダグダと。
更に、物語としても、30分過ぎても、時間軸をいじくるから余計に進んでいるの進んでいないのかも分かり辛くて。流石に、イライラしてしまった。これ、単純に序盤の全容提示した20分間と、後半の50分過ぎの冠城のゴシップネタのバラマキ事件を直結したら良かったと思うが…
最初からもっと単純に冠城を中心に物語を動かした方が…
とにかく、今回が『相棒』初見と言う珍客以外、この2回で冠城渉が退場するのは明々白々なのだから、最初からもっと単純に冠城を中心に物語を動かした方が得策だったのでは?
それこそ、ゴシップネタを中心にして、スキャンダルから事件捜査へ繋げた方が賢明だったような。だって、終盤はそう言う展開にするように誘導していたし。やはり、前後編でスペシャルとなると、ハズレが多いジンクスは強いってことか…
あとがき
これ、前回の <起きていない事件を捜査している> と同じネタですよね(笑) 折角の冠城の退場スペシャルなのですから、もっと内容を精査したら良かったのに。とにかく、後篇は、しっかりとまとめて来て欲しいです。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16662/
【これまでの感想】
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