ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ (第9話・2022/3/3) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
第9話『スクープ禁止令』の感想。
下馬(野村周平)が会議で、人気作家の草川(渡辺佑太朗)と女性の親密な写真を提示した。そこに、書籍編集部部長の井伏(津田寛治)が部下と共に乗り込んできて、草川の記事は出すなと要求。拒絶した凛々子(黒木華)らは軟禁されてしまう。一方、凛々子らを隠し撮りした写真と脅迫状が届いた。笹目(寛一郎)は1枚の写真の背景に、草川の熱愛相手が写り込んでいることに気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:関えり香(過去作/後妻業、結婚相手は抽選で、ストロベリーナイト・サーガ) 第1,5話
橋本夏(過去作/守護霊の田中さん[ラジオドラマ]、テレビドラマ初脚本) 第2,4,6,8話
青塚美穂(過去作/ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子、じゃない方の彼女) 第3,7,9話
演出:石川淳一(過去作/リーガル・ハイ、海月姫、絶対零度4、レンアイ漫画家) 第1,2,6話
木村真人(過去作/絶対零度4、知ってるワイフ、推しの王子様) 第3,4,7,9話
木下高男(過去作/警視庁いきもの係、、M 愛すべき人がいて彼女はキレイった) 第5話
淵上正人(過去作/HOPE~期待ゼロの新入社員~、妄想彼女、レンアイ漫画家) 第8話
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔シリーズ、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、恋です!ヤンキー君と白杖ガール)
主題歌:キタニタツヤ「冷たい渦」、「プラネテス」
ベタなネタだが、今作らしく仕上げて来た
ゴシップネタとしては、何一つ新鮮味は無いし、むしろベタ過ぎて、先が丸見えなのだが。それでも、ネットニュースの裏側を描くドラマとしては、デジタルとアナログが共存する “今どきの出版社” を舞台に、今作らしく仕上げて来たと言う感じだ。
凛々子と井伏の絡ませ方が秀逸。凛々子の不得手なネタと言うのも悪くない
中でも、凛々子(黒木華)と書籍編集部部長の井伏(津田寛治)の絡ませ方が絶妙だった。それに、序盤の恋バナを上手く中盤から結末へ引っ張って、凛々子の不得手な “恋愛ゴシップ” をチーム全体で解決したのも、いい感じだった。
最終章へのフラグを立て過ぎて雰囲気がやや壊れたのが残念
ただ、少々気になったのは、最終章への “あからさまなフラグ” を立て過ぎて、全体の雰囲気がやや壊れてしまったこと。まあ、実際に最終章に向かっているのだろうが、執行役員の仁和(安藤政信)のくだりや、恋バナの入れ方など、もう少し工夫しても良かったのでは?
あとがき
第9話になって、やっとカタチになって来たかなぁって感じですね。もう少し早く、今くらいのまとまりを見せていれば、視聴率も違ったでしょうに。とは言え、何とか最終章に向けて “いい感じ” になって来たので、ホッとしました。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16618/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
- 関連記事
-
- 妻、小学生になる。 (第7話・2022/3/4) 感想 (2022/03/05)
- 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全112回〕 (第87回・2022/3/4) 感想 (2022/03/04)
- ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ (第9話・2022/3/3) 感想 (2022/03/04)
- 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全112回〕 (第86回・2022/3/3) 感想 (2022/03/03)
- 相棒 season20 (第17話・2022/3/2) 感想 (2022/03/03)