DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~〔全9話〕 (第8話・2022/3/13) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~』
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第8話〔全9話〕『最終回前?隊長の命の危機! 温泉極秘捜査 涙の親子愛!』の感想。
成合(吉川晃司)の訪問先が判明し、新名(阿部寛)は真子(市川実日子)との新婚旅行を装って、先に現地入りしていた西野(高橋光臣)と合流。現地のホテル支配人・戸塚(田辺誠一)が東都重工で瀬能(横浜流星)の父・陽一(西尾浩行)の助手だったと知る。研究データの横流しについて尋ねる新名に、動揺を隠せない戸塚。同じ頃、瀬能は陽一の鍵が何かを調べるため、実家を探っていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:青柳祐美子(過去作/連続テレビ小説「こころ」) 第1,2,3,4,5,6,7,8話
小谷暢亮(過去作/闇の法執行人) 第1,2,3,4,5,6,7,8話
谷口純一郎(過去作/半沢直樹2020) 第1,5話
小澤俊介(過去職/ヤメ検の女シリーズ) 第2,6,7,8話
脚本協力:宮本勇人(過去作/高嶺のハナさん) 第1,2,3,4,5,6,7,8話
演出:田中健太(過去作/半沢直樹、小さな巨人、陸王、下町ロケット) 第1,2,5,8話
青山貴洋(過去作/下町ロケット2、インハンド、グランメゾン東京、天国と地獄) 第3,4,6話
宮崎陽平(過去作/下町ロケット、陸王、ブラックペアン、半沢直樹2020、日本沈没2021) 第7話
音楽:木村秀彬(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、グランメゾン東京、オー!マイ・ボス!、ドラゴン桜2)
主題歌:Lizabet「Another Day Goes By」
共同制作:シェット・インターナショナル(本拠地:イスラエル)
ファセット4メディア(カナダのテレビ番組制作・配給・出資会社)
『西部警察』→『テルマエ・ロマエ』→『火サス』へ…(笑)
冒頭から、昭和の刑事ドラマ『西部警察』を彷彿させるような、有名リゾートホテルとのこれ見よがしのタイアップで始まって。いくら、スポンサーが『水と生きる SUNTORY』だからって、流石にリゾートホテルの大浴場に DCU が水没したり潜ったりって… あそこでは映画『テルマエ・ロマエ』を思い出してしまった。
そして今度は… と思ったら、あとは、『火サス』風の安っぽい展開のまま終了(おっと。『火サス』は『火サス』の面白さがあります!)。殺人未遂もお咎め無しで。それに安定の、ゲストがその回の真犯人設定も、流石に毎回だと飽きて来てしまった。
「成合を追っている」だけでも良いから、せめて面白く見せて欲しい
いや、飽きてきた本当の理由は、そこではない。結局、全体の展開が、DCU が、成合(吉川晃司)を追っているだけだから。それなら、引っ張る必要が無いわけで。
いや、どうしても “大人の事情” で〔全9話〕まで引き伸ばしたいなら、せめて、面白さを感じるように引っ張って欲しい。そんな簡単なことさえ、毎回、3~4人の脚本家が集まっても出来ていないとは呆れてしまう。
これ、「水中事件・事故に立ち向かうウォーターミステリー」の最終回は、子ども用のビニールプールで潜水したりして…(苦笑)
あとがき
「水中事件・事故に立ち向かうウォーターミステリー」と謡っている割に、海に潜るシーンが少な過ぎません? それに、台詞では「国際テロ組織ブラックバタフライ」を連呼していますが、映像的には、成合を探しているだけにしか見えていませんし。とにかく、最終回まで “船頭多くして船山に上る” をやるのでしょうか…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16651/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
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